※写真の製品はイメージです。
天候や気温によっては洗濯物を屋外に干しづらい時もあるでしょう。また、夫婦共働きで洗濯するタイミングがなかなか取れないというご家庭もあるのでは?
乾燥機能付きの洗濯乾燥機であれば屋外に衣類を干すことなく乾かせるため、天候などを気にせず運転できます。さらに仕事がある日でも衣類と洗剤などを入れてスイッチを押すだけで洗濯から乾燥まで終わるため、洗濯物を乾かす手間や時間も省けるでしょう。
そんな便利な洗濯乾燥機。購入を検討している方もいるのではないでしょうか。しかし、引っ越しなどの際、1人や2人でも持ち運びができるのかと、その重さが気になる人もいるのでは?
そこで今回はシャープ、東芝、パナソニック、日立と人気メーカー4社が発売している洗濯乾燥機46モデルの重さの平均をチェック。洗濯・脱水容量別にその重さを検証していきます。これから洗濯乾燥機の購入を検討している方は、ぜひご参考ください。
目安はどれくらい? 人気メーカー4社のドラム式洗濯乾燥機の重さの平均
最初に紹介するのはドラム式洗濯乾燥機の洗濯・脱水容量別の重さの平均です。
なお、参考にした製品はすべて2021年6月現在、公式サイトに掲載されている発売中の製品となっています。
※表データ上では「約〇〇kg」の「約」を省略しています。
洗濯容量12kgのドラム式洗濯乾燥機の重さの平均
【参照】東芝 TW-127X9L/R
洗濯・脱水容量12kgのドラム式洗濯乾燥機を発売しているメーカーは、東芝と日立の2メーカーで、製品数は3つとなっています。重さの平均値は以下のとおり。
上の表データのとおり、洗濯・脱水容量12kgの洗濯乾燥機の平均的な重さは約85kgとなっています。
洗濯容量11kgのドラム式洗濯乾燥機の重さの平均
続いては洗濯・脱水容量11kgのドラム式洗濯乾燥機の重さの平均をチェックしていきます。
紹介する製品はシャープ、パナソニック、日立の3メーカーで製品数は8つとなっています。
洗濯・脱水容量11kgのドラム式洗濯乾燥機の質量平均は、上の表データのとおり約80.1kg
となっています。
洗濯容量10kgのドラム式洗濯乾燥機の重さの平均
【参照】シャープ ES-H10F
続いてチェックするのは、洗濯・脱水容量10kgのドラム式洗濯乾燥機の重さの平均。該当するのはシャープ1製品とパナソニック3製品となっています。
平均の重さは約71.8kgでした。なお、こちらの重さの平均値はシャープのES-H10FとES-H10Eが比較的軽量なため、後ほど紹介する「洗濯・脱水容量7kgの質量平均」よりも軽い数値となっています。
洗濯容量7kgのドラム式洗濯乾燥機の重さの平均
洗濯・脱水容量7kgのドラム式洗濯乾燥機は、シャープが2製品とパナソニックが1製品を発売しています。質量平均は以下のとおりとなっています。
質量の平均は約74kg。1人で持ち運ぶには少し難しいかもしれませんね。
国内メーカー4社が発売中の縦型洗濯乾燥機の重さの平均は?
続いて紹介するのは縦型洗濯乾燥機の洗濯容量別の質量平均です。参考にした国内メーカーはシャープ、東芝、パナソニック、日立の4社となっています。
参考にした製品はすべて公式サイトに掲載されている発売中の製品となっています。
※表データ上では「約〇〇kg」の「約」は省略しています。
洗濯容量12kgの縦型洗濯乾燥機の重さの平均
【参照】日立 BW-DKX120G
洗濯・脱水容量12kgの縦型洗濯乾燥機を発売しているのは、パナソニックと日立の2メーカーです。
平均質量は64.8kg。特にパナソニックの製品が軽量で、ドラム式洗濯乾燥機(洗濯・脱水容量7kg)よりも10kg以上軽いことがわかります。
洗濯容量11kgの縦型洗濯乾燥機の重さの平均
【参照】シャープ ES-PW11F
続いては洗濯・脱水容量11kgの縦型洗濯乾燥機の重さの平均を確認していきます。
平均質量は約47.5kgでした。もっとも軽いのはシャープの「ES-PW11F」の47kgです。
洗濯容量10kgの縦型洗濯乾燥機の重さの平均
洗濯・乾燥容量10kgの縦型洗濯乾燥機……その質量の平均は以下の表のとおりです。
洗濯・脱水容量10kgの洗濯乾燥機は4メーカーから発売されており、もっとも軽量なのはシャープの「ES-PT10F」の46kgでした。平均質量は約50.3kgとなっています。
洗濯容量9kgの縦型洗濯乾燥機の重さの平均
【参照】パナソニック NA-FW90K9
洗濯・脱水容量9kgの縦型洗濯乾燥機の重さの平均は以下のとおりです。
質量平均は約52.3kgとなっています。
洗濯容量8kgの縦型洗濯乾燥機の重さの平均
【参照】日立 BW-DV80G
洗濯・脱水容量8kgの縦型洗濯乾燥機は、今回紹介している4メーカーすべてから発売されています。もっともラインナップが豊富なのはシャープで5製品。
平均質量をチェックしてみましょう。
洗濯・脱水容量8kgの縦型洗濯乾燥機の平均質量は約47.4kgでした。50kgをきっているシャープの5製品とパナソニックの「NA-FD80H8」、東芝の「AW-8VM1」が比較的軽いことがわかります。
洗濯容量6kg以下の縦型洗濯乾燥機の重さの平均
【参照】シャープ ES-TX5E
最後に確認するのは、1人暮らしや2人暮らしで使いやすい、洗濯・脱水容量6kg以下の縦型洗濯乾燥機の重さの平均です。
今回紹介した4メーカーから発売されている洗濯・脱水容量6kg以下の縦型洗濯乾燥機は、シャープの2製品のみ。その重さはどちらも35kgなため、重さの平均も約35kgとなっています。
洗濯乾燥機人気メーカー4社の46モデル……その重さの平均は?
今回紹介した46モデルの重さの平均は約61.3kgでした。ちなみにドラム式洗濯乾燥機の平均重量は約77.7kgで、縦型洗濯乾燥機の平均重量は50.2kgでした。製品にもよりますがドラム式、縦型洗濯乾燥機で20kg以上の差があることは驚きですね。
いずれにせよ。洗濯乾燥機を1人で持ち運ぶのは少々難しいかもしれません。引っ越しなどの際には業者に依頼するのが無難でしょう。
また、自宅の事情でどうしても重いモデルを置けないというご家庭であれば、シャープのドラム式洗濯乾燥機「ES-H10F」、「ES-H10E」(洗濯容量10kgモデル)やパナソニックの縦型洗濯乾燥機「NA-FW120V5」、「NA-FW120V3」(洗濯容量12kgモデル)のように、ほかの製品と比較して軽量のモデルの選ぶのもアリです。
【参考にした4メーカーサイト一覧】
シャープ
東芝
パナソニック
日立
※データは2021年7月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸