インターネット検索エンジンとしての「Google」はもちろんのこと、「Gmail」や「Googleカレンダー」といったアプリ・サービスはもはや一般的で、多くの人がビジネスシーンからプライベートまで活用しているでしょう。
グーグルが提供しているアプリ・サービスは上記のほかにも多数あり、同時に使うことで便利なものがほとんど。では、どのようなサービスがあるのかを確認していきましょう。
Google系サービスは同一のGoogleアカウントで運用するのがおすすめ
グーグルが提供しているサービスは、ほぼ全てにおいてGoogleアカウントでログインして利用することができます。
例えばGmailに届いた会議の予定をそのままGoogleカレンダーに登録するように、複数のサービスでの連携がしやすくなるので、できるだけ同一のGoogleアカウントで多数のサービスを利用するのがおすすめです。
Google系サービスのおさらい【Googleレンズって何?】
「Googleレンズ」は単なるカメラアプリではなく、「カメラを向けることで目の前のものが何かを調べる」アプリです。洋服やカバンにレンズを向けると、類似品を検索することができます。
建物にレンズを向けると営業時間や史実などが確認でき、犬や花にレンズを向けると犬種や花の名前を確認することができます。また、数学や化学、歴史といった問題文にレンズを向けると解答や解説を検索することも可能となっています。
文章にレンズを向けるとテキストを抽出することができ、カレンダーに予定を追加したり、Googleレンズアプリ上で英語から日本語に翻訳する、といった使い方もできる便利なアプリとなっています。
【参照】Googleレンズ
Google系サービスのおさらい【Google Homeって何?】
Google Homeというと、Googleのスマートスピーカーである「Google Home」と、スマートスピーカーやスマート家電をコントロールする「Google Home」アプリの2種類があるのですが、今回はアプリについて紹介していきます。
Google Homeアプリは、アプリ単体で何かを行うのではなく、スマートスピーカーやスマート家電といった製品をアプリと連携させることで、スマートフォンから操作が行えるようになるアプリです。
接続できるデバイスはGoogle製のものだけでなく、多くの家電に対応しているので、スマートフォンからエアコンやテレビの電源を操作できるようになります。また、「ルーティン」の設定を行うと、複数の動作を一声で行えるようになったりと便利なアプリです。
Google系サービスのおさらい【Google Duoって何?】
Google Duoはビデオ通話やメッセージのやりとりを行えるアプリです。iPhoneでいう「FaceTime」のようなイメージでしょう。
Google Duoのセットアップには電話番号とSMSメッセージを受信できるスマートフォンが必要となりますが、基本的には無料のサービスとなっているので、同じくGoogle Duoを使っている相手とであればタダでビデオ通話ができるのが魅力。
また、「ファミリーリンク」を使用すると電話番号を持っていない子供などでもGoogle Duoが使えるようになるので、自分の子供とちょっとした連絡を取るのも簡単になります。
【参照】Google Duoについて
Google系サービスのおさらい【Google Playって何?】
Google Playの中には、主にAndroidスマートフォンで様々なアプリをインストールするために用いる「Google Playストア」、AndroidスマートフォンやChromebook用のゲームにアクセスする際に用いる「Google Playゲーム」、映画やテレビ番組を購入・レンタルできる「Google Playムービー&TV」といったアプリがあります。
それぞれ対応しているコンテンツが違いますが、基本的には「なにかしらのアプリやデジタルコンテンツを探す、ダウンロードする、プレイする」ためのサービスとなっています。
【参照】Google Playへようこそ
Google系サービスのおさらい【Googleアシスタントって何?】
Googleアシスタントは、お馴染みの「OK Google」の掛け声などでGoogle検索を行ったり、スマートスピーカーの操作を行える機能のことを指します。
ほとんどのAndroidスマートフォンに標準搭載されているほか、Android OSを搭載したテレビである「Android TV」やGoogleの「Wear OS」を採用したスマートウォッチなどにも搭載されています。
Googleアシスタントに話しかけた内容や履歴は自分で簡単に確認・削除することができるので、セキュリティ面でも比較的安心の機能となっています。
【参照】OK Google
※データは2021年6月中旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦