ネオマーケティング「スマホゲーム」に関する意識調査
スマホを取り出しアプリを起動させれば、いつでもどこでもプレイできるスマホゲーム。コロナ禍でいまだ様々な娯楽に制限がかかる状況下において、もっとも手軽に楽しめるエンタメの一つとして楽しんでいる方も多いことだろう。
そんな「スマホゲーム」に関する意識調査がこのほど、株式会社ネオマーケティングにより、10代~50代の男女800人を対象にして実施された。
遊んでいるスマホゲームジャンル
まずは、現在スマートフォン(タブレットも含む)で遊んでいるゲームのジャンルを聞いた。
全年代においてパズルゲームが最も多い結果となった。年代の高い層ほど、パズルゲームで遊んでいる割合が高い傾向にあり、女性の方が男性よりやや高いようだ。特に、女性40~50代の約8割がパズルゲームで遊んでいることがわかる。男性30代は唯一、パズルゲームよりもロールプレイング(RPG)のほうが多くなっている。
遊んでいるスマホゲームを知ったきっかけ
続いて、現在もっともよく遊んでいるスマホゲームをどのように知ったか聞いた。全年代において、「App Store、Google Playで見つけて」「友人・知人からすすめられて」が主なきっかけだということがわかる。次いで各種広告が続く。
広告については、インターネット上・テレビ・他アプリを通して年代問わずアプローチできている様子が伺え、認知拡大と新規ユーザー獲得に寄与していることがわかる。男性10代/20代においては、「インターネットで動画(YouTube等)を見て」が25%以上と、他性年代と比較し高い割合となっている。
スマホゲームの1日あたりのプレイ時間
スマホゲームで、1日あたりどのくらいの時間遊んでいるか聞いた。休日のほうがやや利用時間は増えるものの、10分~30分、30分~1時間程度がボリュームゾーンになっている。次いで、平日休日ともに1~2時間が多いという結果となった。
スマホゲームを選ぶ基準
どのように、スマホゲームを選んでいるか聞いた。男女ともに年代が高くなるほど「課金せずともできるもの」を求める割合が高くなっており、年代によるスマホゲームの課金に対する考え方の違いを見ることができる。
「好きな作品(アニメ、ゲーム、マンガ等)に関連するもの」「好きなキャラクターがいるもの」は年代が低い層で高くなっている。
スマホゲーム内課金経験
スマホゲームでゲーム内アイテムの購入や、有料のガチャ等を行なったことがあるか聞いた。4割以上の方が、スマホゲーム内で課金をした経験があるということがわかった。
スマホゲームへの1か月あたりの平均課金額
スマホゲームへの、1ヶ月あたりの課金額について、直近半年の平均で聞いた。課金額は、3,000円未満で約8割を占める結果となり、最も多かったのは500円未満だった。
スマホゲーム内コラボ企画での最高課金額
スマホゲーム内の、他の作品(アニメ、ゲーム、マンガ等)とのコラボ企画に対しての最高課金額を聞いた。コラボ企画で課金経験がある方は約7割となり、3,000円以上の課金をする方は、24.9%でした。コラボ企画では普段よりもやや高額の課金をする方が多いようだ。
普段遊んでいるゲーム機
普段、スマートフォン(タブレットも含む)以外で遊んでいるゲーム機を聞いた。全体として、「Nintendo Switch」「PC」が多く、続いて、「PlayStation 4」「PlayStation 5」が多い結果となった。特に、性別問わず10~30代の方は「Nintendo Switch」の割合が高い傾向にある。
最近では、スマートフォンだけでなく、他のゲーム機でもプレイできるようなマルチプラットフォーム展開を行なっているオンラインゲームも出てきている。ハードの枠を超えてユーザーが楽しむようになるゲーム体験が、今後広がっていくのかもしれない。
作品の認知と好感
今回は20の作品を独自の基準で選定し、知っている作品(アニメ、ゲーム、マンガ等)とその作品についての気持ちを5段階で聞いた。知っている作品と好きな作品は必ずしも合致してはいないが、「名探偵コナン」「鬼滅の刃」「ルパン三世」「ドラゴンクエスト」は認知、好感ともに半数以上の回答を集めている。
出典元:株式会社ネオマーケティング
https://neo-m.jp/
構成/こじへい