サウナについてもっと知りたい!いろんな方法でサウナを楽しみたい!そんな人に向けて、気軽に楽しめるサウナ番組を紹介しよう。北海道の人気番組から本格サウナドキュメンタリーまで多種多様。これであなたもサウナ通!
※こちらの記事は小学館から絶賛発売中のサウナムック「Saunner+」から一部抜粋して掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。
北海道の自然とサウナで地方創生をエンタメ化できるのではないか?
プロサウナーのととのえ親方と、モデルやラジオパーソナリティー、ヨガインストラクターとして活躍する新米サウナーの豊澤瞳が、北海道を中心に各地に眠るすてきなサウナとその先に広がるカルチャーを紹介する番組『&sauna』。地元北海道での人気はもちろん、首都圏でもじわじわ注目を集め、サウナ啓蒙活動に貢献した11名を選ぶ「Saunner of the Year 2020」にも選出された。人気芸人をキャスティングした特番も大きな話題となるなど、今一番勢いのあるサウナ番組だ。
『&sauna』は放送に先駆け、YouTubeにてサウナ専門チャンネルとして2020年3月にスタートした。同年7月から北海道で地上波放送も始まり、チャンネル登録者数は3万人を突破(※2021年5月時点)。ローカル番組だが、YouTubeを効果的に使い、初めから全国を意識して番組展開を進めてきた。
番組の魅力はいくつかあるが、まず、サウナ室内の映像がしっかりと撮影されており、実際にそのサウナがどうなっているか臨場感をもって伝わってくること。これはサウナ室内の撮影時に『GoPro』を使うなど、様々な工夫を凝らした結果だという。さらに北海道の雄大な自然とのコラボによる「まだ見ぬサウナ」を発見できる点も魅力だ。だが、道内だけでなく全国のサウナを紹介しているので、道内の人が見ても、道外の人が見ても楽しめるように作られていることもポイントだ。
番組を統括する本間プロデューサーによると、番組開始の背景には2つの気づきがあったという。
「ひとつは、東京でサウナが盛り上がっていたこと。もうひとつは、ヘルシンキと札幌・新千歳空港を結ぶ直行便がスタートし、北海道にとってフィンランドが身近になったことがきっかけです。実はフィンランドと北海道は人口がほぼ同じで、気候や風土も近いと言われている。ならば、フィンランドに文化として広く浸透しているサウナには北海道でも大きな可能性があるのではないか。また、観光や飲食といったサウナに付随する要素を利用して地方創生をエンタメ化できるのではないかと考えました」
さらに『&sauna』東京支社の上村Pが続ける。
「サウナと人間の幸福はリンクしているのかもしれません。フィンランドは世界幸福度ランキングで4年連続1位に選ばれました。サウナは、僕らの幸せや健康に直接貢献するものではないでしょうか」
この4月には東北支部が、そして5月には九州支部が発足し、道外への進出が本格化。北海道という枠に収まらない展開を進めている。地方発のサウナ番組の今後に注目だ!
ローカル局
地域に根差し、魅力を深堀りできるローカル局のサウナ番組。その走りは北海道から始まった!
& sauna
■ 北の国から、日本全国を極上のととのいへと導く!
北海道を中心に、全国のサウナのすばらしさと、その先に広がるカルチャーを伝えるサウナ番組。北海道文化放送にて水曜夜9:54〜。人気急上昇中のYouTubeは月・水・金に更新中!
制作の大竹D(右)と東京の上村P(左)。サウナ室から出たらまず人より先にGoProを水風呂に入れるそう。「サウナ→水風呂→外気浴を一連で見せるためいろいろ工夫しています」
オリラジ藤森慎吾を中心に、フルーツポンチやアルコ&ピースが出演した特番が話題に。
番組オリジナルのグッズも人気。パイル地のマスク(右)とサウナハット(左)。
BS
よりエッジの効いたサウナ番組を楽しみたければBSもおすすめ。製作者の工夫が見える。
サウナを愛でたい
■ 製作スタッフ、出演者のあふれ出すサウナ愛が静かに爆発
ヒャダインと濡れ頭巾ちゃんが全国のサウナを巡る。ナレーションとして参加する壇蜜の冷静なツッコミも魅力。BS朝日にて月曜夜10:30〜。
旅するサウナ
■ 移動するサウナにて本音を語りまくる裸のつきあい
やついいちろうをMCに、移動式サウナで全国を巡りながらゲストと語らうドキュメントバラエティー。BS-TBSにて続編企画中。
サウナーたちの伝説のバイブル復汗!SJ MOOK『Saunner+(サウナープラス)』
サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』(2014年、小学館刊)が、7年の時を経てついに復汗(刊)!コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップして再登場!
定価1320円(税込)
B5判/132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252
取材・文/山田宗太朗
編集/福アニー