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テレワークの実施率、昨年と⽐べて上がった?下がった?

2021.08.05

7⽉19⽇から9⽉5⽇まで実施している「テレワーク・デイズ2021」。これは、東京オリンピック・パラリンピック競技⼤会(以下東京五輪)の交通混雑緩和、および新型コロナウイルス感染拡⼤の防⽌に寄与することを⽬的とした政府主催のキャンペーンだ。

この「テレワーク・デイズ2021」の実施に伴いこのほど、キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』を運営する株式会社ライボでは、780⼈の社会⼈男⼥を対象に「2021年テレワーク実態調査」を行った。

テレワーク実施状況とその頻度

全体の76.7%がテレワークを実施しており、その頻度はフルリモートが34.1%、週に4⽇以上が22.1%と、半数以上が週の半分以上テレワークを実施していると回答し、週2〜3回が25.9%で週1回が12.7%と⽐較的実施頻度が高い傾向にある結果となった。また、その他の回答では⽉に1回や新型コロナウイルスの緊急事態宣⾔時のみという回答が⽬⽴った。

テレワーク満⾜度とその理由

テレワークを実施していると回答した⽅の満⾜度は、やや満⾜42.0%と⼤変満⾜34.1を合わせると76.1%が現状のテレワークに満⾜しているという結果になった。

またその理由として、働く場所の⾃由度や⼼⾝への負担が減る、通勤時間や交通費などのコスト削減ができるなどが⼤多数の回答を占め、不満の理由はコミュニケーションに関する回答が⽬⽴った。

昨年⽐実施状況とその理由

テレワークを実施していると回答した⽅の中で、昨年のテレワーク実施状況との⽐較では、変わらないと回答した⽅が半数の49.4%に対し、やや増加16.6%と増加23.2%を合わせた39.8%が昨年より増加したと回答した。また、現在テレワークを実施していないと回答した⽅の理由は、業務上出社しないと成り⽴たないという回答が72.0%と最も多く、緊急事態宣⾔に伴ったテレワーク要請についても96.7%の⽅が宣⾔下の要請はないと回答した。

■回答者⾃由記述コメントまとめ

・緊急事態宣⾔が4回も発令されると、もう慣れてきてしまい対⾯で会うことが多くなった。
・テレワークで仕事のやり⽅が変わり、仕事への向き合い⽅も変わったことで転職を考えるようになった。
・⼈との関わりで働きがいを感じるので、できればテレワークより対⾯で仕事をしたいと思っている。
・政府がテレワークを呼びかけても会社によって対応が違う。取れる⼈は積極的にテレワークにするべき。

■調査まとめ

東京五輪の開催期間に重なった新型コロナウイルス感染者数の過去最多更新や、それに伴う緊急事態宣⾔発令により、今後更に感染対策を強めていく1つの施策として実施されている「テレワーク・デイズ2021」だが、今回Job総研が実施した「2021年テレワーク実態調査」では、テレワーク期間や緊急事態宣⾔が関連して実施頻度が増えたという傾向はない結果になった。(2021年テレワーク実態調査報告書に詳細記載)

現状テレワークを実施している⽅は、94.8%が週1回以上の頻度でテレワークを実施しており、満⾜度も高い結果で、前年と⽐較しても増加傾向にある結果となった。

<調査概要>
調査対象者︓全国/男⼥/20〜69歳
調査条件︓1年以内〜10年以上勤務している社会⼈20⼈〜1000⼈以上規模の会社に所属
調査期間︓2021年7⽉19⽇〜7⽉23⽇
サンプル数︓780
調査⽅法︓インターネット調査

出典元:株式会社ライボ

構成/こじへい

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