甘酸っぱくて美容にもいい！桑の実から美味しいジャムを作る方法

『桑の実』とは、昔から日本の山や森に自生している桑の木に成る実のこと。マルベリーとも呼ばれ、見た目はラズベリーを少し細長くしたような形をしています。

そのままでも美味しく食べることができますが、桑の実をたくさん収穫して煮込めば簡単に自家製ジャムを作ることができるのです！

桑の実ジャムを作ろう

作り方

①　山中や藪の中などに生えている桑の実を採ってくる

（赤黒く熟した実とギザギザの大きな葉っぱが目印です）

②　よく洗って軸をとり、水気を切って砂糖と混ぜて1時間ほど寝かせておく

（砂糖の量は桑の実の1/2が目安です）

③　弱火でじっくり煮詰める

（底が広めの鍋を使うと楽ちんです）

④　適度に水分が飛んでトロトロになったらレモン汁を適量加える 

⑤　煮沸消毒しておいた瓶に詰めて、完成！ 

甘酸っぱくて美容にも良い桑の実ジャム

桑の実は酸味が少ないので、甘酸っぱくて美味しいジャムになります。

ポランカさんのイラストのようにトーストに塗って食べてもいいし、クッキーや炭酸割りジュース、ヨーグルトやアイスにかけて食べるなど、アレンジは無限大。

レモン汁と一緒にラム酒などのリキュールを少し入れて、ちょっと大人な風味にしてみるのも良いですね。

また、桑の実はアンチエイジング効果や免疫力アップ効果が期待できる健康フルーツとしても知られます。

抗酸化作用が高いアントシアニンやビタミンC・ビタミンEなどの栄養成分がたっぷり入っているので美容にもおすすめなんですよ！

田舎育ちの筆者は子供のころよく通学路に生えていた桑の実をとって食べていたものですが、今でも自生している桑を見かけることは割とあります。

桑の実が色づくのちょうど6月の今頃なので、興味がある方はお散歩ついでに探してみてはいかがでしょうか？

自然を楽しむキャンプやアウトドアブームの今こそ試してほしい、手軽な桑の実ジャムづくりのススメでした。

※私有地や公共の場に植えてある桑の実は勝手に採らないようにしてくださいね！

イラスト提供　ポランカさん（@porankaran）

4年ほど前からイラストやエッセイ漫画を描きはじめる。多摩川を歩くこと、野鳥の観察、ベースを弾くことが趣味。

文／黒岩ヨシコ

構成／inox.