「せっかくの連載。たまには挑戦もしないと!」
愛車、クロスカブはもうすぐオイル交換の時期。今回はフィルターも交換予定です。
実を言うと、今までクロスカブのメンテナンスはすべてバイク屋さんにお任せしていました。
しかしカブガールの連載が始まって早くも2か月。せっかくなんだから、簡単なメンテナンスぐらいは自分で挑戦してみたっていいかもしれない。カブのメンテナンスは簡単って、そう言われているのを聞いたことがあるもの。
「頑張れば私にだってできるんじゃない?!」
ということで、今回はクロスカブのオイルとフィルターの交換に挑戦してみることにしました!
今回はこちらのオイルを使います。
緊張してきたなあ。
古いオイルを抜いてみる
まずは車体の下側にあるまずは古いオイルを抜くところから。
いざレンチをセットしてボルトを回そうとしてみると、うまく力が入らずになかなか緩みません。苦戦しながらも、レンチをトントンと軽く叩くように回してみるとようやく緩んでくれました。ギューッと力を込めるよりも、瞬間的に力を込めた方がいいのかな?
あたたかいオイルが勢いよく出てきます。オイルは手にもかかり、「うわぁ!」とビックリ!ゴム手袋をしておいたのが役に立ちました。
新旧フィルターはこんなに違う
次にフィルターの交換。カバーを外そうとしたら、中に入っているスプリングの力でビヨーンと飛び出してきて「うわーっ!」と、これまたビックリ。落としてカバーが割れてしまうこともあるようなので、次回から気を付けたいポイントになりました。
新しいフィルターとの違いは一目瞭然。もちろん左が古いフィルター、右が新しいフィルターですよ!
フィルターを入れ替えたらドレンボルトもしめ、飛び散ったオイルを拭き取ってあげました。
パーツクリーナーをかけながら拭いてあげると元通りピカピカに!特にペダルはまっ茶色のオイルでベトベトになってしまっていたので、簡単に拭き取ることができてホッとしました。
新しいオイルを注げば…
最後に新しいオイルを入れてあげます。ところがこれまた注入口の蓋が硬く、開かないんじゃないかと思ってしまいました。オイル交換をしていると力の不足が気になってばかり(運動不足かな)。整備士さんは力も強くなるんだろうな~!
ギュっと思い切り力を入れてようやく開き、またしてもホッ。
真夏日の熱気の中たくさん力を入れて、なんだかフラフラする気がします。あと少し!と自分を励ましながら作業を進めます。
古いオイルがこげ茶色だったのに対して、新しいオイルは透き通ったきつね色。フィルター同様、一目見てわかるぐらいに違うんですね!
作業完了です!
キャップを閉めて、これにて作業は完了!やったー!!
迷いながら進めたので1時間以上かかってしまったけど、「やればできるじゃん!」と胸を張りたくなりました。
そんな達成感とともに、これまで作業してくださったバイク屋さんへ感謝と尊敬をしてしまうような、ドタバタなメンテ初心者のオイル交換でした。
オイル交換後にさっそく試し走りをしてみると、劇的に!とはいかなかったのですが、ちょっとだけギアチェンジがスムーズになったような気がしました。オイルはバイクにとっては血液のようなものだそうなので、マメにお手入れしてあげたいですね。
せっかくオイル交換をしたので、後日、クロスカブでキャンプツーリングへ行ってみました。
次回の記事ではその様子をお送りできればと思います。どうぞお楽しみに!
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com