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「ゲーミングPC」を買うならいくら必要?秋葉原のPC専門店で聞いた平均予算とおすすめモデル

2021.07.25

家電量販店の「ゲーミングPC」コーナーを覗いてみると、数万円台から高いもので30万円以上するものもあるなど、どれを買えばいいか迷ってしまう。「ゲームで不自由しない」かつ「仕事でも使える」PCを買うには、いったいいくらかかるのか? 老舗のPC専門店に直撃取材!

●教えてくれた人

赤塚裕介さん

TSUKUMO eX.  赤塚裕介さん
販売員3年目。PCゲーマー歴は14年目。自身も自作PCでFPS(ファーストパーソンシューター)ゲームを楽しんでおり、『VALORANT』では上位1%に位置する「イモータル」の称号を持つほどの腕前。

●TSUKUMO eX.とは?

TSUKUMO eX.とは?

秋葉原にあるPC専門店。2020年11月にオープン20周年を迎えた。自作PC初心者から上級者まで満足できる品揃えが特徴で、地下1階〜地上6階まで既製品やPCパーツがびっしりと並ぶ。

【パターンA】既製品を買う場合 初心者なら12万〜15万円がオススメ

10万円以下のPCだと、グラフィックボード(グラボ)の性能が足りずゲームの起動がままならないことも。予算は12万円からが目安だが、より快適なプレーにはプラス3万〜4万円かけてもいい。

[1]まずは「ノート」か「デスクトップ」かを決める

最近のゲーミングノートPCはハイスペックなグラボを採用し、モニターも高性能なものを使用しているモデルが増えてきた。が、同価格帯ならデスクトップPCのほうが高性能。持ち運ぶ可能性があるか、家族が使うかどうかなど総合的に判断しよう。

まずは「ノート」か「デスクトップ」かを決める

[2]搭載グラボのスペックは?まずは店員さんに相談を

PCゲームをプレーするうえで最も重要なのが、描画機能を担うパーツであるグラボだ。これが低スペックなPCだと、動作がカクついてしまう。プレーしたいタイトルを店員に相談すれば、推奨スペックを満たすグラボを搭載したPCを教えてくれるだろう。

搭載グラボのスペックは?まずは店員さんに相談を

[3]ディスプレイは「144Hz」以上のものを選べ!

視点移動が激しいシューティング系のゲームを快適に遊ぶなら、リフレッシュレート(1秒間における画面の書き換え回数)が144Hz以上のディスプレイは必須。「キーボードやマウスよりモニターにお金をかけるべきです」

ディスプレイは「144Hz」以上のものを選べ!

がっつり遊ぶつもりなら最初から妥協するべからず!

 12万円程度のエントリーモデルに搭載されているグラフィックボード(以下グラボ)でも、ゲームは十分プレー可能だ。

 しかし、プレーを続けて技術が上がってくると、どうしてもワンランク上の性能のPCが欲しくなるもの。

「途中でパーツをアップグレードすることもできますが、結果的に高くついてしまう。ある程度ゲームをやり込む予定なら、本体だけで15万〜16万円くらいのやや高性能なPCが視野に入ってくるでしょう」

ゲーミングPCマスター・赤塚さんのおすすめ機種はコレだ!

G-GEAR『GA5A-D210T/CP2』

G-GEAR『GA5A-D210T/CP2』

11万4980円

デスクトップPC本体のみの価格。これにディスプレイやキーボードなどの周辺機器が必要なので、イチから新しく揃えるなら20万円程度が最低の予算となる。

CPU:RYZEN 5 3600 メモリー:16GB グラフィックカード:Geforce GTX 1650
※ディスプレイ、キーボード、マウスは別売り

取材・文/桑元康平/すいのこ

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