車社会で恐怖を感じることランキング
後を絶たない飲酒運転による死傷事故に関するニュースを見聞きし、飲酒運転の危険性を再認識する人は多いだろう。
ソニー損害保険が月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女に対して実施した「全国カーライフ実態調査」によると、車社会で恐怖を感じること1位は「飲酒運転による事故」。昨年4位から大幅に上昇している。
「あおり運転による事故」は昨年の1位から2位に順位を下げたが、割合については、昨年の調査結果と比較すると、2020年56.0%から2021年62.4%と上昇した。
19.車社会で過ごすなかで、最近恐怖を感じること
また全回答者1,000名に、あおり運転の対策として効果があると思うものを聞いたところ、1位は「ドライブレコーダーを設置する」(73.9%)。
悪質・危険な運転行為の抑止にドライブレコーダーの設置が効果的だと考えているドライバーは多いようだ。2位以降では、「車間距離を広く取る」(53.7%)、「無理な割り込みをしない」(45.1%)、「余裕のある車線変更を行う」(39.7%)、「頻繁に追い越しをしない」(33.8%)が続いた。
20.あおり運転の対策として効果があると思うもの
次に、安全運転を支援する機能や装置の搭載状況を聞いた。
21.安全運転を支援する機能や装置を主に運転している車に付けているか、付けていない場合は付けたいか
昨年の調査結果と比較すると、【自動ブレーキ】の搭載率は5.3ポイントの上昇(2020年26.1%から2021年31.4%)、【ドライブレコーダー】の搭載率は11.1ポイントの大幅上昇(2020年31.9%から2021年43.0%)となった。
22.「自動ブレーキ」の搭載率/「ドライブレコーダー」の搭載率【2012年~2021年:経年比較】
続いて、ドライブレコーダー選びについて質問した。
自分が運転する車にドライブレコーダーを付けている方430名に、ドライブレコーダーを選ぶ際に重視した点を聞いたところ、1位は「価格」(45.8%)だった。
23.ドライブレコーダーを選ぶ際に重視した点
また、主に運転している車に付いているドライブレコーダーの価格を聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(17.4%)や「20,000円~30,000円未満」(16.0%)に回答が集まり、平均(「覚えていない・わからない」と回答した方を除く)は23,088円。
ドライブレコーダーを選ぶ際に価格を重視する方197名の回答をみると、「10,000円~20,000円未満」(21.8%)に多くの回答が集まり、平均は20,172円だった。
24.主に運転している車に付いているドライブレコーダーの価格
調査概要
調査タイトル :2021年 全国カーライフ実態調査
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
自家用車を所有し月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女
(10代・20代、30代、40代、50代、男女各125名)
調査期間 :2021年7月5日~7月8日
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
実施機関 :ネットエイジア
調査協力会社 :ネットエイジア
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/
構成/ino.