2021上半期タレント番組出演本数ランキング
新型コロナウイルスの影響が続く中、2021年上半期には多くの新型コロナ関連の専門家がテレビに出演した。では、最も番組出演本数が多かったのは誰だ?
ニホンモニターは2021年1月~6月のテレビ番組出演者データを基にした『2021上半期タレント番組出演本数ランキング』をまとめた。
設楽統さんが4年ぶりの首位奪還・上位陣は大きく変動
2021年の番組出演本数ランキングの1位には設楽統さん(バナナマン)が輝いた。「ノンストップ」をはじめレギュラー番組で安定した活躍を見せており、2013年以来8年ぶりとなる年間1位獲得に向けて好スタートを切った。また3位には小峠英二さん(バイきんぐ)がランクイン。昨年から今年にかけて「1億3000万人のSHOWチャンネル」や「相葉マナブ」などのレギュラー番組が増加し、昨年上半期の20位から大きくランクアップした。
また俳優部門では朝の連続テレビ小説「おちょやん」で主演を務める杉咲花さんが1位を獲得。上半期では106番組に出演し、今後さらなる活躍が期待される。
タレント部門ではフワちゃんが1位を獲得。昨年のブレイクタレントに選ばれた勢いはさらに加速し、総合ランキングでも4位にランクインするなど、その人気はまだまだ続くとみられる。
2021上半期テレビ番組出演本数ランキング
1位 設楽統(バナナマン):289番組
ノンストップ!(CX)/バナナサンド(TBS)/YOUは何しに日本へ?(TX)等
2位 博多大吉(博多華丸・大吉):263番組
あさイチ(NHK)/それって!?実際どうなの課(NTV)/ライオンのグータッチ(CX)等
3位 小峠英二(バイきんぐ):253番組
ヒルナンデス!(NTV)/ヒューマングルメンタリー オモウマい店(NTV)/超人女子戦士ガリベンガーV(EX)等
4位 フワちゃん:243番組
ウチのガヤがすみません!(NTV)/ゼロイチ(NTV)/そんな食べ方あったのか!(EX)等
5位 池田美優:239番組
スッキリ(NTV)/櫻井・有吉THE夜会(TBS)/突然ですが占ってもいいですか?(CX)等
6位 松尾駿(チョコレートプラネット):233番組
有吉の壁(NTV)/千鳥のクセがスゴいネタGP(CX)/ヒルナンデス!(NTV)等
7位 川島明(麒麟):232番組
ラヴィット!(TBS)/川島・山内のマンガ沼(NTV)/ウワサのお客さま(CX)等
8位 若林正恭(オードリー):230番組
オドぜひ(NTV)/激レアさんを連れてきた。(EX)/あちこちオードリー(TX)等
8位 春日俊彰(オードリー):230番組
ヒルナンデス!(NTV)/炎の体育会TV(TBS)/日向坂で会いましょう(TX)等
8位 長田庄平(チョコレートプラネット):230番組
有吉の壁(NTV)/パズドラ(TX)/ウチのガヤがすみません!(NTV)等
11位 国分太一(TOKIO):221番組
ザ!鉄腕!DASH!!(NTV)/国分太一のお気楽さんぽ(CX)/23時の密着テレビ「レベチな人、見つけた」(TX)等
12位 林修:218番組
日曜日の初耳学(TBS)/林修の今でしょ!講座(EX)/林修のニッポンドリル(CX)等
13位 岡田圭右(ますだおかだ):211番組
クイズ!脳ベルSHOW(CX)/世界ふしぎ発見!(TBS)/日曜ゴルフっしょ!(TX)等
14位 加藤浩次(極楽とんぼ):210番組
スッキリ(NTV)/人生最高レストラン(TBS)/がっちりマンデー!!(TBS)等
15位 松陰寺太勇(ぺこぱ):208番組
ヒルナンデス!(NTV)/声優パーク建設計画 VR部(EX)/乃木坂スター誕生!(NTV)等
15位 上田晋也(くりぃむしちゅー):208番組
くりぃむクイズ ミラクル9(EX)/Going! Sports&News(NTV)/おしゃれイズム(NTV)等
17位 シュウペイ(ぺこぱ):205番組
声優パーク建設計画 VR部(EX)/サッカー★アース(NTV)/突破ファイル(NTV)等
18位 新井恵理那:201番組
グッド!モーニング(EX)/所さんお届けモノです!(TBS)/ナゼそこ?(TX)等
18位 粗品(霜降り明星):201番組
霜降りバラエティ(EX)/オトラクション(TBS)/霜降りミキXIT(TBS)等
18位 山内健司(かまいたち):201番組
かまいガチ(EX)/川島・山内のマンガ沼(NTV)/お仕事search!それってグッジョブ(TX)等
2021上半期テレビ番組出演本数・俳優部門ランキング
1位 杉咲花:106番組
2位 成田凌:96番組
3位 生瀬勝久:67番組
4位 渋谷天笑:60番組
4位 篠原涼子:60番組
※合計出演番組本数のうち、ドラマでの出演が半数を超えるタレントのみ対象とする。
2021上半期テレビ番組出演本数・お笑い芸人部門ランキング
1位 設楽統(バナナマン):289番組
2位 博多大吉(博多華丸・大吉):263番組
3位 小峠英二(バイきんぐ):253番組
4位 松尾駿(チョコレートプラネット):233番組
5位 川島明(麒麟):232番組
※テレビでネタなどを披露し、世間一般的に「お笑い芸人」に分類されると弊社が判断したタレントを対象とする。
2021上半期テレビ番組出演本数・タレント部門ランキング
1位 フワちゃん:243番組
2位 池田美優:239番組
3位 国分太一(TOKIO):221番組
4位 林修:218番組
5位 新井恵理那:201番組
※テレビに出演しているタレント(モデル、アイドル、ミュージシャン、声優等)を対象とする。
「M-1グランプリ」出場者が上位に名を連ねたブレイクタレント
昨年と今年を比べ、出演番組の増加数を比較したブレイクタレント。2021年上半期にブレイクしたのは、おいでやすこが。ピン芸人同士のユニットとして出場した2020年「M-1グランプリ」をきっかけに一気にブレイクを果たした。お互いが1人でも活躍できるという強みを生かし、バラエティ番組を中心に数多く出演した。
またニューヨーク、錦鯉、見取り図などの「M-1グランプリ」出場者の他、ラランド、ぼる塾などの若手芸人が活躍の場を広げた形となった。世代に関わらず、お笑い芸人の飛躍が目立った結果となった。
2021上半期ブレイクタレント
おいでやすこが 増加番組数:166
(2021上半期出演本数:178→2020上半期出演本数:12)
マヂカルラブリー 増加番組数:163
(2021上半期出演本数:192→2020上半期出演本数:29)
ニューヨーク 増加番組数:144
(2021上半期出演本数:174→2020上半期出演本数:30)
ラランド 増加番組数:111
(2021上半期出演本数:123→2020上半期出演本数:12)
錦鯉 増加番組数:111
(2021上半期出演本数:121→2020上半期出演本数:10)
ぼる塾 増加番組数:103
(2021上半期出演本数:121→2020上半期出演本数:18)
見取り図 増加番組数:100
(2021上半期出演本数:107→2020上半期出演本数:7)
生見愛瑠 増加番組数:96
(2021上半期出演本数:162→2020上半期出演本数:66)
竹脇まりな 増加番組数:93
(2021上半期出演本数:94→2020上半期出演本数:1)
ヒコロヒー 増加番組数:86
(2021上半期出演本数:88→2020上半期出演本数:2)
【番外編】新型コロナ関連専門家のテレビ出演・1位は二木芳人さん(昭和大学・客員教授)
新型コロナウイルスの影響が続く中、2021年上半期には多くの新型コロナ関連の専門家がテレビに出演した。最も番組出演本数が多かったのは二木芳人さん(昭和大学・客員教授)。年間最多出演本数となった昨年に引き続き、2021年上半期も最多出演となった。「めざまし8」や「バイキングMORE」など、フジテレビを中心に222番組に出演した。2位は松本哲哉さん(国際医療福祉大学・主任教授)。TBS「Nスタ」などを中心に156番組に出演した。コロナ禍が続く中、引き続き専門家のテレビ出演は続くだろう。
2021上半期新型コロナ関連専門家・テレビ番組出演本数ランキング
1位 二木芳人(昭和大学・客員教授):222番組
2位 松本哲哉(国際医療福祉大学・主任教授):156番組
3位 北村義浩(日本医科大学・特任教授):136番組
4位 水野泰孝(グローバルヘルスケアクリニック・院長):134番組
5位 倉持仁(インターパーク倉持呼吸器内科・院長):79番組
6位 寺嶋毅(東京歯科大学市川総合病院・教授):77番組
7位 岡田晴恵(白鴎大学・教授):72番組
8位 三鴨廣繁(愛知医科大学大学院・教授):68番組
9位 佐藤昭裕(KARADA内科クリニック五反田・院長):58番組
10位 森内浩幸(長崎大学大学院・教授):53番組
※新型コロナに関する専門家として出演した番組のみ対象とする。
調査概要
調査項目:タレント番組出演本数 (出演番組の放送回数分をカウント)
調査期間:2021年1月1日~6月20日
対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
◎グループ出演と個人出演の合算にて集計
◎放送局所属のアナウンサーは対象外とする
◎通販番組出演者は対象外とする
◎再放送番組は対象外とする
◎ナレーション出演は対象外とする
構成/ino.