男性サウナだけ高温だったり、種類が多かったり。そんな不満を募らせた女性が大満足する場所、それが女性専用サウナ『ルビーパレス』だ。女性客に愛さる理由は、硬派なポリシーにあった!
※こちらの記事は小学館から絶賛発売中のサウナムック「Saunner+」から一部抜粋して掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。
初心者からベテランまで全ての女性にやさしいサウナ
東京・新宿区大久保の地に誕生してから32年。「すべての女性に美と健康を」というフレーズで愛され続け、今再度注目を浴びているのが、女性専用サウナ・ルビーパレスだ。
最初は日本の女性に韓国式のアカスリを楽しんでもらう施設として開業した流れもあり、今も大浴場や4つのサウナ室に加え、アカスリやエステ目的で訪れる人も多い。
ルビーパレスのフロント統括リーダーの相原未香さんはこう話す。
「ルビーパレスは、午前中は地元の韓国人の常連さんでワイワイにぎわい、昼間は日本人の奥様グループがゆったり入りに来て、夜は地方の方が泊まりに来るという、どの時間帯にもそれぞれ違う客層がついているのが特徴です。ただ施設とともにお客さんの年齢層が上がりつつあったのですが、サウナブームでひとりで来るサウナーの方が急増し、客層がリフレッシュした印象です」
ルビーパレスのサウナの中で特徴的なのが、韓国のよもぎを使ったよもぎスチームサウナだ。温度は50℃くらいだが、高湿度でしっかり汗をかける。水風呂は21~22℃とそこまで冷たくはない分、深くて広い浴槽に長く入っていられる。もっと冷たくという要望もあるが、初心者にも入りやすい、今のままの温度でいいと考えているそうだ。
ととのったあとに、館内にあるカフェで食事をしたり、休憩所で仮眠する時にもルビーパレスのこだわりが光る。「一度洋服を脱いだら、サウナに入った後も館内着などに着替え直さず、薄着のままで館内を回れます。家よりもリラックスしてお過ごしいただけることを重視しているんです」と相原さん。
しかし意外なことに、スキンケアや生理用品は備えているものの、高級コスメブランドで揃えたり、高価なドライヤーを置いたりという〝雰囲気づくり〟へのこだわりはゼロ。その分、料金を抑え気味にしている。
「純粋にサウナを楽しむための施設なので、最近は『女性版サウナセンターですね』と言われることもあります(笑)。今までのお客様はもちろん、ツイッターの運用を始めてからサウナ界隈の方たちとのつながりも増えたので、新規のお客さんにも楽しんでいただけるよう施策をさらに広げていきたいですね。」
4つのサウナ室に加えてアカスリなども!
50~60℃の低温で、ゆっくりリラックスできる遠赤外線サウナ。赤外線は皮膚の血液循環を助け、新陳代謝を活性化させる働きがある。サウナーの常連さんの中には、このベッド式の椅子で水風呂の後の休憩をする人もいるそう。
室温80~90℃で8分間隔のオートロウリュが楽しめるサウナ。サウナ考察ブログ『Saunology』は、ここの絶対湿度はフィンランドの適切な湿度帯にあると評価する。
ひとりで来られる方が増えました!
ルビーパレスのフロント統括リーダー、相原未香さん。どの時間帯にもそれぞれの客層を持ち、客足が途絶えないフロントを取り仕切る。
麦飯石のサウナで芯から温まる!
海底800mから採掘した特別な麦飯石を使った本格的なサウナは、強力な赤外線で体を芯から温める。
韓国伝統のアカスリで毛穴の汚れや角質を取り除くことでより発汗すると、サウナーからも大人気。
RUBY PALACE
[住]東京都新宿区大久保1-12-2 [営]24時間 [休]年中無休 [料]入館料4時間1980円(延長料金1時間880円)、10時間2420円(延長料金1時間550円)、麦飯石サウナ220円、アカスリ30分3300円、アカスリ40分4400円
サウナーたちの伝説のバイブル復汗!SJ MOOK『Saunner+(サウナープラス)』
サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』(2014年、小学館刊)が、7年の時を経てついに復汗(刊)! コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップして再登場!
定価1320円(税込)
B5判/132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252
取材・文/安念美和子