「輸入車の整備」は本当にお金がかかるのか?
昨今では電気自動車の生産加速やサブスク・個人リースのような新たな自動車関連サービスの登場など自動車業界は急速に変化してきている。
業界の変化が大きくなると、自動車の整備に関しても今後変化していく可能性があると考えられる。
そこで外車王では、輸入車の整備について選択肢を用意しアンケートを実施。輸入車整備の頻度と年間でかかる費用について内容もあわせて調査した。
Q1.輸入車の整備頻度はどれくらいですか?
輸入車の整備頻度で最も回答数が多かったのは「半年に1回」の36.42%で、次に続いたのは「1年に1回」の33.11%という結果となった。
「半年に1回」「1年に1回」の上位2つの回答で7割近くを占めているように、輸入車だからといって1ヶ月や数ヶ月などの短期間で整備をしないといけないというわけではないことが分かる。
一方で、「2年に1回」「2年以上」という回答は少なく全体の5%未満となっていることから、1年に1回は何かしらの整備を実施するということが読み取れる。
Q2.1年でかかる整備費用はどれくらいですか?
1年でかかる整備費用で最も多かった回答は「5万円以内」の48.34%という結果に。輸入車は整備にお金がかかるイメージがあるが、約半数のユーザーが「5万円以内」と回答しているように、全ての輸入車にそれが当てはまるわけではないということが分かる。
「5万円以内」と回答したユーザーのメンテナンス内容としては「オイル交換」「ブレーキパッド交換」「点検」などが多く見受けられた。
一方で「50万円以内」「100万円以内」「100万円以上」と回答したユーザーのメンテナンス内容は「配線の修理」「マフラー交換」「バッテリーの修理」などが多く、電気系統の修理などに費用がかかっていることが伺える。
調査のまとめ
今回の調査で、輸入車の整備頻度と1年にかかる費用に加えて、その費用がどのようなメンテナンス内容になっているのかがわかった。1年にどれくらいの費用をかけるかという質問に対して「5万円以下」と回答するユーザーが半数近くいたことから、輸入車全てが多額の整備費用がかかってしまうわけではないと考えられる。
自動車業界の変化とともに整備に関しても変化していくことが予想され、今後のユーザー動向や市場の流れを引き続き注目する必要があると言えるだろう。
調査対象:輸入車に興味のある男女151名
調査期間:2021年8月3日~2021年8月11日
構成/ino.