LGエレクトロニクス・ジャパンは、テレビ製品の2021年モデルとして、8K有機ELテレビ「OLED Z1」シリーズと、8K液晶テレビ「NANO96」シリーズを8月下旬より順次発売する。
いずれも、従来の2Kに比べて16倍、4Kに比べても4倍になる、約3,317万画素の8K画質が楽しめる8Kテレビ。映像エンジンには人工知能を統合させた8K専用の「α9 Gen4 AI Processor 8K」を採用し、何百万もの映像ソースを学習したAIプロセッサーが画質と音質を最適化する。
また、2Kおよび4Kの映像を8K水準の画質へとアップスケーリングする機能も搭載。AIが映像を解析し、あらゆるノイズを徹底的に除去することで、クリアかつ鮮明な映像を提供する。
8K有機ELテレビ「OLED Z1」は、LGのプレミアムブランド「LG SIGNATURE」として、88インチの「OLED 88Z1PJA」と、77インチの「OLED 77Z1PJA」の2サイズを受注生産で展開。一つ一つの素子が個別に自発光することで“本物の黒”を再現でき、7,680×4,320の画素が描き出す大迫力の映像と高級感あるデザインが特長となる。予想実売価格は「OLED 88Z1PJA」が3,900,000円前後、「OLED 77Z1PJA」が2,800,000円前後。
↑「OLED 88Z1PJA」
↑「OLED 77Z1PJA」
8K液晶テレビ「NANO96」は、65インチの「65NANO96JPA」と55インチの「55NANO96JPA」を用意。1nmという極小粒子を超精密に敷きつめたLG独創の「NanoCell Display」を採用する。予想実売価格は「65NANO96JPA」が390,000円前後、「55NANO96JPA」が320,000円前後。
↑「65NANO96JPA」
構成/立原尚子