ミシュラン「e·PRIMACY」
日本ミシュランタイヤは、プレミアムコンフォートタイヤのMICHELIN PRIMACYシリーズにミシュラン史上最高の低燃費性能を誇る「e·PRIMACY(イー プライマシー)」を新たに追加し、8月3日より順次発売する。サイズは15インチから20インチの計27サイズ、価格はオープン。
自動車もハイブリッド車(HEV) やプラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCEV)といった電動化が一般化し、今後もその普及率は高まるばかりだ。そんな地域や世代を超えて環境負荷が課題となっている現在、発展し続けるモビリティの世界においてもCO2排出削減やリサイクルなどによる「サステナビリティ」を追求していかなくてはならない。
「e·PRIMACY」はMICHELIN PRIMACYシリーズに追加される新しいモデルとなる。プレミアムコンフォートタイヤに求められる静粛性に優れた上質で快適な乗り心地はもちろん、ドライおよびウェット路面での安定したグリップがもたらす安全性、さらに優れた環境性能が加わる。
ミシュラン史上最高の低燃費性能を備えた「e·PRIMACY」は、タイヤの摩耗が進行しても性能の急激な劣化を抑制する性能維持力や優れた耐摩耗性と相まって、使用開始から履き替えるまで、長期にわたり高い安全性と環境性能を発揮。それによりこのタイヤを装着するユーザー1人ひとりは、原材料使用量や廃棄タイヤの抑制、CO2排出量の削減などに寄与できることになる。
【採用技術】
・「エナジー パッシブ コンパウンド」
新開発の高弾性ゴムによりシリカとのカップリング材を改善。ゴムの変形によるエネルギーロスを抑えることで転がり抵抗値低減を実現。
・「スリムベルト」
スチールベルトに強度と軽さを併せ持つ新素材を採用。耐久性を犠牲にすることなく内部構造の薄型化を実現し、転がり抵抗を低減。
・「サイレント リブテクノロジー」
接地面における接地部分と溝部分の比率が常に一定になるように設計。タイヤパターンから発する音圧を一定にすることで優れた静粛性を実現。
・「マックスタッチ コンストラクション」
内部構造の適正化により、トレッド面のより均一な接地圧分布を実現。これにより加速時、ブレーキング時、コーナリング時においても接地面が安定し偏摩耗を抑制が可能。
・「U字グルーブ」
U字型の主溝は摩耗末期においても排水性能を確保。摩耗による急激な排水性能の低下を防ぎ、長期にわたり安全性を確保。
※【採用技術】内の図はすべてイメージ
【販売サイズ】
関連情報:https://www.michelin.co.jp/
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)