自然とパソコンを使う時間が長くなる在宅ワーク。目の疲れや、長時間同じ姿勢でいることによる体の疲れも出てきやすい。そのため、自分なりのリフレッシュ方法を見つけているリモートワーカーも多いだろうが、具体的にどんな方法を実践しているのだろうか?
今回、つなぐマーケティングが運営するフリーランス情報メディア「フリーランスガイド」は、週3日以上在宅ワークをしている会社員とフリーランス500人を対象に、「在宅ワーク中に気分をリフレッシュさせる方法」についてアンケート調査を実施した。詳細は以下の通り。
在宅ワーク中のリフレッシュ方法で一番回答が多かったのは「散歩する」
週3日以上在宅ワークをしている方に「在宅ワーク中に気分をリフレッシュさせる方法を1つ教えてください(自由記入)」と質問し、その回答を集計した。
一番回答数が多かったリフレッシュ方法は、「散歩する」だった。2位以下には、「好きな飲み物を飲む」「ストレッチをする」「仮眠をとる」「おやつを食べる」がランクイン。
1~5位まで回答した人のコメントを紹介していく。
■1位「散歩する」と回答した人のコメント
・外に出ます。雨が降っていたら車で、とにかく家以外の空気を吸いに行きます。散歩やドライブがてら寄るのは、人の多い大型スーパーやトレーナーのいるジムではなく、やりとりが最小限のコンビニ。15分くらいの外出ですが外の空気に当たると頭がすっきりして、考えがまとまったりアイデアが降ってくることが多いです。(30代女性、フリーランス)
・時間に余裕がある時などでしたら間違い無く外出します。天気の良い日でしたらベストですが、たとえ天候が悪くても一旦席を外して簡単な散歩など、体を動かす事で随分とリフレッシュ出来ます。(40代男性、会社員)
・昼休みには、天気が良ければ外にでて少し家の近所を散歩するようにしています。天気が悪い場合には部屋の中でストレッチをするなどして、椅子に座りっぱなしでいることを回避しています。(30代男性、会社員)
・散歩をします。私の場合は、住んでいる場所が海に近いので浜辺や港をよく散歩しています。自然を直接感じられるのでリフレッシュするには最高です。(50代男性、フリーランス)
■2位「好きな飲み物を飲む」と回答した人のコメント
・コーヒー豆を何種類か買い置きしておき、その日の気分でブレンドして豆から挽いて淹れる。(40代男性、フリーランス)
・切り替えする事は、はじめにコーヒーを豆から挽きます香りを楽しみます。(50代女性、会社員)
・コーヒー豆を挽いて、ドリップコーヒーを楽しむ。一連の作業でリフレッシュ。(30代男性、会社員)
・冷たい水にミントを入れて飲んで気分をリフレッシュしています。(40代女性、フリーランス)
・深呼吸(4秒吸って、10秒以上かけて吐く)してから氷水を飲む。(40代男性、会社員)
・砂糖たっぷりの甘いコーヒーを飲むことです。(30代女性、会社員)
■3位「ストレッチをする」と回答した人のコメント
・背筋を伸ばしたり、頭をマッサージして頭の血行がよくなるようにイメージしています。(40代女性、フリーランス)
・同じ姿勢でいると血流が滞るので、首をまわしたり立ち上がったりします。こうすることで頭もしゃきっとします。(30代女性、フリーランス)
・約30分ストレッチをします。凝り固まった体をほぐしてリフレッシュでき最高の状態で仕事に臨めます。(50代男性、フリーランス)
・気分転換するために、机から離れて「ストレッチ」をしています。頭もスッキリするので良いです。(30代男性、会社員)
・短時間でできるストレッチやヨガを動画を見ながらいっしょにやっている。(30代男性、会社員)
■4位「仮眠をとる」と回答した人のコメント
・昼休憩時10分仮眠をとる。10分だけだがスッキリする。(20代男性、会社員)
・気分転換によく仮眠をとりますが、本当に寝なくてもかなりスッキリします。(50代男性、会社員)
・30分程度、睡眠時間をとり目と脳の疲れを癒しています。(40代男性、会社員)
・仮眠ではなくてもタイマーをかけて横になる時間をつくる。(30代男性、フリーランス)
・20分ホットアイマスクをしながら仮眠をとる。(20代男性、会社員)
■5位「おやつを食べる」と回答した人のコメント
・3時くらいになると、おやつタイムです。小さいチョコ菓子とコーヒーを一緒に取ります。この時に、食べたかったお菓子や好きなものを用意しておくと、それまでの仕事のモチベーションに繋がります。ここでも、15分ほど休憩したら、仕事に戻ります。だらだら、何か食べながら仕事をしたりはしません。(20代女性、会社員)
・ちょっと良いお菓子を小皿に入れ替えて気分を上げています。(30代女性、フリーランス)
・チョコレートが好きなのでチョコレートをキンキンに冷やして食べる事です。(40代女性、会社員)
・お取り寄せのスイーツを食べたり、海外の定番お土産を食べる。(20代女性、会社員)
・ちょっと良いお菓子を用意しておいて休憩のときに少しずつ食べる。(30代女性、フリーランス)
男性と女性のリフレッシュ方法の違いとは
以下は、男性と女性で分けた場合のランキング(1~10位)となっている。
男性と女性で1~10位までの内容に大きく変わりはないが、男性の8位に「シャワーを浴びる」、9位に「筋トレをする」がランクインし、女性の5位に「家事をする」、9位に「ペットと遊ぶ」、10位に「料理をする」がランクインした。
年代別では20代だけ異なる結果に
最後に、年代別のランキング(1~3位)をみていく。
30代・40代・50代の1位は「散歩する」だったのに対して、20代は1位「YouTubeをみる」、2位「音楽をきく」がランクインした。
以下、年代ごとのコメントを紹介していく。
■20代のコメント
・一日中YouTubeで作業用BGM(カフェ風)を流しているのですが、リラックスしたいときや集中したいときにはいつも聞いているものから別のBGMに切り替えるようにしています。音楽がジャズから別のものに代わったりすると気分を切り替えやすくて便利です。(女性、会社員)
・気分転換するときに心掛けていることは、「仕事と関係ないことをする」です。部屋の片付け、YouTube視聴などで気分転換することが多いです。(男性、会社員)
・15分~30分程度お昼寝をしてから作業しています。それでも眠かったりやる気がおきなった場合は軽く筋トレをしています。(女性、フリーランス)
■30代のコメント
・昼休みには、天気が良ければ外にでて少し家の近所を散歩するようにしています。天気が悪い場合には部屋の中でストレッチをするなどして、椅子に座りっぱなしでいることを回避しています。(男性、会社員)
・机を片付けます。始業時に机・イス・パソコンのキーボード・マウスを一通り掃除します。気持ちよく仕事を始めることができるのでオススメです。(男性、会社員)
・漫画を読む。スマホに入れているアプリで、家の中を歩き回りながら10分とか時間を決めて読むとリフレッシュされる。(女性、会社員)
■40代のコメント
・集中力が1時間ぐらいしか持たないので、1時間頑張った後に10分程度やりたい事をやって、また1時間頑張るのを繰り返すようにしています。また、気分が乗らない時は音楽やラジオを掛けて作業に取り組んでます。(男性、フリーランス)
・ずっと在宅で、コロナ禍で外食や惣菜も控えている為、週に2回の食料品買い出しが貴重な外出になっています。色々献立を考えながら買い物する中でデザートなど美味しいご褒美を買って食べるのが癒しです。(女性、フリーランス)
・シャワーを浴びます。リモートということもあり、緊張感が抜けてウトウトしてしまうので、気分転換もかねて冷たいシャワーを浴びます。会社ではできないことです。(男性、会社員)
・自宅にいるとどうしても仕事のことが頭の中から離れないので、このようなご時世ではあるが感染対策をしっかりしているカフェやレストランに行って食事をとる。(男性、フリーランス)
■50代のコメント
・リモートワークをする部屋と、食事やスマホをチェックする、遊び部屋を分けていて、仕事がひと段落したら、遊び部屋へ移動して、リラックスするようにしています。(女性、会社員)
・部屋の掃除です。家事は好きではありませんが、今となっては良い息抜きとなっています。(女性、フリーランス)
・仕事の合間にフィットネスバイクを漕いだり、筋トレをして気分転換をしています。(男性、会社員)
シャワーを浴びて、洋服を着替える。(男性、フリーランス)
アンケートの詳しい解説はコチラ
https://freelance-media.jp/questionnaire/post-192/
<調査概要>
調査対象:週3日以上在宅ワークの会社員(正社員)・フリーランス(専業)
対象外:主婦・学生・アルバイト・パート
調査人数:500人
調査日:2021年08月12日~2021年08月15日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
出典元:フリーランスガイド
構成/こじへい