コンビニ弁当の利用者は46%、2年前の調査より5%減少
コロナで外出自粛になり「コンビニ弁当」に頼らざる得ない人も多いのでは。しかし、マイボイスコムが10,143件の回答を集めた『コンビニ弁当の利用』に関するインターネット調査によると、コンビニ弁当の利用者は46%、2年前の調査より5%減少している。
購入単価は2013年から上昇傾向、消費者が少し高くてもより良い商品を求めていることが推察される。
その他の調査結果も見てみよう。
購入する弁当の価格帯
購入するコンビニ弁当の価格帯は『499円以下』が65%、『500円以上』が34%。2019年の調査では『500円以上』が27%と、この2年間で7%増えている。
『499円以下』が減少して『500円以上』が増える傾向は2013年から続いており、コンビニ弁当に対して消費者が少し高くてもより良い商品を求めていることが推察できる。
コンビニ弁当の選定基準
コンビニ弁当の選定基準は(複数回答)、「見た目がおいしそう・きれい」「価格」が利用者の4割前後、「味」が30.6%、「健康に配慮している」「様々な種類のおかずが入っている」「野菜の量や種類が多い」が各2割弱。
「全体の量が多い」は男性若年層、「肉が入っている」は男性30・40代で比率が高くなっている。「見た目がおいしそう・きれい」は女性、「野菜の量や種類が多い」「季節感がある・旬のもの」は女性高年代層で高い傾向に。
コンビニ弁当と一緒に買う飲み物、食べ物
コンビニ弁当利用者のうち、コンビニ弁当と一緒に飲み物を買う人は7割強、一緒に食べ物を買う人は6割強。
買う飲み物は(複数回答)、「緑茶」が49.9%、「緑茶以外の日本茶系飲料」が25.4%、「コーヒー・コーヒー系飲料」が17.2%となっている。買う食べ物は(複数回答)、「サラダ」「味噌汁」「チルドデザート、アイスなど」が各2割弱だった。
コンビニ弁当を食べる場面
コンビニ弁当を食べる場面は(複数回答)、「食事を簡単に済ませたい」「食事や弁当を作るのが面倒」が利用者の各30%台、「食事や弁当を作る時間がない」「早く済ませたい」が各20%台だった。「昼食」は38.0%で、2019年調査より増加している。「夕食」は12.5%。
コンビニ弁当購入頻度の変化
1年前と比べて、コンビニ弁当の購入頻度が増えた人は約8%です。減った人は約14%となっている。
直近1年間にコンビニ弁当を購入した人(6割弱)に限ってみると、頻度が増えた人は1割強。10・20代や女性30代で、他の年代より高くなっていた。頻度が減った人は2割強だった。
構成/ino.
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著者:平澤芳恵●プロフィール
東京労災病院治療就労両立支援センター管理栄養士。
予防医療に加え、治療と仕事の両立支援をするため、同センターで食事の取り方などをサポート。メタボリック症候群予防、働く女性の食生活などをテーマに、栄養相談や講演を実施。忙しくて自炊する時間がない人が、コンビニでもバランスが良い食事を摂る方法を指南する。
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発行/小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09310683