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IGZO有機ELディスプレイ、超音波式指紋認証、1インチセンサーの内蔵カメラを搭載したハイエンドスマホ「AQUOS R6」の買い得度

2021.08.06

スマートフォンのカメラといえば、本体サイズなどを考えてあまり大きなパーツを導入しない代わりに、AIの力を使ってゆがみや色合いを修正することで高精細な写真を撮影するモデルが多くあります。

そんな中、2021年6月25日にドコモ/ソフトバンクから発売を開始した「AQUOS R6」は、デジカメに搭載されるような大型の「1インチセンサー」を採用したことで話題となっています。今回は実機を試せたので、気になるカメラ性能に加え、前モデルから大きく進化しているディスプレイ性能や指紋認証機能などを紹介していきましょう。

ドコモ/ソフトバンクから発売中のAQUOS R6実機レビュー

先に紹介した通り、AQUOS R6はドコモ/ソフトバンクの2キャリアから2021年6月25日に発売を開始しています。

ドコモでの販売価格は機種変更時の一括払いで11万5632円、24か月目に「スマホおかえしプログラム」を利用した場合は、月々3212円の支払いで実質負担額が7万7088円となります。

ソフトバンクでの現金販売価格は総額13万3920円、48回払いで購入し、25か月目にソフトバンクで回収・買い替える場合に適用できる「トクするサポート+(特典A)」を利用した場合は月々2790円の支払いで、実質負担額が6万6960円となります。

大注目の1インチセンサー搭載カメラの実力はいかに!?

AQUOS R6は最新のハイエンドスマートフォンなので、各性能において注目ポイントがあふれているのですが、やはり最も注目なのは1インチセンサーを搭載したカメラ性能でしょう。

カメラのセンサーサイズが大きくなることで受けられる恩恵は多岐にわたるのですが、中でも取り込める光の量が多くなるのが特徴です。そのため、被写体の輪郭や背景のぼけ感をよりはっきりと写真に収めることができるようになります。

AQUOS R6に搭載された1インチセンサーは、デジカメに搭載されるような大きなもので、前モデルである「AQUOS R5G」の標準カメラと比較するとセンサーの面積は約5倍となっています。

また、AQUOS R6のカメラはドイツの老舗カメラメーカーである「Leica」と共同開発されており、これまでのAQUOS Rシリーズ製品から大きく進化しています。7枚のレンズを重ねて設計された「ズミクロン」レンズを採用しており、ゆがみが少なく、目で見た風景に近い写真の撮影ができるようになりました。

下図はすべてAQUOS R6で撮影し、掲載用にサイズの調整を行った以外は編集していないものになります。1つ1つの写真を拡大するとわかるのですが、建物の輪郭がかなりくっきりと撮影できており、背景のぼけ感も自然に収められています。

※ナイトモードにて三脚を使って撮影

一点気になったのは、シャッターボタンを押してから撮影するまでのラグがあるところ。1インチセンサーをスマートフォンで扱うのは難しいようで、特に子供や動物といった動く被写体を撮影しようと思ったときにはラグが気になってしまいました。

ただ、シャッターラグは今後ソフトウエアのアップデートである程度修正されることも考えられるため、今後に期待できるでしょう。

超高性能ディスプレイと大容量バッテリー搭載で電池持ちも抜群!

AQUOS R6のディスプレイは約6.6インチの「Pro IGZO OLED」となっており、解像度はWUXGA+(1260×2730)です。IGZO技術はシャープが独自に開発しているもので、省電力に優れているなどの特徴があります。従来モデルではIGZO液晶パネルを採用していましたが、今回ついにIGZO技術を使った有機ELディスプレイを搭載しました。

ディスプレイ左右は緩く湾曲している

Pro IGZO OLEDはピーク輝度が2000nit、コントラスト2000万:1となっており、動画視聴時などはくっきりとした明暗を楽しむことができます。テレビなども販売しているシャープならではの高性能といったところでしょう。

特徴的なのがリフレッシュレート。スマートフォンとしては世界で初めて1Hzから240Hz(120Hzに黒い帯を差し込んで疑似的に体験)に対応しており、コンテンツによってはかなり滑らかな動きが楽しめるので、アプリゲームなどを頻繁にプレイするユーザーにもおすすめです。

高リフレッシュレートのディスプレイは電池をより多く消耗してしまうのですが、AQUOS R6は5000mAhの大容量バッテリーを搭載。また、Webページや電子書籍をじっくりと読む時のように画面を固定しているシーンでは、1Hzまでリフレッシュレートを下げることでバッテリーの消耗を抑えることができます。

本体サイズは約162mm×約74mm×約9.5mm(突起部除く)、質量は約207gとなっており、決して軽いわけではありませんがサイズを考えれば仕方のない部分。許容範囲内のサイズ・質量といえるでしょう。

ハイエンドらしい高スペックを搭載! 注目は「指紋認証センサー」?

搭載CPUはQualcomm Snapdragon 888 5Gという、現行のハイエンドチップセットとなっており、当然5G通信にも対応しています。メモリ容量は12GB、ストレージ容量は128GBとどちらも大容量なので、動作性も安心でしょう。

普段使いにおいて注目の性能が指紋認証です。AQUOS R6では従来比11倍、世界最大サイズの「Qualcomm 3D Sonic Max」という指紋認証センサーを搭載しており、少し雑に指をディスプレイにおいても、正確に指紋を読み取ってロックを解除できます。

また、多くの人が体験したであろう指紋の登録も簡単。一般的なスマートフォンでは正確に指紋を登録するためにセンサーを複数回タッチする必要があるのですが、AQUOS R6は強めに一回センサーに指を置くだけで指紋の登録が完了します。

指紋の読み取りも高速で、すぐにスマートフォンを起動できます。特にコロナ禍の現状では、マスクをしている時間が長いため顔認証が使えないシーンも多くあることを踏まえると、指紋認証センサーの強化は嬉しいポイントでした。

もちろんマスクをしていない時には便利な顔認証にも対応しています。そのほかIPX5/8・IP6Xの防水・防塵に対応し、おサイフケータイ機能も使用できます。本体下部にはイヤホンジャックも搭載されているため、有線イヤホンを接続することも可能。余すことなく機能を盛り込んだハイエンドスマートフォンとなっています。

1インチセンサーだけじゃない! 高性能てんこ盛りのハイエンドスマートフォン「AQUOS R6」

1インチセンサーを搭載したカメラ性能に注目が集まるAQUOS R6。シャッターラグは今後に期待ですが、何気なく撮影した写真の精細さは圧巻で、これまでのスマートフォンとはまた違う撮影体験ができるでしょう。

また、特徴はカメラ性能だけでなくコントラスト比や省電力に優れたディスプレイ性能、高速でロックの解除が行える指紋認証機能など多岐にわたります。おサイフケータイ機能など使い勝手の良い機能も満遍なく搭載されているので、多くの人が満足できるハイエンドスマートフォンといえるでしょう。

取材・文/佐藤文彦

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