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3000円で買えるGEOの完全ワイヤレスイヤホン「GRFD-SWE200M6」を使ってわかった○と×

2021.08.07

レンタルビデオでおなじみの「GEO(ゲオ)」より発売された薄型完全ワイヤレスイヤホン「GRFD-SWE200M6」。魅力はなんといってもその価格で、店頭販売価格は2999円となっています。

2999円という価格はワイヤレスイヤホンとしてはかなり安価ですが、まだワイヤレスイヤホンを使ったことがない人にとって、その魅力はわかりにくいかもしれません。

そこで今回は64GBモデルであればApple公式価格で5万円以下とコスパが良く、現行のiPhoneシリーズで一番売れている「iPhone SE(第2世代)」と「GRFD-SWE200M6」を接続し、実際に試してみました。

これからワイヤレスイヤホンへ入門を考えている方、またワイヤレスイヤホンに興味はあるけど中々家電量販店などに行く機会がないという人は、ぜひ参考にしてください。

片方だけでも使えるインナーイヤー型

まずはGRFD-SWE200M6の外観や同梱物をチェックしていきます。

こちらは充電ケースです。幅87.5mm×奥行35mmで厚さがわずか18.8mmしかありません。

そのためジーンズのポケットなどにしのばせておいても、膨らみが少ないので持ち運びがしやすいでしょう。

底に充電用のType-Cポートがあります。

充電ケースとイヤホン本体、取扱説明書のほかType-A/Type-Cケーブルが同梱されているため、こちらを使って充電できます。

ケースのフタをあけると「R」「L」と表記されているため、ひと目でイヤホンの左右がわかります。イヤホンはマグネットで充電ケースに固定されており、簡単に取り外し可能。

スマホやPCなどのBluetoothをオンにしておけば、ケースからイヤホンを取り出すだけで簡単に接続できます。
※最初の接続方法は後ほどご紹介します。

GRFD-SWE200M6はインナーイヤー型。耳の穴にしっかり密着するカナル型イヤホンの装着感がやや苦手な方にはおすすめかもしれません。

また、右のイヤホンを充電したまま左のイヤホンで音楽を再生し、左のイヤホンの電池がなくなってきたら右のイヤホンに切り替えるといった使い方もできる「左右分離型」です。

iPhone SEと相性◎!? その使い心地は?

GRFD-SWE200M6をiPhone SEと接続し、その装着感や音質を紹介していきます。

まずはiPhone SEのBluetoothをオンにします。

次に両方のイヤホンを充電ケースから取り出します。すると左右いずれかのイヤホンの後ろ側にあるランプが赤青と交互に点滅します。

続いてiPhone SEのBluetooth設定画面を開きます。設定画面には「SWE200M6」と表示されているはずなので、こちらをタップ。無事、接続できるとイヤホンのランプが消えます。

無事、イヤホンが接続されると「SWE200M6」の欄に「接続済み」と表示されます。筆者の場合、わずか30秒ほどで接続ができました。

1度iPhone SEと接続できれば、2回目以降は充電ケースからイヤホンを取り外すだけで自動的に接続可能。

実際に装着してみたところ、インナーイヤー型なので装着時に圧迫感を覚えることはありませんでした。ただし、カナル型イヤホンに慣れている方は、最初は少し違和感を覚えるかもしれません。

筆者も普段はカナル型イヤホンを愛用しているため「少し頭を振ったら外れてしまうかな?」と感じましたが、耳のくぼみに合わせて軽く回すことでしっかりフィットしました。

片耳約3.6gとかなり軽量なので、長時間使っていても耳が疲れる心配は少ないでしょう。

防水性能はIPX4となっているため、運動時に多少の汗をかいても故障の心配は少ないでしょう。

iPhone SEで激しい戦闘シーンが話題となっている最新のアクション映画などを視聴してみると、銃撃戦のシーンでも登場人物のセリフが銃の破裂音に負けることなく、しっかり聞き取ることができました。

また、左右のイヤホンにはいずれも13mmのダイナミックドライバーが1つずつ搭載されており、ロックのベースやオーケストラのコントラバスなど、低音部の響きが良い印象です。

また、GRFD-SWE200M6は「AAC」というBluetoothの規格(コーデック)に対応しているため、AAC対応のiPhone SEなどApple製品と接続した際、より良い音質で映画や音楽を楽しめます。

価格の安さ、接続の簡単さ、コーデックなど、総じてiPhone SEと相性が良いイヤホンということがわかりました。

ちなみにイヤホンのタッチ式センサーをタップすることで操作もできます。タップするだけで音楽の再生や一時停止などができるため、いちいちiPhone SEを取り出す手間もありません。

以下、イヤホンのタッチ式センサーをタップした時の操作方法です。
◯着信応答/通話終了:左右いずれかのイヤホンを2回タップ。
◯着信拒否:左右いずれかのイヤホンを2秒間長押し
◯再生/一時停止:音楽(動画)再生中に左右いずれかのイヤホンを2回タップ
◯曲送り:右のイヤホンを3回タップすると曲送りができます。
◯曲戻し:左のイヤホンを3回タップすると曲戻しができます。
◯音声アシスタント起動:左右いずれかのイヤホンを3秒間長押しするとsiri、Google Assistantなどの音声アシスタントが起動します。

【髙見沢’sジャッジメント】
使いやすさ    ★★★★
デザイン     ★★★★
機能       ★★★★
音質       ★★★★
コスパ      ★★★★★
つけ心地     ★★★★

片耳約3.6gとかなり軽量なうえ、コーデックはAAC対応。最大連続時間は約4時間となっているため、通勤・通学中にiPhone SEで音楽を再生していても、帰宅までにイヤホンの電池が切れてしまう心配は少ないでしょう。

これだけ高性能なGRFD-SWE200M6。2999円という価格もかなりコストパフォーマンスに優れていることが伝わったはずです。GRFD-SWE200M6はこれから初めてワイヤレスイヤホンの購入を検討している人や、お子さんに買い与える初めてのワイヤレスイヤホンにもぴったりの製品ではないでしょうか。

DVDやCDを借りに行ったり、最新のゲームソフトを購入するためにゲオへ行った際は、気軽にGRFD-SWE200M6も手に取ってみては? ワイヤレスイヤホンの魅力にひたってみてください!

GRFD-SWE200M6 仕様

質量:片耳約3.6g
最大連続再生時間:約4時間
コーデック:SBC/AAC対応
防水性能:IPX4
充電ケースサイズ:幅87.5mm×奥行35mm×厚さ18.8mm
価格:2999円

【参照】GRFD-SWE200M6

取材・文/髙見沢 洸

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