DIME MAGAZINE
洗濯機の購入を検討している4人家族のパパさん、ママさんへ。
欲しい機能や予算は決まったものの、洗濯機のサイズはどれくらいの大きさが良いのかわからないという人もいるのでは？
実は1人あたりの1日の洗濯物量は約1.5kgといわれています。つまり4人家族の場合、1日あたりの洗濯物量は約6kgとなりますが、だからといって洗濯（脱水）容量6kgの洗濯機が良いとは限らないのです。
1人あたりの洗濯物量はどれくらい？
一般的に1人あたりの1日の洗濯物量は約1.5kgといわれています。その内訳はご家庭によって異なりますが、例えば以下の組み合わせの場合、だいたい1.5kg前後の洗濯物量になります。
ワイシャツ：約200g
長袖アンダーシャツ：約130g
トランクス：約80g
綿パンツ：約400g
靴下：約50g
ハンカチ：約15g
パジャマ：約500g
計 約1375g
以上のように1人あたりの洗濯物量は、1日約1.5kg前後となります。
4人家族なら洗濯(脱水)容量が7kgの洗濯機が良い理由は？
1人あたりの1日の洗濯物量は約1.5kg前後ということがわかりました。4人家族の場合、単純計算で1.5kg×4人＝6kgとなります。ですから洗濯（脱水）容量は6kgサイズの洗濯機を選べば良いと思う方もいるかもしれません。
しかし、日々の洗濯物の中には上で挙げたワイシャツやパジャマなどのほかにも、バスタオルやベッドのシーツ、手拭き用のタオルなど＋αの洗濯物を洗うこともあるでしょう。
そのため、4人家族の場合は6kg＋αとして7kgの洗濯機をチョイスするのがおすすめ。もちろん、ご家庭によって洗濯物量の差はあるため、7kg以上の洗濯（脱水）容量を持つ洗濯機を選んでも良いでしょう。
洗濯(脱水)容量7kgのドラム式洗濯乾燥機3モデル
ここからは大手家電メーカーが発売している洗濯（脱水）容量7kgのドラム式洗濯機を3モデル紹介していきます。購入を検討している場合は機能やサイズなどから最適な製品を選んでください。
※価格はいずれの製品もオープン価格となっているため、大手家電量販店のオンラインサイトを参考に価格を表示しています。
温水泡洗浄Wで気になる黄ばみ汚れも抑制！ パナソニック：ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VG760L/R
パナソニックのNA-VG760L/Rは幅と奥行が約60cmとなっているため、設置スペースが限られているマンションなどでも置きやすいタイプのドラム洗濯乾燥機です。
空気をヒーターで温め、大風量で乾かす「低温風パワフル乾燥」や、皮脂汚れなどが蓄積しやすい毛布やシーツを清潔に洗える「約40℃毛布コース」、温水専用ヒーターで洗剤液を温め、シャツなどについた黄ばみを洗い落とす「温水スゴ落ち泡洗浄」など、機能やコースも充実しています。
洗濯時のムダを省いて節電、時短を実現する「AIエコナビ」も搭載しています。
水洗いできないジャケットも清潔に！ シャープ：ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7F
シャープの洗濯（脱水）容量7kgの「ES-S7F」は、プラズマクラスター搭載のドラム式洗濯乾燥機。洗濯した衣類を清潔に乾燥・除菌できます。
また、普段は水洗いしにくいスーツのジャケットや制服もプラズマクラスターで除菌・消臭が可能。槽クリーンコースを使えば、ボタン1つでプラズマクラスターを放出できるため、内部のカビ菌の繁殖を抑制できる点もポイントです。
デリケートな素材の衣類をやさしく洗える「おしゃれ着コース」。短い時間でサッと洗える「時短コース」などコースも充実。
真下排水にも対応しており、幅64×奥行64cmと比較的コンパクトなサイズ感なので、マンションなど賃貸物件でも設置しやすいのではないでしょうか。
【参照】ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7F
プラズマクラスターで衣類と洗濯槽を清潔に！ シャープ：ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7E
シャープのES-S7Eもプラズマクラスターを搭載しているドラム式洗濯乾燥機です。洗濯槽内部で発生しがちなカビ菌の繁殖を抑えるのはもちろん、乾燥時の静電気にも対策できます。
衣類の縮みや傷みを抑制できる「おしゃれ着コース」、時間がない時でもサッと洗濯できる「時短コース」など、コースも充実。
標準使用水量は洗濯～脱水で約57L。目安時間は約44分となっています。水道代に換算すると、1回あたりの水道代は約14.7円。電気代は1.6円と比較的安価なため、ランニングコストを抑えたい人にとっても使いやすいのではないでしょうか。
洗濯（脱水）容量7kgの縦型洗濯乾燥機はある？
紹介した洗濯機3モデルはいずれもドラム式洗濯機ですが、中には縦型洗濯乾燥機を使いたいという方もいるのではないでしょうか。
実は国内の大手家電メーカー（シャープ、東芝、パナソニック、日立など）からは洗濯（脱水）容量7kgの縦型洗濯乾燥機は2021年7月現在、発売されていません。
しかし、乾燥機能を搭載していないタイプの縦型洗濯機であれば7kgタイプの洗濯機も発売されています。
※データは2021年7月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文／髙見沢 洸
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