愛知県の住み心地のいい街ランキングTOP、3位星ヶ丘、2位はなみずき通、1位は？

「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021＜愛知県版＞」

2027年に開業が予定されているリニア中央新幹線により、品川－名古屋間は、40分で結ばれるようになる。こうした交通網の発達によって、名古屋および愛知県は、移住先として、今後ますます注目を集めることだろう。

では、愛知県居住者から住み心地が良いと思われている街や、「住みたい」と憧れを持たれている街はどこになるのだろうか？

大東建託ではこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021＜愛知県版＞」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021＜愛知県版＞」として集計した。

住みここち（駅）1位は「杁ヶ池公園」。名古屋市と豊田市へのアクセスが良く、高い評価でランクインしている。2位は、杁ヶ池公園の隣の駅で、閑静な住宅街が広がり、買い物や飲食店、公園も多い「はなみずき通」で、いずれも長久手市にあるリニモ沿線のベッドタウンの駅となっている。なお、1位と2位ともに、昨年は回答者数が30名未満だったため集計対象外だった駅だ。

住みここち（自治体）1位は、住宅地や商業施設が多く立ち並び、豊かな自然も多いベッドタウンの「長久手市」。2位は、名古屋大学などがある文教地区で、商店街が点在しているため生活にも便利な「名古屋市昭和区」、3位は宅地開発が進む一方、ビジネス街としての顔も持つ「名古屋市東区」という結果になっている。なお、TOP10のうち9自治体は昨年と同じ顔ぶれで、大きな変動はない。

住みたい街（駅）1位は、名古屋の玄関口であり、多くの商業施設が立ち並ぶ「名古屋G（名古屋・名鉄名古屋）」。2位は、名古屋や栄へのアクセスが良く、静かな環境で閑静な住宅街が広がる「覚王山・本山G（覚王山・本山）」。3位には、ランキング集計を名古屋都市圏版から愛知県版に変更したことで、駅周辺に商業施設や繁華街だけでなく、図書館や美術館などの公共施設も揃っている「豊田市G（新豊田・豊田市）」が、昨年7位から順位を上げている。

住みたい街（自治体）1位は、大型商業施設や飲食店で賑わい、文教地区でもある「名古屋市千種区」、2位は、県庁など行政機関が集まる「中区」、3位は、宅地開発が進む一方、ビジネス街としての顔も持つ「東区」という結果になっている。

＜調査概要＞
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
愛知県居住の20歳以上の男女、2019年・2020年・2021年合計35,011名を対象に集計。
［男女比］　男性47.0%：女性53.0%
［未既婚］ 未婚32.6%：既婚67.4% ［子ども］　なし 39.9%：あり 60.1%
［世代比］　20歳代15.4%、30歳代24.2%、40歳代25.5%、50歳代21.0%、60歳以上14.0%
◇調査期間
2021年3月17日（水）～3月30日（火）：2021年調査（回答者数：11,975名）
2020年3月17日（火）～4月3日（金）：2020年調査 （回答者数：11,248名）
2019年3月26日（火）～4月8日（月）：2019年調査 （回答者数：11,788名）
計35,011名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析：大東建託賃貸未来研究所　宗健（所長）、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価（大変満足：100点　満足：75点　どちらでもない：50点　不満：25点　大変不満：0点）」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。

出典元：大東建託株式会社

構成／こじへい