平成が終わり新たな元号になる少し前に、かつて流行したモノやコトを回顧する番組・商品がたくさん登場した。なかには、平成よりさかのぼって昭和のトレンドをテーマとしたものも結構あり、今回紹介する「レトロアーケード」シリーズもその1つだ。
ナムコ往年の名作がミニサイズでリバイバル
「レトロアーケード」シリーズとは、主に1980年初頭にゲームセンターに置かれ爆発的な人気を博したアップライト型筐体のテレビゲームを、ミニチュアサイズで“復刻”したもの。米国のdreamGEAR社が開発・製造しており、ラインナップのうち5製品がインフォレンズ社(東京)より卸売販売されている。
その5製品とは、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)の往年の名作「ギャラクシアン」、「パックマン」、「ギャラガ」、「ディグダグ」、そして「マッピー」。バンダイナムコエンターテインメントから公式ライセンスを受けて誕生した正規品だ。
ナムコの名作を再現した「レトロアーケード」シリーズ5製品
(©︎BANDAI NAMCO Entertainment Inc.)
大きさは、高さ約18cmで500mlペットボトルより少し低いくらい、幅約10cm×奥行約11cmで、手のひらですっぽりつかめるサイズ。2.75インチのモニターの下には、ジョイスティックやボタンがある。背面には、音量調節ボタン、ヘッドフォンやUSBケーブルの差し込み口がある。筐体側面のイラストは、アップライト型筐体に描かれていたものをかなり忠実に再現していて、なつかしい。
「レトロアーケード」本体の正面と背面
(©︎BANDAI NAMCO Entertainment Inc.)
筐体側面には往時をしのぶイラストが描かれている
(©︎BANDAI NAMCO Entertainment Inc.)