移動と住居、相反する両立が実現【MOBILE HOME】
「クルマ」だから、煩雑な建築手続きも不要!
カーサプロジェクト『mobile casa』638万円〜
面倒な建築手続き不要&移動性の高さで人気上昇のトレーラーハウス。車道でのトレーラー牽引により、別の場所に置いたり、売却することも可能。災害時の避難空間、商用など活用の幅も広い。ただし車検などの維持費は必要。
施工DATA
構造:木造軸組工法 材料:[基礎] トレーラーシャーシ(基礎なし) [天井・壁] シナ合板、一部木毛セメント板 [床] ラワン合板 [外壁] 構造用合板塗装仕上 [窓]アルミ複層ガラス [断熱材] グラスウール90mm [設備]オリジナルミニキッチン、シャワーユニット、水洗シャワートイレ、洗濯水洗・排水金具、アイアンハンガーパイプ、飾り棚 延床面積:15.22m²(外部収納含む)
トイレやシャワーはもちろん、空調設備も整い、通常の住宅と変わらない空間が広がる。
【こだわりPOINT】
「最大の特徴は『住めるクルマ』であること。クルマを超越した、住まいとして快適に過ごせる空間を目指しました」(日本タイニーハウス協会・山口智之さん)
User’s VOICE
「mobile casaで土地に親しんでもらい、将来的な移住者を増やしたい」
長崎県波佐見町観光協会 代表 松下和徳さん
「波佐見町の地場産業は焼き物と農業ですが、滞在型の観光客を増やす計画があります。そこでホテルを増やすのではなくmobile casaを置くことで、クラフトツーリズムを進めたいと。まずここで生活をすることを楽しんでもらうことで、将来的な移住者が生まれることを期待しています」
素泊まりの宿を営んでいる松下さんは宿泊客が重なった際のワークスペースとしてもmobile casaを活用している。
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取材・文/高山 恵