自宅や会社ではデスクトップPCや画面サイズの大きいノートPCなどを使用している人は多いでしょう。画面サイズが大きいと複数のアプリやファイルを同時に確認できるので、作業効率の向上につながることが多いです。
ただ、デスクトップPCや大画面ノートPCは持ち運びしにくく、外出先での作業には向かないのも事実。そこで今回は、持ち運び用のサブ機のように使用できるおすすめのWindows搭載「タブレットPC」を紹介していきます。
Windows搭載タブレットPCをサブ機として選ぶなら「サイズ」と「価格」に注目!
Windows搭載のタブレットPCを持ち運び用のサブ機として購入するのであれば、まず大切なのはサイズでしょう。持ち運んでの使用を前提としているため、カバンにすっぽりと収まるサイズ感やストレスになりにくい質量であることが重要になります。
また、あくまでメインの作業はデスクトップPCや大画面ノートPCでやることを考え、あまり値の張らない製品を購入するのがおすすめです。
この条件を満たした通常のノートPCも存在はしますが、タブレットPCはより持ち運びやすく軽量な製品が多いという特徴があります。では、おすすめの製品をいくつか紹介していきましょう。
サブ機におすすめのWindows搭載タブレットPC【Surface Go 2】
タブレットPCといわれて真っ先に思い浮かぶのは、マイクロソフトのSurfaceシリーズではないでしょうか。Surfaceシリーズには、メイン端末としても十分活躍できる「Surface Pro 7」といったハイエンドモデルもありますが、今回紹介するのは「Surface Go 2」という製品です。
ディスプレイサイズは10.5インチで、ノートPCとタブレットの中間ほどの大きさ。本体サイズは245mm×175mm×8.3mmで、持ち運びやすいサイズ感になっています。
質量は構成によって若干変わりますが、Wi-Fiモデルの最軽量が544g、LTE Advancedモデルの最軽量が533g(いずれもタイプカバー含まず)となっています。近年軽量といわれるモバイルノートPCでも1㎏前後の製品がほとんどと考えると、軽さは魅力でしょう。
メモリは4GB/8GBから選択可能、ストレージも64GB/128GBのどちらかが選択できるので、自分の使い方に合わせた構成にカスタマイズできるようになっています。販売価格も構成によって異なりますが、最安で6万5780円からとなります。
サブ機におすすめのWindows搭載タブレットPC【dynabook K】
dynabookの「dynabook K0/K1」もWindows搭載のおすすめタブレットPC。ディスプレイサイズは10.1インチとコンパクトで、本体のみの質量は約610g。キーボードを装着すると約1.18㎏になりますが、十分持ち運べるレベルの重さでしょう。
装着して使用するキーボードは、キーピッチ(キーの間隔)が17mm、キーストローク(キーの沈み込み)が1.2mmとなっており、デスクトップPCなどで使用する外付けキーボードに近い規格になっています。
そのため、屋外でのちょっとした文書作成などでも快適なタイピングが可能。別売のタッチペンでの操作にも対応しているので、作業効率に優れたタブレットPCといえるでしょう。
【参照】dynabook K0/K1
サブ機におすすめのWindows搭載タブレットPC【arrows Tab EH】
富士通の「arrows Tab EH」は、主に教育現場での使用を想定されて開発されているタブレットPCですが、Windows搭載のサブ機としてビジネスシーンでも活躍できる製品です。
というのも、子供が自宅や学校で使うことを前提として作られているため、持ちやすく滑りにくい素材や、落下の衝撃でも壊れにくいように太いフレームを採用。カバンに入れて頻繁に持ち運んでも壊れにくい堅牢性を持っています。
タッチペンが本体に内蔵されており、簡単なメモ書きなどが手書きで行えるのも魅力。標準で「Office 2019」を搭載しているので、購入後すぐに普段のデスクトップPCやノートPCに近い作業環境を作れるのもポイントでしょう。
ディスプレイサイズは10.1インチ、本体サイズは262.8mm×168.7mm×12.2mmで、質量は約590g(本体のみ)と軽量。サブ端末に求められる使い勝手をしっかりカバーしている製品です。
※データは2021年6月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/佐藤文彦