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コロナ禍で独身者の結婚願望は高まったのか?

2021.08.06

人と容易に会えないコロナ禍は、家族や友人の大切さを再認識する機会となっている。また、恋人がいる人であれば、パートナーとの絆を深め合い、結婚への意識が高まったという人もいることだろう。

株式会社スタジオアリスではこのほど、全国の恋人がいる未婚の男女500名を対象に「結婚・出産に関する意識調査」を実施。本調査では、7割以上に結婚願望があり、そのうち47.0%がコロナの影響で結婚意識が高まったと回答した。詳細は以下の通り。

恋人のいる7割以上が結婚願望あり。47.0%がコロナ禍で結婚意識の高まりも

まず、現在恋人がいる未婚の男女に、結婚願望の有無について質問した。その結果、「思う(45.0%)」「どちらかといえば思う(29.0%)」を合わせると7割以上の人が「結婚したい」と思っていることがわかった。

また、コロナが結婚への意識に変化をもたらしているかについて調査すると、47.0%の人が「結婚への意識が高まった」と回答。その理由としては、「一人で過ごす時間が増えて、人と過ごす時間が大切に思えたから」(大阪府・38歳・男性)、「何かあったときに精神的にも経済的にも頼れる人が欲しいから」(東京都・39歳・女性)、「恋人のままだと緊急事態宣言で会うことを自粛せざるを得ない関係になってしまうから」(岡山県・51歳・女性)などが挙げられた。日常生活に様々な影響を及ぼしているコロナだが、人々の結婚に対する意識もコロナによって変わってきているようだ。

■74.6%が今の恋人と結婚したいと考えている

さらに、今お付き合いしている恋人と結婚したいと思っているかについて聞いたところ、「思う(37.2%)」「どちらかといえば思う(37.4%)」を合わせて74.6%が今の恋人との結婚を考えていることが明らかになった。

その理由について尋ねると、「性格・価値観が合うから(68.9%)」が最も多く、次いで「付き合いが長いから(38.9%)」「家族を大事にしてくれそうだから(31.1%)」などが挙げられた。不安が多いコロナ禍で、結婚相手には信頼感や安定を求める人が増えているのかもしれない。

コロナ禍で「家族の大切さを感じるようになった」、一方で61.2%が結婚や出産に不安も

コロナ禍における結婚への意識が明らかになったが、子どもについてはどのように考えている人が多いのだろうか。子どもを欲しいと思うかについて聞いたところ、「思う(29.2%)」「どちらかといえば思う(23.8%)」を合わせて、半数以上の恋人がいる未婚の男女が子どもを欲しいと思っていることがわかった。

続いて、コロナ禍で子どもが欲しいという思いが強まったかについて質問した結果、4割の人が「強まった(13.6%)」「どちらかといえば強まった(26.8%)」と回答。「家族の大切さを一層感じるようになったから」(東京都・33歳・男性)、「テレワークを導入している会社が増え、育児と仕事の両立がしやすくなったと思うから」(埼玉県・28歳・女性)、「家にいる時間が長くなったので、子どものいる生活がどのようなものか想像したり、仕事が辛いときに迎えてくれる存在に憧れるようになったから」(東京都・42歳・女性)などの意見が寄せられた。結婚と同様、子どもに対する考え方もコロナ禍を経て変化した人は多いようだ。

■61.2%がコロナ禍の結婚・出産に不安も

結婚や出産に前向きな意見が多かった一方で、今までとは違う情勢の中での結婚・出産に対し不安の声も見られた。コロナ禍での結婚・出産に不安はあるかについて聞いたところ、61.2%の人が「ある(28.0%)」「どちらかといえばある(33.2%)」と答えた。

その理由について尋ねると、「家族をコロナから守らなくてはいけないから(57.2%)」「コロナの影響で経済的に不安定だから(55.9%)」という意見に票が集まり、結婚・出産においてもコロナの脅威や経済的打撃を不安視する人が多いことがわかった。

結婚式を挙げたいと思わない人が多数派?「お金に余裕がない」「コロナ禍では控えたほうが良い」

続いて、結婚や出産の関連行事について調査を行った。まず、結婚といえば誰もが思い浮かべる「結婚式」への意識について質問。結婚式を挙げたいと思うかについて、34.2%の人が「思う(14.4%)」「どちらかといえば思う(19.8%)」、65.8%の人が「思わない(45.2%)」「どちらかといえば思わない(20.6%)」と答えた。

さらに、結婚式について、挙げたいと思う人、挙げたいと思わない人の具体的な意見をそれぞれ聞いてみた。すると、挙げたいと思う人からは「一生に一度のイベントなので大切にしたい」といった、記念として大切にしたいという声が多く挙がった。一方、挙げたいと思わない人からは、金銭面やコロナへの不安の声が多く挙がった。

<結婚式を挙げたいと思う・どちらかといえば思う>

「一生に一度の事なので、少人数でもいいからやりたい」(埼玉県・44歳・女性)
「何か記念になる事をしたいから」(千葉県・45歳・女性)
「式だけはきちんとしたい」(神奈川県・39歳・男性)
「人生において、素晴らしいイベントであるから 」(愛知県・23歳・男性)
「相手の両親の気持ちも考えると、やはりケジメをつけなくてはいけないと思うから」(京都府・46歳・男性)
「家族や親せき、友達に自分の幸せな姿をアピールできる最高の機会だから」(埼玉県47歳・男性)
「両親祖父母に晴れ姿を見せてあげたいから」(東京都・24歳・女性)
「一生に一度なので。ウエディングドレスは着てみたいし、ブーケトスはやってみたい」(神奈川県・49歳・女性)
「友人に払った御祝儀代を取り戻したい」(青森県・33歳・男性)
「憧れだし、家族や大切な人に見てもらいたい気持ちがある。両家の家族、親族などとの繋がりや絆も育みたいから」(神奈川県・38歳・女性)

<結婚式を挙げたいと思わない・どちらかといえば思わない>

「周りの人に集まってもらうのが申し訳ないから」(大阪府・26歳・男性)
「年齢も年齢だし、お互いこだわりが無いうえにコロナでそもそも実施する事すら難しい」(千葉県・45歳・男性)
「無駄遣いだと感じる。親族の食事会だけで良いと思う」(茨城県・52歳・女性)
「お互いの気持ちが通じ合っていれば、周りは関係ないと思うから」(大阪府・58歳・男性)
「結婚式にかかるお金を旅行など別のことに使いたい」(東京都・41歳・女性)
「派手な出費は避けたい」(高知県・46歳・男性)
「お金に余裕がないし、疎遠になってる友達も多い為」(北海道・32歳・女性)
「ウェディングドレスは着たいが、大勢の人に見てもらいたいとは思わない」(東京都・30歳・女性)
「元々あまり興味がない」(兵庫県・42歳・女性)
「コロナ禍で、今後の生活様式のひとつとして控えたほうがよいと感じるから」(東京都・36歳・男性)

約7割が重要なライフイベントは写真で残したい「人生において貴重な瞬間だから」

結婚式を挙げることについては様々な意見があったが、結婚や出産、それに関連する行事など重要なライフイベントを“写真”で残すことについてはどのように考えている人が多いのだろうか。重要なライフイベントを写真で残したいかについて質問すると、7割近くの人が「思う(29.8%)」「どちらかといえば思う(36.8%)」と答えた。

その理由について聞いたところ、約8割の人が「人生において貴重な瞬間だから(79.3%)」と回答。その他には、「記憶を形で残しておきたいから(56.8%)」「子どもが成長したときに見せたいから(49.2%)」といった声が挙がった。大切な一瞬を写真で残し、蓄積していきたいと考える人が多いとわかった。

経済的理由やコロナの不安から結婚式を控えたいカップルも、スタジオ撮影は検討しやすい価格帯で安全に思い出を美しく残すことができると言える。人生の節目に、本格的な写真撮影を検討してみるのも良いかもしれない。

<調査概要>
調査テーマ:結婚・出産に関する意識調査
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象者:恋人がいる未婚の男女500名
調査実施日:2021年6月11日~14日
調査主体:株式会社スタジオアリス

出典元:株式会社スタジオアリス
https://www.studio-alice.co.jp/

構成/こじへい

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