POST COFFEE「家庭におけるコーヒーの消費動向を調査」
朝の眠気覚ましに、午後の団らん時に、食後のリラックスタイムに……と様々なシーンで愛飲されるコーヒー。現在、新型コロナウイルスの影響を受けておうち時間が増えたが、家庭でのコーヒーの消費動向に何らかの変化はおきているのだろうか?
そこで、コーヒーのサブスク「PostCoffee」を運営するPOST COFFEEではこのほど、コーヒー好き約2000名を対象に、家庭におけるコーヒーの消費動向を調査した。詳細は以下の通り。
1週間のコーヒー消費
Q.1週間にコーヒーを飲む日数を教えてください(n=2087)
1週間のコーヒーの消費量は、「毎日」の回答が最も多く約7割を占める結果に。次いで、「週5日」「週6日」の回答が多く集まった。
コーヒーの消費量の変化
Q.コロナ前と現在とで比較して、1週間で飲むコーヒーの量の変化を教えてください(n=2087)
約6割が「変わらない」と回答、また4割近くが「増えた」と回答。コーヒー好きの中でもさらにコーヒーを飲む量が増え、全体としてはコーヒーの消費量は増加傾向であると考えられる。
消費量の変化の理由
Q.コーヒーの飲む量が増えた理由・減った理由を教えてください(任意・記述回答)
【増えた】
・在宅勤務になりコーヒーを淹れる時間が作れるようになったため
・在宅勤務でオンオフの切り替えが難しくなったため、意図的にリフレッシュのためにコーヒーを淹れるようになった
・おうち時間の趣味が欲しいと思ったため
【減った】
・コロナ前は出勤時にカフェやコンビニなどでよくコーヒーを買っていたが、買わなくなったため
・在宅勤務でコーヒーを飲む量が増えすぎたため体の調子を整えるために減らした
・職場では「安いコーヒーをたくさん」だったが、「質の良いコーヒーを少量」に切り替えたため
消費量の変化の理由について、自由記述での回答で上記のような理由が多く見られた。家庭でのコーヒー消費量の増加に伴って、眠気覚ましなどの役割から、「楽しみ」や「趣味」としてコーヒーを飲む方が増えていると考えられる。
コーヒーを買うときの状態
Q.コーヒーはどのような状態で購入することが最も多いですか(n=2087)
コーヒーの購入状態に関しては、「豆のまま」と回答した人が47.6%を占め、次いで「粉」と答えた人が36.7%いた。自宅で豆から挽いて飲む方が約半数を占める結果となった。
自宅で飲むコーヒーの抽出方法
Q.自宅で最も頻度高く飲んでいるコーヒーを教えてください(n=2087)
自宅でコーヒーを飲む際には、ハンドドリップでコーヒーを抽出しているユーザーが最も多く約7割を占める結果となった。次いでコーヒーメーカーが13%、フレンチプレスが6%となった。手軽なコーヒーメーカーやカップオンタイプよりも、自身でコーヒーを淹れる体験が求められていると考えられる。
コーヒー購入時の選択基準
Q.コーヒー豆(粉)を購入する際に最も重視するこだわりを教えてください(n=2087)
コーヒー購入時の最重要項目としては「味わい/風味」が最も多く挙げられました。
コロナ禍におけるコーヒースタイルの変化
Q.コロナ前と現在とで、コーヒースタイル(飲む種類、楽しみ方)にどのような変化がありましたか(任意・記述回答)
・インスタントコーヒーを飲むことが減った
・ハンドドリップに挑戦するようになった
・色々なコーヒーを試すようになった
・眠気覚ましではなく、リラックスや楽しみとしてコーヒーを飲むようになった
コロナ禍におけるコーヒースタイルの変化としては、上記のような回答が多く寄せられた。手軽さ以上に、時間をかけても楽しみとしてコーヒーを飲む人が多く見られることがわかった。
<調査概要>
対象者:10代から70代のコーヒー好き(PostCoffeeユーザー)2087名(男性740名、女性1323名、その他24名)
調査方法:Webアンケート
調査期間:2021年6月21日~2021年7月4日
出典元:POST COFFEE株式会社
https://postcoffee.co/
構成/こじへい