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知ってる?四字熟語「常在戦場」の意味と正しい使い方

2021.07.25

戦国時代から使われていた「常在戦場」という四字熟語。これは、緊張感を持って物事に取り組む必要がある際に使われる言葉で、ビジネスシーンでも使いやすい言葉の一つだ。

本記事では「常在戦場」について、正しい意味や由来、具体的な使い方をさまざまな角度から解説していく。類語や英語表現なども併せてチェックして、表現の幅を広げるのに役立ててほしい。

常在戦場とは

はじめに、「常在戦場」の意味と由来などを紹介する。歴史のある言葉のため、その背景を知るといっそう理解を深められるはずだ。

意味は「常に戦場にいるような心持ちでいること」

「常在戦場」の読み方は「じょうざいせんじょう」。「常に戦場にいるような心持ちでいること」を説いた四字熟語だ。戦場は生きるか死ぬかの過酷な場所で、一瞬たりとも気を緩めることはできないことから、常に戦場にいるかのような緊張感を持って物事に取り組むことの大切さを表現している。

由来は江戸時代のある一族の家風

「常在戦場」は、牧野家という戦国時代から江戸時代に活躍した一族が家風としていた言葉。牧野家は、三河国牛久保城(みかわこくうしくぼじょう)という、現在の愛知県豊川市牛久保町に存在した城の城主だった。この場所は、交通の要所となっており、西から東、北方と各方面から敵の勢力の脅威にさらされる場所にある。そうした環境から、平常時であっても気を緩めずに戦場にいるかのような心持ちで物事に取り組むことを「常在戦場」と表したと言われている。

牧野家は江戸時代に長岡藩(現新潟県長岡市)の藩主となり、「常在戦場」を藩風・藩訓として掲げた。その後、幕末の北越戊辰戦争時に、長岡藩を指揮していた河井継之助や、連合艦隊総司令長官であった山本五十六が積極的に使用したことから全国へと広まっていく。

例文

ここでは「常在戦場」を使った例文をいくつか紹介する。使い方をマスターして、実際の会話にぜひ活用してほしい。

「本日から新年度となるので、改めて気を引き締め、常在戦場の思いで仕事に臨もう」
「常在戦場という言葉もある通り、日頃からさまざまなケースを想定して過ごしていれば、問題が起きても冷静に対処できるだろう」
「長期休み明けですっかり気が緩んでしまった。ミスのないよう常在戦場の気持ちを意識しよう」
「何が起きるか分からないこのご時世。常在戦場のような思いで過ごした方が身のためだ」

常在戦場の類語、反義語、英語表現

次に、常在戦場の類義や反義語、英語表現を紹介する。さまざまな切り口から言葉を掘り下げることで、知識の幅を広げることができるはず。

類語

「常在戦場」と同じような意味を持つ言葉は複数存在するが、ここではその中から2つのことわざを紹介する。

・「いざは常、常はいざなり(いざはつね、つねはいざなり)」

平穏な日常に甘んじず、常にいざ何か問題が起きた時のことを考え、緊張感を持って過ごすことの大切さを説いたことわざ「いざは常、常はいざなり」。戦場にいるような緊張感を表しているわけではない点で、「常在戦場」よりも少しソフトな表現だ。そのため、日常のちょっとした場面でも使いやすい。

・「治に居て乱を忘れず(ちにいてらんをわすれず)」

治とは統治され、戦乱のない状態のこと。そのような状態にある中でも、常に争いや混乱の時代が来たときのことを考え、準備を怠ってはいけないということを表すことわざ。常に戦のような思いで過ごすという“意識”に重点を置いた「常在戦場」に比べると、“備え”をすることの大切さをより強調したことわざと言える。

反義語

「常在戦場」には対義語にあたる言葉がないが、それに近い意味合いを持つ言葉は存在する。

・「戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)」

戦が始まってから矢を準備しても遅いことから、事が起きてから準備を始めることの愚かさを表現したことわざ「戦を見て矢を矧ぐ」。「常在戦場」はいつ争いが起きても問題がないよう常にそのような意識を持つことの大切さを説いているが、この言葉はその意識とは反対の状態を表しており、対義語に近い言葉と言える。

英語では「Always prepare yourself as if you were in a battle field」

「常在戦場」を英語に直訳すると「Always prepare yourself as if you were in a battle field」。また、英語で一般的に使われている言葉の中では、「Forewarned is forearmed」が近い意味を持つ。これは、前もって事が起きることを知っていればそれに対して準備をすることができるという意味で、問題の存在を認識し、現在の在り方を考えるという点で、常在戦場と似ている表現といえるだろう。

文/oki


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