国内外問わず多数のオーディオメーカーからイヤホンが販売されている昨今、極端に安い製品じゃなく自分の好みに合った製品を選ぼうと思ってもなかなか難しいのが現状でしょう。
そこで今回は、アンダー5000円で購入できるおすすめのイヤホンを有線/無線タイプそれぞれ紹介していきます。特にこれまで数百円のイヤホンをなんとなく使ってきた人は、5000円で劇的にリスニング体験が変わる可能性もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
5000円で買えるおすすめの有線イヤホンを紹介
まずは5000円以下で購入できるおすすめの有線イヤホンを紹介していきます。近年は多くの人が無線タイプのイヤホンを使用していますが、有線イヤホンは無線イヤホンと比べて音の遅延が少ないといったメリットもあります。
また、無線タイプのように逐一充電する必要がなく、使いたい時にサッと使えるのも有線イヤホンならではの特徴でしょう。長時間連続して使用したいといった人にもおすすめとなっています。
アンダー5000円のおすすめ有線イヤホン【final E3000】
最初に紹介するのは、finalの「E3000」という有線イヤホン。公式HPでの販売価格は5580円ですが、執筆時点(2021年8月中旬)ではAmazonで3717円となっています。
本製品は音響工学に加え心理学に基づいた音作りをしており、特定の帯域を強調することなくフラットに再生することで、全体的に高い解像度を実現しています。音の精細さはかなり優秀で、これまで聞こえてこなかった細かな楽器の音まで耳に届くでしょう。
イヤーピースは左右にスイングするように設計されており、耳の穴にフィットするようになっているので、優れた装着感が実感できるほか、音漏れの心配も少ないのが特徴です。
【参照】final E3000
アンダー5000円のおすすめ有線イヤホン【ZERO AUDIO CARBO BASSO】
ZERO AUDIOというオーディオブランドの有線イヤホン「CARBO BASSO」もおすすめの製品。オープン価格となっていますが、執筆時点でのAmazonでの販売価格は約3000円とかなり安価になっています。
安価な製品ながら、本体素材にはカーボンとアルミニウムを採用することで高級感も十分。ケーブルには伝送ロスが少ないとされている無酸素銅を使うなど、各所にこだわられています。
また、8.5mmのドライバーユニットを内蔵し、低音の厚みや中高音域の明瞭さなどが特徴。デザインから音質まで約3000円という低価格を感じさせない仕上がりのイヤホンです。
5000円で買えるおすすめの無線イヤホンを紹介
続いて、5000円以内で購入できるおすすめの無線イヤホンを紹介していきましょう。無線イヤホンは有線イヤホンと比較すると若干単価が高く、5000円以下となると製品数は減るのですが、近年は安価に購入できるモデルも続々と登場しています。
無線イヤホンの良さは、やはりコードのわずらわしさから解放される点に尽きるでしょう。通勤/通学時には電車内で他人に引っかかる心配もほぼなく、自宅内であればスマートフォンから離れた場所でも音楽を聴き続けられます。
アンダー5000円のおすすめ無線イヤホン【Anker Soundcore Life P2 Mini】
5000円以下の無線イヤホンとしてまず紹介したいのは、Ankerの「Soundcore Liberty Neo」という完全ワイヤレスタイプの製品。イヤホン本体は片耳わずか約4.4gと軽量、ケースも約47gしかないので持ち運びも快適な製品です。
無線イヤホンにとって重要なバッテリー性能は、イヤホン単体で最大8時間の連続再生、ケースを併用すれば最大32時間は使用できるので外出中の電池切れといった心配はあまりいらないでしょう。IPX5の防水規格にも対応しているので、雨の中でも比較的安心です。
これだけ使い勝手の良い機能を盛り込みながら、公式HPでの販売価格は4499円。初めて無線イヤホンを使用する人にもおすすめできる製品です。
【参照】Anker Soundcore Life P2 Mini
アンダー5000円のおすすめ無線イヤホン【ソニー WI-C310】
ソニーの「WI-C310」は4色のカラーバリエーションがあるネックバンドタイプの無線イヤホン。公式サイトであるソニーストアでの販売価格は5368円ですが、Amazonでの販売価格は4437円、執筆時点では220円のクーポンも用意されています。
ネックバンドタイプの無線イヤホンは、完全ワイヤレスタイプと違いケースを持ち運ばないのが一般的なので単独での電池持ちが重要なのですが、本製品は最大15時間の連続再生が可能なため、外出中に電池が切れる心配はあまりないでしょう。また、10分の充電で約60分の再生が可能になるクイック充電にも対応しています。
また、ネックバンドタイプの無線イヤホンは買い物の際などにイヤホンを外した場合、首にそのままかけておけるため使い勝手が良いのも特徴。本製品はイヤホン本体にマグネットが搭載されており、首からぶら下げた状態だと簡単にイヤホンをまとめることができるので便利になっています。
【参照】ソニー WI-C310
※データは2021年8月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦