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ここが変だよ、日本のサウナ!エストニアのサウナ文化との大きな違い

2021.07.31

from ESTONIA

数字はエストニアと近いサウナ文化を持つフィンランドのものだが、1.6人に対しサウナがひとつあるのに対し、日本では3040人にひとつ。まだまだ日本ではサウナは日常的な存在ではない。

※こちらの記事は小学館から絶賛発売中のサウナムック「Saunner+」から一部抜粋して掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。

from ESTONIA

from ESTONIA

エストニア人にとってサウナはごく日常的な存在。

 エストニアと日本のサウナの一番の違いは、その身近さにあります。エストニアではサウナが各家庭にひとつあり、毎日楽しむ日常的なものですが、日本では銭湯や温泉にサウナはあるものの日々の暮らしの中に文化として根付いているかという観点ではまだ「特別なもの」。特にプライベートサウナとなれば「お金持ちだけのもの」という印象が強いと思うのですが、エストニアでは水道が通っていない家庭にもサウナがあります。近年は日本でも手頃な価格のサウナ製品が増えてきています。これからは「サウナと共にある暮らし」が普及することを楽しみにしています。

 エストニアの地方で一般的なのが、サウナ小屋。母家から少し離れたところに建っていて、薪で温めるスタイルです。一方、僕の住んでいる首都のタリンだと、シャワーの横に2、3人が入れる小型サウナが設置してあり、電気ストーブで温めるタイプが主流です。ちなみに、エストニア人はサウナの中でビールを飲んだり寝転がったりと、かなりリラックスして過ごします。日本だと怒られますよね(笑)。「サウナ→水風呂→外気浴」を1セットとするようなルールもありません。冬の外気温はマイナス10℃以下になることもあるので、外気浴をしているとすぐに身体が冷えてしまいます。でも湖に飛び込んだ後、サウナの中、特に下段で横になっていると〝ととのう感覚〟をじんわりと味わうことができるんです。あと、エストニア人に『日本のサウナにはテレビがある』という話をすると驚かれますね。

 エストニアに訪れた際はぜひ、僕が〝サウナの楽園〟と呼んでいる「ELAMUS SPA(エラムススパ)」を訪れてみてください。男女ともに水着で一緒に楽しめる温浴施設で、20種類以上のサウナと、プール、お風呂があります。深さが1.5mほどある水風呂は、12℃くらいにキンキンに冷えていて最高です。

 エストニア南部、ヴォル地方の「スモークサウナ」がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、スモークサウナ自体はフィンランドでも見られるものです。より伝統が保存されている点がエストニアのいいところで、そこが評価されて無形文化遺産登録につながったのではないかなと思います。現地の方からは「先祖とつながる神聖な場所なんだよ」と教えていただきました。実際にスモークサウナに入ってみると、自分が燻製された気分になり、サウナを出てからも体からいい香りがして不思議な気分になります。サウナ好きな方は、いつかスモークサウナも体験してほしいですね。

齋藤アレックス剛太

PROFILE
エストニア在住。バックパッカーとして世界を旅したのち、コンサルティングファームでの勤務を経て2018年よりエストニアへ。現地スタートアップ企業Veriffに参画後、GovTech企業xIDに入社。2021年にサウナの輸入販売を行なうtotonou Japan株式会社を設立する。

from ESTONIA

齋藤さんが輸入販売する「Barrel Sauna」。木材で届き2〜3日ほどで組み立てられる。薪型に加え電気ストーブ型も選択可能。

from ESTONIA

サウナはエストニア人にとって、一人の時間を楽しむ場所であり、友人や家族との社交の場でもある。写真は知人宅の知人宅にあるスモークサウナを愉しむ様子。

from ESTONIA

薪で温めるジェットバスのようなお風呂もポピュラー。日本の温浴文化に近いものがあり、五右衛門風呂を彷彿とさせる。

エストニアで行っておくべきサウナはココ!

ELAMUS SPA

ELAMUS SPA

首都タリンの旧市街近くにある温浴施設。温度、湿度、内装が異なる20種類以上のサウナに加え、大人だけが入れるラグジュアリーゾーン(SPA21+)や、子供が遊んでいるのを見ながらサウナに入れるエリアもあり、エストニア人にとって社交の場となっている。

Kalma Saun

Kalma Saun

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〝日本の古き良き銭湯〟のような風格と伝統を併せ持つサウナ施設。薪ストーブで温められる高温サウナは、110℃ほどの熱さになるという。サウナ内は屈強な男たちが肩を並べているとか。エストニアの伝統的なサウナを楽しみたい方におすすめの場所だ。水着なし、男女別。

サウナーたちの伝説のバイブル復汗!SJ MOOK『Saunner+(サウナープラス)』

サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』(2014年、小学館刊)が、7年の時を経てついに復汗(刊)! コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップして再登場!

定価1320円(税込)
B5判/132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252

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取材・文/久我裕紀

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