ワーケーションの達人がセレクト！中長期滞在におすすめの古民家ゲストハウス「Hostel 東風ノ家」

2021.07.27

ライフスタイル

コロナ禍をきっかけにワーケーション対応の宿泊施設が急増している。リゾートホテルはもちろん素朴な民宿でもWi-Fiが整い、旅先でのリモートワークが可能に。そこで今回はワーケーションの達人・南谷有美さんによる全国のおすすめ宿泊施設をご紹介！

　コロナ禍による新たな生活様式として政府が推奨する「ワーケーション」。旅先で休暇を楽しみつつ仕事をするこのスタイルを、南谷さんは2018年から続けている。

「その土地の新たな出会いによって刺激をもらえるのが大きな魅力です。でも今はコロナ禍で一棟貸しや個室に宿泊していますし、食事もその土地の飲食店でテークアウトして楽しむことが多いですね」

　またワーケーションのコツとしては、スケジュールを細かく決めすぎないことも大切だという。

「天候に左右されることも多く、予定変更は当たり前。プランは〝ゆるめ〟がおすすめです。ただリモート環境や周辺環境が想定外だと仕事に影響がでるので、そこはきっちり調べたほうがいいですね」

【ワーケーション成功の秘訣3か条】

［1］変更を前提にゆるめのプランを策定
［2］仕事環境の事前チェックは抜かりなく
［3］コロナの感染リスクに配慮しよう

Hostel 東風ノ家（Kochi-no-ya）

高知の東に位置する、風が巡る素朴な宿

築84年の平屋の古民家からなるゲストハウス。180坪の広い敷地を擁し、カフェラウンジやお座敷のほか、庭が望めるワークスペースや中庭など、仕事ができるスペースがたくさん。5分歩けばプライベートビーチのような海を散歩することができ、海釣りを楽しむことも可能だ。

［住］高知県安芸市矢ノ丸1-9-28　［電］070・4141・1004　http://kochinoya.com

伝統的な日本建築の様式と現代建築の様式が混ざり合った建物が魅力。宿では安芸市の日常を感じることができる街歩きコースも紹介。

【中・長期滞在プラン】
料金：1週間2万円、1か月6万円（1人部屋個室利用時の1名料金・食事別）設備：（無料）Wi-Fi、プロジェクタースクリーン、ホワイトボード、（有料）プリンター特典：ワークスペース使い放題、無料ドリンクチケット、キッチン利用、自転車割引レンタル・屋外ワークデスクセットレンタル無料ほか

〈NANYA’S REVIEW〉地域の方や旅人たちが集う宿泊施設です。背伸びをせず、普段の生活の延長線上のように滞在を楽しめるのが最大の魅力だと感じます。

取材・文／高山惠

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