コロナ禍で不安定な時代だからこそ、“安定”が欲しくなるもの。その安定を手に入れるべく、確実に需要が望めるスキルを身につけようと思い立ち、Webや語学、そして、プログラミングなどの勉強を始めたいと考えている人は多いに違いない。
そんなスキルに関する意識についてのアンケート調査がこのほど、株式会社SAMURAIにより、20~69歳の男女1000名を対象にして実施された。
コロナ禍において「スキルを身につけたい」「手に職をつけたい」と思う人は84.3%
一般男女を対象に、「コロナ禍において、スキルを身につけたり、手に職をつけたりしたいと思いますか」と質問したところ、「思う」47.2%、「やや思う」37.1%となり、約8割以上の人がスキルを身につけたいと考えていることがわかった。コロナ禍により、仕事に不安を感じ、新たなスキルを身に付けようと思っている人が増えてきている傾向が見て取れる。
1位との差がわずか0.9%!どのような習い事(スキル・資格)をしてみたいかの質問に「プログラミング」が僅差で2位
「どのような習い事(スキル・資格)をしてみたいかと思いますか」と質問したところ、1位は「語学」40.6%、2位「プログラミング」39.5%、3位「Webデザイン」30.6%という結果になった。
コロナ禍において、8割は「不安がある」
「コロナ禍で仕事に対して不安がありますか?」と質問したところ、「不安がある」と回答した人が37.6%、「どちらかと言えば不安がある」が42.3%という結果となり、約8割の人が不安を感じていることがわかった。
給料が上がりそうな習い事ランキング、1位は「プログラミング」!
複数の習い事の中で、当てはまるイメージを聞いたところ、「給料が上がりそうな習い事」「転職で有利になりそうな習い事」「副業で活かせそうな習い事」の3つでプログラミングが1位という結果になった。プログラミングを習得することで今後のビジネスにおいて役立つと考えている人は多いようだ。
「プログラミングやWebデザインを習うとしたらなんのために習いたいか」という質問に対し、もっとも多かった回答は?
「プログラミングやWebデザインを習うとしたらなんのために習いたいですか」の質問に対しては、「副業のため」が45.9%、「転職のため」が39.7%、「将来のスキルアップ投資のため」が34.6%という結果となった。
まずプログラミングを本業にするという考え方ではなく、副業としてプログラミングを始めたい人が多く、収入を少しでも増やし生活を安定させたいというニーズが高まっていることが伺えた。
<調査概要>
実施期間:2021年5月12〜13日
性別:男女
年齢:20~69歳
地域:全国
調査人数:1000名
調査対象:スキルを身につけるために習い事を始めたいと考えている人、かつ有職者(オフィスワーカー)
出典元:SAMURAI ENGINEER(株式会社SAMURAI)
https://www.sejuku.net/
構成/こじへい