コロナ禍で新たな趣味を始めた人は2割
コロナ禍での自粛要請が続き、各種施設・イベントの開催中止や人数制限などが今もおこなわれている状況だ。そういった中止や制限、外出自粛などによって、趣味に変化があった人も多いだろう。
今回日本トレンドリサーチは、「コロナ禍の趣味」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開した。
コロナ禍の自粛期間で趣味は変わった?
まずは、この自粛期間に新しく始めた趣味の有無について聞いた。
自粛期間に始めた趣味が「ある」と回答したのは21.7%、549人だった。自粛期間による運動不足などを気にして『ヨガ』や『ウォーキング』などを始めた人が多くいた。
他には『お菓子作り』や子供のための『マスク作り』等、「おうち時間」が増えたことで創作意欲が湧いたという方、「もともと興味があったこと」をこの機会に始めようという人、YouTubeを見るだけでなく自分でもやってみようという人など、さまざまな理由の人がいた。
では、自粛期間で新しく始めた趣味は継続できているのか。
自粛期間で始めた趣味が「ある」という方に、その趣味がどれくらいの期間続いているか、を聞いた。
「継続している」という方が92.9%と最も多くなった。多くの方が自粛期間に始めた趣味を、今でも楽しめているようだ。
この質問では、「すぐにやめてしまった」という選択肢も用意していたが、回答はゼロだった。
自粛により出来なくなった趣味、94.3%が「変わらず興味がある」
続いて、反対にコロナ禍の自粛によりできなくなった趣味の有無について聞いた。
42.6%の方が「ある」と回答した。半数に近い人が、コロナ禍の自粛によってできなくなった趣味があるようだ。そんな「自粛によってできなくなった趣味がある」という方々に、その趣味への興味はまだあるかについて聞いた。
94.3%の方が、「興味はまだある」という結果に。今はできないけど、またできるようになったら楽しみたいと考えている方が多いようだ。
そもそもでかけなくなった方、運動などは外で行うとマスクが必要なため自宅で行うようにした方、旅行やライブなどはできない期間が長くなってしまったために興味を失ってしまった人など、さまざまな事情があって残念ながら興味を失ってしまった人はいるようだ。
「コロナ禍の趣味に関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年8月2日~8月4日
集計対象人数:2,528人
(https://trend-research.jp/9410/
構成/ino.