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間違いなく面白い!「マンガ大賞」が埋もれた名作を発掘する理由

2021.07.15PR

現在発売中ののDIME最新号では「今、読むべき、観るべきマンガとアニメ」を大特集。今回はその中から、毎年話題になる「マンガ大賞」がなぜ傑作を発掘できるのか、その理由を発起人の吉田尚記さんに聞いたインタビュー記事を先んじてお届けします!もれなく超豪華付録「LEDリングライトPREMIUM」が付いてきます。お早めにお買い求めください!

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「マンガ大賞」とは?

最大巻数8巻まで(過去の大賞受賞作は除く)のうち、選考委員が「友達に薦めたいマンガ」という基準で選考。毎年3月に大賞とトップ10が発表される。

ニッポン放送アナウンサー
吉田尚記さん
毎週日曜日23時30分から担当中の『ミューコミVR』にはマンガレビューコーナーも。漫画家とのポッドキャスト『マンガのラジオ』も毎週更新中。

 3月に大賞が発表された「マンガ大賞」。多くのマンガファンが注目を寄せる理由が、「掘り出しモノの〝おもしろいマンガ”が見つかる」からだ。なぜ毎年、名作を見つけ出すことができるのか、発起人の吉田尚記さんに話を聞いた。

「おもしろいのに、人目につかなかったために埋もれてしまっているマンガを、旗を振って応援したいと思ってこの賞を作りました。

 選考基準は『友達に薦めたいマンガ』かどうか。『おもしろいからちょっと読んでみてよ!』と言いたくなるような作品を選ぶんです。選考員は完全ボランティアなうえ、マンガ家やマンガ編集者などマンガが売れることが利益につながる人はひとりもいません。また、選考過程では選考員間で議論も行なわず、投票のみで決めます。徹底した公平さのもと『おもしろさ』だけで大賞を選びます」

 対象となる作品は、その年の1月1日~12月31日に最新刊が発売された、8巻未満のもの。この「8巻」という数字にも理由がある。

「マンガは競争原理が激しく淘汰される世界なので、9巻以上も続く作品は『おもしろいから売れて、続いている』といえる。一方、何らかの理由で〝おもしろいのに知れ渡らない可能性がある”のは8巻までという経験則で決めました。

 今年で14回目ですが、来年以降もおもしろい作品を発掘し続けていきたいと思います」

《大賞》『葬送のフリーレン』
(原作・山田鐘人、作画・アベツカサ、既刊5巻、小学館)

舞台は勇者一行が魔王を倒した後の世界。勇者と旅をともにした魔法使いのフリーレンはエルフであり、仲間たちよりも寿命が長かった。自身は若い姿にもかかわらず、老いて死にゆく仲間を見送った後、彼女は再び旅に出る。

『葬送のフリーレン』の見どころを担当編集者に聞いてみた!

原作・山田鐘人先生の紡ぐ「人間味あふれるキャラクターたち」と「セリフの強さ」、作画・アベツカサ先生の描く「美麗な線」と「繊細な感情表現」が見どころ。「大切な人の事を考える」物語です!

サンデー編集部・小倉

©山田鐘人、アベツカサ/小学館

DIME9・10月号の特別付録は超豪華「LEDリングライトPREMIUM」

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取材・文/田村菜津季

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