たまひよ『理想のパパ』に関する調査
時代によって変わる理想のパパ像。令和の今、パパのあるべき姿とはどのようなものなのか。また、著名人やアニメキャラの中で、理想のパパに相応しいロールモデルを生きる人物とはいったい誰なのか。
ベネッセコーポレーションが展開する妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」ではこのほど、今年で4回目となる『理想のパパ』に関する調査を行った。
今年、男女13,515人が選んだ『理想のパパ』は、【芸能人・著名人部門】では俳優の杉浦太陽が第1位に輝き、2位はつるの剛士、3位はNONSTYLE石田明がランクインした。
昨年パパになったミュージシャンのDAIGOが4位、声優の花江夏樹が9位に初登場。また、今年新設した【アニメ・漫画部門】では、『クレヨンしんちゃん』より、野原ひろしが1位に選ばれた。
調査では、『理想のパパ』として大切だと思うポイントとして、「家族の時間を大切にする」が最も多くあげられた。
また、「配偶者・パートナーが、『理想のパパ』であると思いますか?」という質問に対して、「とてもそう思う・まあそう思う」と答えた方が全体の約70%と過半数を超えたことから、配偶者・パートナーに対する満足度の高い家庭が多いことがうかがえた。
受賞者コメント紹介
■理想のパパランキング【芸能人・著名人部門】1位杉浦太陽
大変光栄です。妻とともに歩んできた14年間、色々なことを2人で経験し、乗り越えてきました。今では4人の子どもたちと賑やかな毎日です。
子どもたちから学ぶこと、気づかされることが日々たくさんあり、親として成長させてくれているんだと思います。「親の笑顔が子どもたちに連鎖する」家族の笑顔を大切にこれからも子育てを楽しみます。ありがとうございました。
■理想のパパランキング【アニメ・漫画部門】1位野原ひろし(クレヨンしんちゃん)
こんな素晴らしい賞に選んでいただけて光栄です!まぁ理想のパパといいましても、これは自分ひとりで取った賞ではなくて、野原一家全員で勝ち取った賞ですね。
これまで私たち家族はたくさんの試練に直面してきましたが、いつどんな時も家族全員で乗り越えてきました。自分一人では無理でしたね。それぞれが自立し互いに支え合う関係、それが野原一家であり自分の思う家族の形です。
こんな家族だから苦しい時も頑張れる。みさえ、しんのすけ、ひまわり、シロ、いつもありがとよ。
(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
理想のパパランキング【芸能人・著名人部門】
4児のパパの杉浦太陽が初の首位獲得となった。「夫婦2人で協力しながら楽しんで育児をしていることが伝わってくる」「子どもたちはもちろん、奥様のことも大切にしている」などの声が寄せられた。昨年、首位だったつるの剛士も30代以上、男性ランキングでは1位となるなど、引き続き支持の高さがうかがえる結果となった。
新登場として、昨年パパになったミュージシャンのDAIGOが4位、声優の花江夏樹が9位にランクインした。
また、全体のTOP10ではランク外だが、40代以上や男性ランキングでは、谷原章介、堺雅人、木村拓哉、内田篤人がランクインするなど、年齢層や男女で『理想のパパ』の傾向に差が出ることなども見られた。
理想のパパランキング【アニメ・漫画部門】
「ひろし以外ありえない。理想のパパ中のパパ!」「みさえを大切にしている」「どこをとっても完璧。足の臭さなんて気になりません。最高のパパ」など、絶賛の声が集まったのが『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしだ。
2位の『となりのトトロ』草壁タツオには、「もの静かだけれどもしっかりと娘達や奥様を見ている、包容力がある」「初めてトトロを見た時こんなお父さん素敵だなと憧れた」などの声が寄せられた。
また、『となりのトトロ』『サザエさん』『ドラえもん』など比較的歴史のある作品が並ぶ中、5位に『鬼滅の刃』から炭治郎の父・竈門炭十郎がランクインしたことからも、『鬼滅の刃』の人気の高さがうかがえた。
『理想のパパ』とはどんなパパ?
約70%の方が「家族の時間を大切にする」をあげられた。コロナ禍でおうち時間が増えたことなどからも、家族の時間の重要性に、多くの方が改めて気づかされたのではないかと考えられる。
また、3位「ママを大切にする」9位「ママの話をよく聞く」など夫婦間コミュニケーションの大切さが上位にランクインしていることや、「仕事を一生懸命する」が10位であることからも「仕事<家族(ママや子ども)を大切に」という令和のパパ像がうかがえる。
また、男女を比較すると、男性の方が「ママを大切にする」の順位が高く、「子育てを一緒に楽しむ」の順位が低いことがわかる。
男性の“ママを大切にしたい!”という思いが強いことや、女性と比較すると“子育てを楽しむ”よりも、“育児や家事をすることが大切である”といった意識が強いことが見受けられた。
配偶者・パートナーは『理想のパパ』?71%の方が「『理想のパパ』だと思う」と回答、若い世代の満足度はより高い
計71%の方が「とてもそう思う・まあそう思う」と答えたことから、配偶者・パートナーに対する満足度の高い家庭が多いことがうかがえた。
また、年齢層別の「とてもそう思う」の割合を見ると、若い年齢層の満足度がより高いことがわかった。これは若い年齢層において、より男性が家庭を重視し、育児や家事にコミットできており、夫婦のコミュニケーションなどもきちんととれている傾向が高いためと考えられる。男女別では、女性からの評価よりも、男性自身の評価が低い傾向が見られた。
<調査概要>
調査対象:たまひよのアプリ(まいにちのたまひよ)を利用されている方計13,515名
―性別:男性949名、女性12,552名、答えたくない・当てはまるものはない14名
―【妊娠月数】もしくはお子さまの【月齢・年齢】:妊娠中7,335名、
生後0~11か月4,470名、1才以上1,676名、答えたくない・当てはまるものはない34名
―年齢:29才以下4,476名、30~39才7,923名、40才以上1,084名、
答えたくない・当てはまるものはない32名―
調査期間:2021年4月12日~4月14日
出典元:たまひよ 理想のパパランキング 2021(株式会社ベネッセコーポレーション)
構成/こじへい