雨の多い季節を迎えるにあたって、部屋干しする機会も増えますよね。そんな時に除湿機があれば、お部屋の湿度を下げられるうえ、衣類乾燥機能付きであれば洗濯物を素早く乾かすことができます。
そこで今回は3万円を切る、アイリスオーヤマの除湿機を紹介します。
アイリスオーヤマの除湿機
3万円アンダーのアイリスオーヤマの除湿機をタイプ別にご紹介します。
紹介するタイプは暑い季節でも除湿能力が落ちにくい「コンプレッサー式」。ヒーターを使うので寒い季節でも使いやすい「デシカント式」の2つと、サーキュレーター付きの除湿機です。
暑い季節に強い! アイリスオーヤマのコンプレッサー式除湿機「KIJC-H652-N」
価格:1万5780円(編集部調べ)
KIJC-H652-Nは「コンプレッサー式」と呼ばれる除湿機。夏場など、気温が高い時に除湿能力が高くなります。後述するデシカント式よりも部屋の温度の上昇が少ないのが特徴です。
1日あたり最高6.5L(60Hz)/5.5L(50Hz)の除湿が可能。ヒーターを使わないため、衣類乾燥モードでも1時間あたりの電気代は約5円とランニングコストが良いのも特徴です。
アイリスオーヤマ「KIJC-H652-N」の電気代は?
除湿モード運転時の消費電力は184W(60Hz)なので、1時間あたりの電気代は約5円となっています。
※電力料金目安単価27円/kWh(税込)[平成26年4月改定]で算出
冬でも使える! アイリスオーヤマのデシカント式除湿機「IJD-K80」
オープン価格(実勢価格:2万5800円)
IJD-K80は乾燥剤が湿気を取り込み、その乾燥剤にヒーターの風を当てて除湿する「デシカント式」と呼ばれるタイプの除湿機です。
コンプレッサー式と比較すると音が静かで、冬など気温が低い季節でも除湿能力を落とさずに使うことができます。ただし、ヒーターを使うため、室温の上がり幅はコンプレッサー式と比較すると大きい傾向にあります。
除湿面積は最大20畳。除湿能力は1日あたり8Lとなっています。タンクの容量は3.5Lで、ルーバーの角度を調整すれば部屋干しした洗濯物へ狙って風を送ることができるでしょう。除湿モードは3段階で、弱運転で運転すれば約34㏈の静音性が魅力。
リビングなどにはもちろん、寝室に置いても睡眠を妨げにくい1台となっています。
アイリスオーヤマ「IJD-K80」の電気代は?
IJD-K80の1時間あたりの電気代を算出してみましょう。消費電力は690Wなので、電力料金目安単価27円/kWh(税込)[平成26年4月改定]で計算してみると……。
0.69×27=18.63円ですので、1時間あたりの電気代は約18.6円となります。
部屋干し速乾! アイリスオーヤマのサーキュレーター衣類乾燥除湿機「KIJDC-L50」
オープン価格(実勢価格:2万7280円)
お部屋の除湿をしつつ、部屋干しした洗濯物を「速乾」させたいのであれば、サーキュレーターが一体となったデシカント式の除湿機KIJDC-L50がおすすめ。
本体上部に首振りができるサーキュレーターが取り付けられており、部屋干しした2kg相当の洗濯物を約95分で乾かすことが可能。もちろん、除湿機としてのみ、またはサーキュレーターとしてのみ使うことができます。
デシカント式なので静音性も高く、弱モード運転時は約29㏈となっています。除湿可能面積は最大約13畳。タンク容量は約2.5Lとなっています。
アイリスオーヤマ「KIJDC-L50」の電気代は?
電力料金目安単価27円/kWh(税込)[平成26年4月改定]でKIJDC-L50の1時間あたりの電気代を算出してみましょう。
消費電力 0.59kW × 電力料金目安単価27円/kWh =約15.9円
KIJDC-L50の1時間あたりの電気代は約15.9円となっています。
※電力料金目安単価27円/kWh(税込)[平成26年4月改定]で算出
アイリスオーヤマのハイブリッド式除湿機はある?
ハイブリッド除湿機とは、コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせた除湿機のこと。夏場でも冬場でも気温に合わせて運転できるため、1年を通して使いやすいタイプとなっています。
ただし2021年6月現在。アイリスオーヤマからハイブリッド式の除湿機は発売されていません。
※データは2021年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸