東京ディズニーランドでは2021年4月1日(木)より、「ファンタジーランド・フォレストシアター」 がオープンし、「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の公演を開始した。
また、同日より東京ディズニーシーのブロードウェイ・ミュージックシアターにて「ビッグバンドビート〜ア・スペシャルトリート〜」を公演している。
それに加え、7月2日(金)より、 東京ディズニーランドのショーベースにて、新しいエンターテイメントプログラム「クラブマウスビート」がスタートしたのだ。それぞれのエンターテイメントについて、写真とともに見どころをお届けしたい。
「ミッキーのマジカルミュージックワールド」/ ファンタジーランド・フォレストシアター(東京ディズニーランド)
「ミッキーのマジカルミュージックワールド」は、ミッキーマウスと仲間たちが様々なディズニー映画やディズニー&ピクサー映画の音楽に遭遇しながら旅をするエンターテイメントだ。
物語は深い森の奥でミッキーマウスが大きな魔法のオルゴールを見つけるところから始まる。
ミニーマウスとドナルドダック、グーフィーたちが見守る中、ミッキーマウスがオルゴールの鍵を回す。
すると、扉が次々と開き、白雪姫、ピノキオ、ウッディーが現れ、それぞれのテーマソングに合わせて挨拶をしてくれる。
次の扉が開いたものの、そこは空っぽで歌も聞こえてこない。ミッキーマウスたちはオルゴールの中で歌が迷子になっているのかもしれないと考え、二手に分かれて歌を探す旅に出ることに。
まず、ミッキーマウスとミニーマウスが出会ったのはルミエール。 「Be Our Guest」の曲とともに回転する大きな階段を使った華やかなダンスナンバーを繰り広げる。
金色のドレスを身にまとったベルに加え、アリスとマッドハッター、 メリー・ポピンズも登場する豪華絢爛な舞台に夢中となるはず。
一方、ドナルドダックとグーフィーはジャングルにやってきた。キング・ルイが「I WANNA BE LIKE YOU」を歌い、バルーやモンキーたちも一緒にエキゾチックなナンバーを届ける。
次に聞こえてくるのは「HAKUNA MATATA」のメロディ。 ポールを使ったアクロバティックなパフォーマンスが繰り広げられる中、ティモンがリードする情熱的なダンスが始まる。
ミッキーマウスとミニーマウスが舞台に戻るとジミニークリケットが「When You Wish Upon a Star」を歌い上げ、3つの鏡が現れる。
鏡の中からはシンデレラ、ジャスミン、ラプンツェルが現れ、光が広がる幻想的な世界で歌を歌う。
ミッキーたち4人が背景に描かれた楽譜に目を向けると、プーさん、エルサ、ジュディがそれぞれの歌に合わせて現れる。
好奇心たっぷりのグーフィーが、最後に残ったリトル・マーメイドの楽譜に触れると……。
果たしてミッキーマウスたちは全ての歌に巡り会うことはできるのか。フォレストシアターの舞台で繰り広げられる壮大なエンターテイメントショーに心奪われることだろう。
「ビッグバンドビート〜ア・スペシャルトリート〜」/ ブロードウェイ・ミュージックシアター(東京ディズニーシー)
ブロードウェイ・ミュージックシアターでは、これまで「ビッグバンドビート」が公演されていたが、現在は演出と構成の一部内容を変更して「ビッグバンドビート〜ア・スペシャルトリート〜」が公演されている。
幕が上がると、ミッキーマウスが男性ダンサーと「It Don’t Mean a Thing」に合わせてタップダンスを披露し、女性ダンサーも加わって、オープニングが始まる。
ミッキーマウスはゲストに「今夜は、スペシャル・トリートとして懐かしい音楽を一緒に楽しもう!」と挨拶し、ミニーマウスを紹介する。
ミッキーマウスがピアノで「I Love A Piano」を弾くのに合わせて、ミニーマウスが女性ダンサーをバックに歌とダンスを披露する。
ダンサーが次々に登場し、「Take the‘A’Train」を歌い上げる中、ミッキーマウスとミニーマウスが待ち合わせをしてハーレムのサヴォイクラブへ出かけていくシーンが展開される。
その後、ディズニーキャラクターが登場し、各々のキャラクターを中心としたナンバーが繰り広げられる。
ディズニーの仲間たちによる本格的な歌とダンスのエンターテイメントショーは圧巻だ。フィナーレでショーに出演したディズニーの仲間たちやダンサーたちが勢ぞろいするカーテンコールにも注目して欲しい。
「クラブマウスビート」/ ショーベース(東京ディズニーランド)
「クラブマウスビート」の舞台となるのは、誰もが最高に楽しく、自分らしくいることができる 人気のクラブ、“クラブマウス” だ。
オープニングではファンファーレが鳴り、ステージの幕が開くと、ミッキーマウスたちが「クラブマウスビート」のテーマソングに合わせて、クールなダンスを披露する。
「クラブマウスへようこそ」というミッキーマウスの挨拶の後、グーフィーとマックスが登場して、ヒップホップをイメージしたダンスが始まる。
オーケストラの曲とともに、指揮者姿のドナルドダックが登場し、デイジーダックにかっこいい姿を見せたいとオーケストラの指揮を始める。
しかし、チップとデールが登場して、ラテンの音楽とマラカスの演奏で、ドナルドダックの邪魔をする。
その後、実況中継風のアナウンスと共にスペシャルゲストとして、ディズニー&ピクサー映画『カーズ』 のライトニング・マックィーンが登場。
再びロックスターに扮したドナルドダックが登場し、かっこよくロックンロールを演奏しようとするが……怪しいスモークが立ち込めて、ディズニーヴィランズたちが登場するのだ。
「クラブマウスビート」はおなじみのディズニーの仲間達だけではなく、 ピクサーの仲間たち やディズニーヴィランズたちなども登場する、バラエティに富んだライブエンターテイメントである。
エキサイティングでユニークなパフォーマンスに自然と笑顔になれるに違いない。
東京ディズニーリゾートでは現在、「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策を実施しており、これらのエンターテイメントを鑑賞するにあたって、エントリー方式での受付が必要となる。
鑑賞方法は、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトで確認してほしい。
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取材・文/RoMoKo