DIME MAGAZINE
楽天カード会員は今や2,000万人（※）を超え、2005年の7月に登場してから多くの方に愛用されているクレジットカードとなりました。
※2020年6月の楽天ニュース
クレジットカード人気ランキングやアンケートでも上位に入る楽天カードは、通常のレギュラーカードでも12種類のデザインがあり、さらに国際ブランドも4種類あることから、どれにしようかと悩んでしまうところです。
これだ！ と決めて申し込んだのに、後になって別のデザインが良かったなんてこともあれば、違う国際ブランドにすれば良かったなんてこともあります。
そんな楽天カードを愛してやまない方は、楽天カードを2枚持ってみてはどうでしょうか。
「でも、2枚持ちってどんなメリットがあるの？」と疑問に思うこともあるので、今回は楽天カードを2枚持つメリットについてまとめてみました。
楽天カードを2枚持ったときのメリットとなる5つの使い方
2枚持ちのメリットというだけでは伝わりにくいので、使い方を5つのシーンに分けて紹介していきます。
（1）別の国際ブランドを持ってみたい
楽天カードにはMastercard、VISA、JCB、アメリカン・エキスプレスの4種類の国際ブランドがあります。
コストコで利用したいからMastercardを選んだという方もいれば、奥様や恋人がディズニーランド好きでイベント招待を受けたい、nanacoチャージで使いたいとJCBにしたという方もいるでしょう。
1枚目の楽天カードはそういった使い道から国際ブランドを選びますが、2枚目の楽天カードは自分専用として1枚目とは別の好きな国際ブランドを選ぶことができます。
今までVISAしか使ったことがないという方も、初めての国際ブランドを持って使い心地を試せる良い機会になりえます。
4つの国際ブランドの特徴
・Mastercard
＜利用可能な店舗数＞
世界210カ国以上の4,400万カ所以上で利用できます。国内だけではなく海外でも使える場所が多いため、1枚あると安心できます。
＜サービス＞
・コストコで利用可能。
・日本国内向けのサービス「PRICELESS JAPAN」プログラムで、Jリーグや食べログなどの特典あり。
・世界中の主要都市で使える、優待・特典プログラム「プライスレスシティ(Priceless Cities)」。
・タッチ決済可能。
・VISA
＜利用可能な店舗数＞
世界200カ国と地域で約7,000万カ所の店舗にて利用できます。160種類の現地通貨にも対応しており、こちらも国内だけではなく海外でも使える場所が多いため、1枚あると安心できます。
＜サービス＞
・アジア、ヨーロッパをはじめハワイやグアムの有名ショッピングセンターでのお買い物やグルメなどでお得に使える優待特典が豊富。
・タッチ決済可能。
・JCB
＜利用可能な店舗数＞
日本発祥の国際ブランドなので、国内で使える場所が多くあります。ただ近年は海外でも利用加盟店を広げており、世界約3,000万店で利用可能。日本人がよく訪れる渡航先で使える安心感もあります。
＜サービス＞
・東京ディズニー・リゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの貸切イベント招待キャンペーンの実施。
・国内大型スポンサーとの協賛で、種類豊富なチケットの先行受付や割引などの特典も多い。
・日本人に人気のアジア地域やハワイ、バリ島などで日本語対応可能な窓口があり、海外旅行初心者でも安心して使える。
・アメリカン・エキスプレス
＜利用可能な店舗数＞
国内・海外での加盟店展開中。国内ではホテルやレストラン、公共料金、スーパーマーケット、ドラッグストア、ファストフードなどでも使えます。
＜サービス＞
・「アメリカン・エキスプレス・コネクト」では、アメリカン・エキスプレス・ブランドのカードを持っている方だけが利用できる優待特典を多数提供。
・ショッピングからエンターテイメントまで様々な場面で特典が充実。
・アジアの人気渡航先で利用可能な優待特典「LIVE THE WORLD」や世界中の加盟店網を活用したホテル、ダイニング、ショッピングなどの特典を提供。
（2）別のデザインを使いたい
一般的な楽天カードのほかに、楽天PINKカードやディズニーデザイン、FCバルセロナデザイン、楽天イーグルスデザインを選ぶことができます。メインはいつもの楽天カードでも、自分用は好きなデザインを利用するという使い分けもいいでしょう。
コレクションとして持つのもおすすめです。
（3）引落口座を分けて使いたい
例えば、現在使っている楽天カードは家族カードも発行していて、公共料金や日用品などを購入するときに使っているとします。自分の趣味で釣り竿やプラモデルなど欲しいものが出てきたとき、楽天カードで決済したいけれど同じ楽天カードでは生活費とお小遣いを分けるのが面倒です。そこで2枚目の楽天カードを自分用として口座も別にしておけば、お小遣いを銀行口座に入れて使うことが可能に。
楽天ポイントの会員番号はひとつにまとめられるので、家族用と自分用に楽天カードを分けてもポイントをひとつにまとめられるので分散するリスクはありません。
画像元/ https://www.rakuten-card.co.jp/add-card/
（4）リボ払いや分割払い用として使いたい
自分の趣味として購入したいものが高額な場合、毎月のお小遣いの中から5,000円ずつ支払いなら買えるのになぁ。と思ったときにも2枚持ちは便利です。
生活費はそのままで、自分用の楽天カードでリボ払いや分割を利用して商品を購入でき、利用明細書も別々なので家計簿をつける奥様の手を煩わせません。
（5）ETCカードの利用を分けたい
楽天カードは1枚に付き、1枚のETCカードを発行することができます。
家族とのレジャー用と地方に住む両親のところへ行く交通費や講習会などの勉強用の交通費と分けることができます。
ただし、2枚目の申込と同時申込はできないので、発行後にETCカードを追加発行することになります。
2枚目を申込む前にここをチェック
楽天カードが2枚欲しいと思っても持てないケースもあるため、申込前には下記のことをチェックしておきましょう。ちなみに2枚目の楽天カードの申込は楽天e-NAVIの申込フォームからすることができます。
■楽天カードの2枚目発行ができないケース
・楽天PINKカードの2枚持ち
・年会費有料の楽天カードの2枚持ち（楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードなど）
・楽天銀行カード（クレジットカード機能つきキャッシュカード）を持っている方
・楽天ANAマイレージクラブカードを持っている方
・楽天カードアカデミーを持っている方
■申込前に理解しておく2つのこと
（1）引落日は同じ
楽天カードは支払日を指定できるクレジットカードではありません。
そのため毎月末日締め、翌月27日（土日・祝日の場合は翌営業日）の支払いとなります。2枚目を持ったとしても引落日は同じなので理解しておきましょう。
（2）利用限度枠は共有
1枚目の楽天カードの利用限度額が50万円だった場合、2枚目の楽天カードの利用限度額は共有となります。1枚目で20万円を使っているときは、2枚目の楽天カードの利用限度額は30万円となります。合わせた利用限度額になることを理解しておきましょう。
楽天カードを家族用ではなく、自分用として持ちたい方に向いている
楽天カードの2枚持ちは生活費と自分の支払いを分けたい方に向いているほか、楽天カードをメインで使いたい方で国際ブランド分けて使いたい方、コレクションとしてモチベーションをあげたい方に向いています。
人前では通常の楽天カードを使い、ネットショッピングではFCバルセロナデザインを使うという方法もあれば、ディズニーデザインを持ってイベント招待を狙うという方法もあります。
2枚持ったとしても楽天ポイントはまとめて貯められるので、家族と自分用と分けてもポイントを貯めて行けるのも魅力でしょう。デザインや国際ブランドに悩んだときも、2枚目発行を上手に活用してみてください。
文／クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁
運営会社 株式会社バリューファースト
紙媒体の編集者を経て、フリーライターとして独立後WEBと紙媒体のライターに携わり、クレジットカード研究Labの編集責任者となる。情報の大切さを知るからこそ、信ぴょう性ある情報発信中。
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