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猛暑対策に!扇風機のプロに聞いた扇風機、サーキュレーターの上手な使い方

2021.08.07

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

「扇風機のプロ」に聞いた、最新の扇風機事情と賢い選び方

梅雨明け以降、すでに連日猛暑日の地域も多いが、今年の夏は"ダブル高気圧"で猛暑が予想され、7月下旬と8月下旬に暑さのピークを迎えると予想されている。もはやエアコンは必須の状況だが、電気代が気になる、冷えすぎるなど、エアコン使用時の悩み事も多い。猛暑だからこそ活用したいのが扇風機やサーキュレーター。エアコンと併用すると、効率よく快適な温度を保つことができ、シーンごとに活用できるメリットがある。

実は扇風機もこの10年でかなり進化を遂げている。細かい風力調整や、温度や湿度を検知して自動運転するなど、さまざまな機能を搭載した“進化系”が続々と登場。近年注目されているサーキュレーターを含め、涼しくするだけでなく、部屋干しで速く乾かすために使うなど目的も多様化している。

扇風機の選び方、扇風機の上手な活用法などを「扇風機のプロ」である、山善家庭機器事業部の村上幸輔さんに伺った。

〇ここまで進化していた!最新扇風機の機能

「リビング扇風機」と呼ばれる、羽根径30㎝の一般的な扇風機に、新しい機能を備えた進化系が次々に発売されているが、進化の過程でターニングポイントとなったのが約10年前から登場した、直流のDCモーターを使った扇風機。

従来の、交流のACモーターを使った商品に比べて、羽根の回転を幅広く設定できるので、小さな風を効率よく起こすことが可能で、風の強さを調整しやすく、静音性にも優れている。さらに、ACモーターの1時間約1円の電気代に比べ、DCモーターは1時間0.5~0.6円と、従来の約半分の消費電力というメリットがある。

DCモーターの扇風機は、左右の首振りだけでなく、立体首振りといわれる上下左右の動きや、首振りの角度を調整できる商品もある。サーキュレーターの新モデルでは室温に加え湿度センサーを搭載し、部屋の状態を検知して自動運転する機能が付いた、熱中症対策の商品も登場している。

本体のボタンを押して操作する従来型の「メカ式」の扇風機も健在だが、進化した扇風機も続々と登場しており、メカ式以外の扇風機はリモコンが付いていることが多い。

進化型の扇風機は使用面では非常に優れているが、デメリットは商品単価が高いということ。機能に比例して価格に差があるため、数千円~数万円と価格帯が広いのはこのためだ。

〇どんなタイプを選んだらいい?扇風機選びのポイント

扇風機を選ぶときは、どの部屋で使うのか、使用する部屋の広さ、何人に対して使うのかといった、用途を明確にすることが大切。

家族以外に友人や親せきなど人が訪れるリビングルームや、音が静かな方が良い寝室には、高性能で静音性の高いDCモーターの機種がおすすめ。近年、部屋干しの際にサーキュレーターを使う人が増えているが、手動で上向き90°まで首が動くリビング扇風機もあるので、こうしたタイプは部屋干しにも使える。

ここ数年、市場動向やユーザーのニーズを見ると、サーキュレーターにシフトしている傾向にある。リビング扇風機だと重さやスペース確保もあって、持ち運びしやすくコンパクトなスペースで使えるサーキュレーターが伸びつつあると考えられる。

従来の扇風機は最大約20°しか角度がつけられないものが多いが、サーキュレーターは真上など角度をつけやすいので空気の循環に適している。エアコンとの併用、部屋干しなどで効率的に使える。

サーキュレーターは羽根径15~18㎝が多く、風速が速く、風の強さと直進性から、遠くまで風が届く点で有利なので、空気の循環、部屋干しに便利。一方、スタンダードな30㎝の羽根径のリビング扇風機は風量が多く、人に当てたとき風の面を大きく取れるので涼しさを感じやすい。

サーキュレーターのサイズとして、羽根径15㎝はコンパクトで使いやすいが、風量が物足りないという場合は、18㎝、23㎝と大きいタイプのものを選ぶ。18㎝は20畳、23㎝は30畳までが目安。新商品では扇風機と同じ羽根径の30㎝も登場。主に施設向けで45畳までに対応できる(※畳数は山善の自主基準による)。

サーキュレーターに関しては、お手入れの簡単さもポイントとなる。従来のサーキュレーターは前面ガードは工具を使わないと外せない、羽根部分は取り外しが不可というタイプが多く、お手入れが面倒という難点があった。

今シーズンの山善のサーキュレーターがシリーズとして統一したのがお手入れの簡単さ。前面ガードは回すだけで簡単に外れて、羽根も取り外しができるので水洗いができる。求めやすい価格ゾーンでも簡単お手入れを採用しており、サーキュレーターを選ぶ際には、お手入れの簡単さもチェックしたいところ。

買い替えるときの参考にしたい、扇風機&サーキュレーターおすすめの機種

〇「DCモーター30cm ハイリビング扇風機 YHX-FGD30」(以下価格はすべてオープン・実勢価格1万2000円前後)

扇風機を買い替えるのならDCモーターのタイプがおすすめ。進化系扇風機の代表格である最新機種の「DCモーター30cm ハイリビング扇風機 YHX-FGD30」は、便利な機能が満載されている。

2本のポールの連結式で、1本のポールを抜いて高さの調整ができ、さらに収納時にはポールをすべて外して、土台部分にリモコンやアダプターもまとめて収められるので、約 1/4の大きさに折りたたむことが可能。収納スペースは従来の扇風機の約1/3と、シーズンオフに置き場所に困らないコンパクト収納で、公式Twitterの「靴箱にも収納できる」という投稿は話題になった。

組立ても簡便で、首の部分が組み立てた状態で梱包されており、購入後は4工程の組み立てで済み、すぐに使うことができる。

機能面では、DCモーターで細かい風力調整と静音運転が可能で省エネに優れている。30°・60°・90°・120°の4段階の左右自動首振りと、手動で真上まで首が動くため、ポールを1本抜けばサーキュレーターのような使い方が可能で、部屋干しで使ったり、エアコンの真下に置いて風を循環させたりできる。

〇「DCモーター30cm リビング扇風機 YLR-HED303」(実勢価格9000円前後)

就寝時に使うのにおすすめなのが温度センサー搭載のタイプ。温度設定が24、26、28 ℃に設定できるようになっており、例えば24℃に設定すると、室温が24℃未満の時点では電源が自動でオフ。併用しているエアコンのタイマーが切れて室温が上がり24℃以上になったときは自動で再び電源が入る。

〇「DCモーター30cm リビング扇 YLRX-BKD303」(実勢価格1万1000円前後)

上下・左右に8の字を描くように風が広がる3D立体首振り。扇風機としてはもちろん、サーキュレーターとしても使える、換気に適した機種。DCモーターで静音性、省エネ性も優れている。

〇「DC エアーサーキュレーター 熱中症警戒機能付 YAR-WED18」(実勢価格 1万3000円前後)

最新機種のこちらには、熱中症対策として温度と湿度のセンサーを搭載。センサーは室温と湿度を感知し、その状況に応じて自動運転を行う。熱中症警戒指数に基づき、「厳重警戒」、「危険」の際にはアラート音と光で知らせる。

先に紹介した、工具不要で前面ガードと羽根が取り外せるお手入れ簡単設計。掃除するのに面倒だったガードの隙間や羽根の裏側などのお手入れも簡単にできる。

〇「冷風扇 FCR-HT40」(実勢価格 1万2000円前後)

扇風機よりも涼しくて、エアコンほど冷えすぎないため、エアコンの風が苦手な人におすすめなのが冷風扇。水が蒸発する際の気化熱を利用して涼風を出すので、自然なやさしい風が楽しめる。

〇「コンパクトクーラー YEC-L03」(実勢価格 4万円前後)

-7℃の冷風から洗濯物の乾燥までオールシーズンで活用できるコンパクトクーラー。工事不要でコンセントがあれば家中どこでも使用でき、コンパクトなのでキッチンや洗面所でも使える。「冷風」「送風」「ドライ」の 3つの機能があり、上下に動くルーバーを搭載で風をまんべんなく送るので、部屋干しする洗濯物の乾燥にも便利。

〇「充電式スタンドデスクファン YJ-SH10」(実勢価格 3000円前後)

コンパクトなUSB充電式のスタンド付きデスクファンで、自宅やオフィスでのデスクワークにおすすめ。スタンド部分は上下180°に調整できるので、180°に開けば、壁掛けとしても使える。

【AJの読み】猛暑対策として扇風機、サーキュレーターを活用したい

いまや日本の夏にエアコンは必須。超暑がりの自分はひたすらエアコンの温度を下げることで冷やしていたが、数年前からサーキュレーターを導入、エアコンの温度をさほど下げなくても涼しさが増すことがわかって、今年の猛暑も併用で快適に過ごしている。

エアコンとの併用使いは、冷房だけでなく暖房の場合も効率よく室温を整えることができる。「サーキュレーターはエアコンの冷風の落ちるところに置くのが効果的。冷房の冷たい空気は下に溜まりやすく、暖房の暖かい空気は上に行くのでエアコン方向に向けて回すのが効率的。風を送ることで空気の循環が速くなるので併用は有効」(村上さん)

扇風機は実家にいた頃の30年ほど前からまったく使っておらず、昔ながらのポチポチとスイッチを押す「メカ式」のイメージしかなかったので、今回お話をお聞きして、扇風機はこんなに進化していたと認識を新たにした。

シンプルな構造の扇風機、サーキュレーターだからこそ、商品の訴求ポイントは重要とのことで、「収納に苦労しない、お手入れが簡単といったちょっとした便利さこそお客様が求められているものなので、お客様のニーズにスポットを当てて商品開発していくことが大切」(村上さん)

今年の猛暑は長引くという予想が出ており、室温の管理は大げさでなく命に関わる重要なこと。エアコンと併用して使いたい人にも、エアコンは苦手という人にも、進化した扇風機やサーキュレーターを活用すればそれぞれに合った快適な環境を整えることができる。

文/阿部純子

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