上質な内装と先進の装備が魅力のSUV
エンジンルーム
2代目でエンジンを一新。ディーゼルは直4、2Lターボ+ベルト駆動式オルタネータースターターと12Vのリチウムイオン電池を搭載。
運転席と各種装備
液晶モニターは10.1インチのタッチパネルで「Hey Audi」で音声入力も可能。通信ネットワークはeSIMを採用している。
シートスペース
前席は脇腹のホールド性を強化したスポーティーなシート。後席はやや低めの着座位置で足元も広い。センターのトンネルはやや大きい。
ラゲージスペース
荷室の奥行きは950mm、左右幅1040~1300mm、床面からトノカバーは510mmあり広い。後席の背もたれは4対2対4の分割前倒式。
【 ココがポイント!】効率良く動作する先進の4WDシステム
走行モードはオフロード、エフィシェンシー、オート、ダイナミック、インディビデュアルを選択できる。システムが4WD走行不要と判断すると前輪にのみトルクを配分する。
【 ココがポイント!】後席は4対6でスライド、2段階でリクライニング
後席は4対6で座面ごとスライドする。背もたれも2段階でリクライニングし、快適性と荷室の使い勝手を追求。床中央のトンネルは大きく幅もあるので左右2名乗車が最適。
走り重視なら『Q5』
[運転性能]新設計の2Lディーゼルターボは気筒休止やコースティングで実用燃費は13~19km/L。音や振動も抑えている。18点
[居住性]前後席とも空間は十分で前席は視界も広く運転しやすい。後席もスライドやリクライニングが便利。荷室も広い。19点
[装備の充実度]ベースグレードでも安全装備や快適装備は充実している。オプションを選択するならシートヒーターぐらい。18点
[デザイン]最新のクワトロは曲線を生かした、ややグラマラスな印象。ウエストラインを水平に抑えたワゴンのような仕上がり。18点
[爽快感]2Lディーゼルターボエンジンは2000回転からトルクも太くなり、4700回転まで使える。性格はマイルド志向だ。18点
[評価点数]91点
取材・文/石川真禧照