子どもたちが大好きな“はたらくクルマ”が主役。
2019年よりAmazon Prime Videoで独占配信中のAmazon Original『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』は、大人が一緒に観ても心温まる、愛らしい子ども向け教育アニメ。
原作は絵本作家のジム&ケイト・マクマラン夫妻。
各エピソード約20分、2話で構成されている。
あらすじ
車やバイクや船、ヘリコプターなどの乗り物が人格を持ち自由に動き回る街、ゴー・シティ。
ゴミ収集車スティンキーとショベルカーのダーティーは大の仲良し。いつも明るく元気いっぱい、好奇心旺盛な性格だ。
「固まってないコンクリートを踏んじゃった」
「道路を巨大な岩が塞いでる」
「運河の可動橋に貨物船がぶつかりそう」
「ヘリコプターが荷物を忘れて行っちゃった」
「消防車のサイレンが壊れた」
様々なトラブルが起こるが、ふたりでアイデアを出し合い、時には仲間の“はたらくクルマ”たちに協力してもらいながら解決していく。
見どころ
「四角いものは転がりにくいけど、丸いものは転がるよ」「こういう時はクレーン車に助けてもらおう」など、理科や社会科の知識も楽しみながら身に付くようになっている。
そして、大人が観てもけっこう勉強になることが多い。
ゴミ収集車やショベルカーなどは全国至るところで頻繁に見かけるお馴染みの車だが、たとえば港まで大型貨物船を引っ張るタグボートの役割については、海の近くで働いたり生活している人以外あまりよく知らない大人も多いのではないだろうか。
すっかり忘れてしまっていた子どもならではの視点や想像力も思い出し、刺激を受けるはず。
さらに、思いやりや感謝の心、そして沢山の失敗を重ねながらもチャレンジすることの大切さを教えてくれるシーンも多数。
純粋で健気なクルマたちが一生懸命に頑張る姿には、大人も子どもも励まされるだろう。
『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』
Amazon Prime Videoで独占配信中
(C) Amazon Studios
文/吉野潤子