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都道府県別に比較!納豆のトッピングに地域性はあるのか?

2021.08.02

独特の風味とネバネバ感で日本の食卓を彩る納豆。夏バテ予防や新型コロナへの抑制効果が期待できるため、ますます需要が増えていきそうだ。

そんな納豆に関する意識調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の男女を対象にして実施された。

納豆が好きな人はどのくらいいる?全体で「好き」が8割近く!

はじめに、納豆が好きかどうかについて聞いた。全体で「納豆が好き」(「とても好き」「やや好き」の合計)は77%、「納豆が嫌い」(「やや嫌い」「とても嫌い」の合計)は13%で、「納豆が好き」の割合が高いということがわかった。

地域別にみても、どの地域も「納豆が好き」の割合が高いことがわかる。もっとも「納豆が好き」の割合が高いのは北海道で、東北・関東を含め東日本エリアは特に好きな人が多いようだ。この3地域では「とても好き」の割合も高く、いずれも5割超となっている。
また近畿・四国では、他の地域と比べて「納豆が好き」の割合がやや低めとなっており、「納豆が嫌い」の割合が他の地域と比べて高くなっている。さらに近畿・中国・四国は「とても嫌い」の割合がやや高く1割台だった。

全体では男女であまり差がみられなかったが、「納豆が好き」の割合が高い北海道では、男性よりも女性のほうが「納豆が好き」の割合が高く9割弱だった。中国・四国でも「納豆が好き」の割合は、男性よりも女性の割合が高いようだ。

年代別にみると、「納豆が好き」の割合は30~40代で約8割と高め。この年代では、男性よりも女性の「納豆が好き」の割合が高く、特に30代女性では8割超だった。また「とても好き」という納豆が好物の人の割合は、30代の男女と40代男性で割合が高くいずれも5割超だった。

納豆のトッピングはどの地域も「たれ」「からし」「ねぎ」が上位

納豆を食べるときに、ふだんどんなものをかけたり、トッピングしたりしているか聞いた。

全体TOPはパックの納豆などによく付いている「付属のたれ 」。全体で約6割と2位以下に大きく差をつけており、すべての地域でも1位となった。全体2位は「からし」で、すべての地域で2~3位にランクインしている。特に関東で割合が高く約4割だった。

全体3位の「ねぎ」、4位の「たまご」は、特に北海道で割合が高め。5位の「キムチ」は、東北でやや割合が高く2割超だった。また、グラフにはないが、北海道と東北では「普通のしょうゆ」と「納豆専用のしょうゆ」、「めんつゆ」の割合が高い傾向に。過去の調査「目玉焼き、何かけて食べる?」( https://research-platform.line.me/archives/35537679.html#1 )で、北海道・東北では目玉焼きにしょうゆをかける人の割合が他の地域に比べて高いこともわかっている。

また近畿では「納豆は食べない」と回答した人の割合が高いのが特徴的。前のトピックで、近畿は一番「納豆が嫌い」の割合が高い地域でもあった。

ランキング外となったが、北海道では「砂糖」をトッピングしているという人の割合が1割近くと、他の地域より高い割合だった。さらに北海道の女性では、「ごま油」「大根おろし」なども割合が高めで、さまざまなアレンジを試している様子がうかがえる。

年代別にみると、「付属のたれ」は全ての年代でもTOPだった。10代から年代が上がるにつれて徐々に割合が高くなっていき、30代でピークに。そして40代以降は減少する傾向にあった。50代は「からし」が人気で4割超、「ねぎ」も年代があがるにつれ割合が増え、50代では3割超だった。

「普通のしょうゆ」は、40代で割合が高く、特に40代男性の割合が高く2割弱。また「納豆専用のしょうゆ」は、10~20代では他の年代よりも割合がやや高めで1割台だった。

<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年6月4日~2021年6月7日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある

出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

構成/こじへい

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