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料理が苦手な人におすすめ!スマホを使って日立の過熱水蒸気オーブンレンジ「MRO-W1Z」で魚を焼いてみた

2021.08.22

日立から7月3日に発売された「ヘルシーシェフ MRO-W1Z」は、最高火力1000Wの大出力で多彩な料理が簡単に作れる過熱水蒸気オーブンレンジです。

連携したスマホからメニューを送信すれば、時間の設定などが自動で行われ、料理経験が少ない人でも超簡単に調理ができるとのこと。そこで今回は「MRO-W1Z」とスマホを連携し、料理はまだまだ勉強中の筆者でも使えるかチャレンジしてみました。

まずはチェック! 外観や内容物は?

最初にMRO-W1Zの外観や内容物を確認していきましょう。

MOR-W1Zの天面(キャビネット)とフロント部分。フロント部分上部には大きなドアハンドルがついており、下部には操作パネルが付いています。キャビネットはフラットな形状をしていますが、離隔距離10cm以上を取る必要があるため、物を上に置かないよう注意しましょう。

操作パネルの右側には「あたためスタート/決定ボタン」、「とりけしボタン」、「手動ボタン」、「簡単レンジボタン」が搭載されており、下には取り外し可能なつゆ受けカバーがあります。

操作パネル左側には「あたため解凍ボタン」、「料理ボタン」、「お手入れ設定ボタン」が採用されており、その下には取り外しができる給水タンクがあります。スチームを使った調理をする場合は、この給水タンクに水を入れます。

左右の側面もフラットな形状をしています。

背面下部にはアース線と電源コードがあり、中央部にはT字型の排気カバーを搭載。下部には吸気口、上部には排気口があるため利用する際はふきんなどで塞がないよう注意します。

ちなみに調理する際は側面と背面は壁や棚に密着させても大丈夫です。

同梱物は取り扱い説明書のほか、テーブルプレートが1枚、黒皿が2枚、焼き網が1つとなっています。

庫内は以下のとおりとなっています。

1:皿受棚/上段、中断、下段に黒皿を設置できます。
2:赤外線センサー/天井部に内蔵されており、食品の表面温度を計測して加熱を制御します。
3:スチーム噴出口・スチームボイラー/水を沸騰させるボイラーです。
4:庫内灯/予熱時は節電のため消灯します。
5:熱風ヒーター/熱風を吹き出します。
6:保護カバー/機械室を保護しています。
7:重量センサー/食材の重さを計測して最適な加熱時間に自動で調整します。

以上がMRO-W1Zの外観と内容物となります。

実際にスマホとMRO-W1Zを連携して調理してみた!

それでは実際にMRO-W1Zをスマホと連携して調理してみましょう。連携方法はいたってシンプルなので、取扱説明書を読みながら操作を進めれば、5分程度でペアリングできるはずです。実際、筆者が試してみたところ、わずか3分程度で連携することができました。

MRO-W1Zとスマホを連携するには、スマホに「日立 ヘルシーシェフアプリ」をインストールします。

ヘルシーシェフアプリではクックパッドやKAGOMEが提供している調理メニューが豊富に掲載されており、それらの調理手順などを確認できます。

冷蔵庫にある食材で検索すれば、おすすめの料理が複数表示されるので、お好みのメニューを選ぶことが可能。今回、筆者はアジの開きを調理してみることにしました。

メニューページを開くと、イメージ図のほか、加熱時間の目安や1回で作れる分量、使用する付属品のほか、カロリーと塩分も確認できます。

調理手順もわかりやすく掲載されているため、調理方法に迷う心配は少ないでしょう。ヘルシーシェフアプリに掲載されているとおり、給水タンクに水を入れて、焼き網にアジの開きをセットします。

庫内へテーブルプレートをセットし、その上にアジの開きを置いた焼き網を置きます。

食材をセッティングできたら、あとはスマホで「あじの開き」のメニュー画面を表示し、「送信」をタップ。メニューがMRO-W1Zに送信されます。

メニューが送信されるとMRO-W1Zのフロント下部にあるディスプレイに「あじの開き」と表示されます。あとは「スタートボタン」を押すだけで加熱が始まりました! 加熱時間はスマホで焼き加減を設定すれば、自動でMRO-W1Zが調整してくれます。

待つこと数十分後……筆者がMRO-W1Zが置いてあるキッチンとは別の部屋にて、スマホで動画を見ていると「調理完了」を伝える通知がヘルシーシェフアプリから届きました。

キッチンにいなくても調理の完了がわかるのも便利ポイントの1つでしょう。

庫内をチェックしてみると……

アジの開きがしっかり焼き上がっていました!

熱が届きにくい骨の奥までしっかり焼き上がっています。実際に食べてみると、ホクホクした身の感触が舌に伝わります。アジの塩分もしっかり感じることができ、白飯が欲しくなりました。

筆者は元々、干物を取り扱った居酒屋で働いた経験があり、炭火を使ってアジの開きを頻繁に焼いていました。MRO-W1Zで調理したアジの開きは、そんな炭火で焼いたアジの開きと比べても遜色ないうま味を感じることができます。

以上のようにMRO-W1Zと日立へルシーシェフアプリを組み合わせることにより、超簡単においしい調理を作ることができました。

ちなみに筆者はアジの開きに加えて焼きそばも作ってみましたが、野菜はシャキシャキで麺もベタつきが少なく、しっかりとしたコシのある印象。ホットプレートなどをわざわざ出す手間もいらないため、時短にも繋がりそうです。

【髙見沢’sジャッジメント】
使いやすいさ   ★★★★★
デザイン     ★★★★
機能       ★★★★★
コスパ      ★★★★
運転音      ★★★★

MRO-W1Z仕様

型式:MRO-W1Z
電源:交流100V、50-60Hz共有
消費電力(最高):1430W
サイズ:幅49.7×奥行44.2×高さ37.5cm
質量:約18kg
庫内容量:30L
電源コードの長さ:約1.4m
オープン価格:販売実勢価格 10万4000円

【参照】MRO-W1Z 

取材・文/髙見沢 洸

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