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設定は簡単!Googleが発売したスマートカメラとドアベルの使い方

2021.08.27

https://japan.googleblog.com/2021/08/nest-cameras-doorbell.html

米グーグルは8月初頭、初めて日本市場向けにスマートホーム製品「Google Nest Cam」「Google Nest Doorbell」を投入すると発表した。まだまだ認知度の低いスマートホーム製品だが、グーグルの新製品により私達の暮らしはどのように便利になるのだろうか。

スマートな通知が特徴のカメラ

https://japan.googleblog.com/2021/08/nest-cameras-doorbell.html

Google Nest Cam(バッテリー式)は屋内と屋外のどちらにも設置できる、スマートカメラだ。その特徴は、重要なイベントが発生した時にだけユーザーに通知を送る「スマート アラート」機能にある。

Google Nest Camは人や動物、車を検出すると、スマートフォンに通知を送る。ユーザーは24時間稼働のライブビュー機能や、アクティビティの動画履歴にて、カメラの前でなにが起きたのかを確認できる。検出範囲を限定する「アクティビティ エリア」や、認識すべき人物をユーザーが設定できる「認識済みの人物の検出(Google Nest Awareへの加入が必要)」などの機能も備えている。

他のGoogle Nest製品との連携も特徴だ。たとえばキッチンに設置したスマートディスプレイ「Nest Hub」から庭の様子を確認したり、ドアベルが鳴らされたときに通知を受け取ることができる。これらのGoogle Nestデバイスは、Google Homeアプリから一元的に管理できる。

荷物も検出できるドアベル

https://store.google.com/jp/product/nest_doorbell_battery

スマートドアベルのGoogle Nest Doorbellも本体にカメラを内蔵しており、スマート アラートなどの基本機能はGoogle Nest Camと同一だ。また、内蔵スピーカーとマイクを通じて訪問者と会話することもできる。さらにGoogle Nest Doorbellでは人や動物、車だけでなく、荷物も検出可能だ。

停電やWi-Fiのトラブルが起きた際には、Google Nest Cam(バッテリー式)とGoogle Nest Doorbell(バッテリー式)はローカルストレージに最大1時間のアクティビティの動画履歴(約1週間分のアクティビティに相当)が記録できる。またGoogle Nest CamではWi-Fi接続が途切れてもデバイス上に映像を記録し、接続が復旧した際にイベントをクラウドにアップロードする。

Google Nest Doorbellは、既存のドアホンの配線に接続することもできる。この場合は訪問者がドアホンのボタンを押すと、既存のチャイムと連携することになる。

オプションプランでさらに便利に

https://japan.googleblog.com/2021/08/nest-cameras-doorbell.html

Google Nest CamとGoogle Nest Doorbellは購入したままの状態でも、過去3時間のアクティビティの動画履歴や上記のスマート アラート、アクティビティ エリア、動画クリップの作成と共有が可能だ。

さらに月額630円(年額6,300円)のGoogle Nest Awareに加入することで、アクティビティの動画履歴が過去30日間に延長され、認識済み人物の検出機能が利用できるようになる。月額1,260円(年額1万2600円)のGoogle Nest Aware Plusなら、過去60日間のアクティビティの動画履歴、過去10日間の連続動画履歴が利用できる。

Google Nest Cam(バッテリー式)とGoogle Nest Doorbell(バッテリー式)の価格はどちらも2万3900円で、8月26日より販売を開始。またGoogle Nest Cam(屋内用/電源アダプター式)の価格は1万2300円で、数ヶ月以内に販売される。自宅にグーグル製のスマートスピーカーやスマートディスプレイを導入している場合、今回発売される両スマートホーム製品はより便利に使えることだろう。

文/塚本直樹

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