全長4.6~4.7mクラスのDセグメントに属するSUVを調べてみるとその車種の多さに驚く。
国産車ではトヨタ『RAV4』、レクサス『NX』、日産『エクストレイル』、ホンダ『CR—V』、三菱『アウトランダー』、スバル『フォレスター』がある。さらに輸入車ではジープ『ラングラー』、メルセデス・ベンツ『GLC』、ボルボ『XC60』、BMW『X3』、メルセデス・ベンツ『Gクラス』の5台のほかに、ジープ『チェロキー』、ポルシェ『マカン』、プジョー『5008』、DS『7クロスバック』などバラエティー豊かなクルマが揃っている。しかも、本格的なオフロードモデルや3列シート7人乗りなど、ライフスタイルに合わせたクルマも選べる。
輸入車もメルセデス・ベンツ、BMW、アウディのドイツ御三家の販売台数は比較的安定しており、ディーラーの体制も安心感がある。
だが、他ブランドの輸入車も実際に乗ってみると、それぞれに個性があり、使い勝手も工夫もレベルが高い。今回、アメリカ車のキャデラックに試乗してみて、それを体感することができた。
メルセデス・ベンツ『GLC』708万円~
BMW『X3』675万円~
取材・文/石川真禧照