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いまさら聞けない!「月次」の読み方と正しい使い方

2021.07.01

ビジネスシーンでは、主に、理業務と関連深い「月次」という言葉。「月次決算」や「月次報告書」は、企業経営や株式投資の分野においても重要な役目を担っている。本記事では「月次」の読み方や、ビジネスシーンにおける「月次」や「月次決算」の意味について詳しく解説したい。

月次とは?読み方と意味

実は「月次」の読み方と意味は、2通り存在する。場面に応じて上手く使い分けられるように、それぞれの読み方と意味を理解しておこう。

月次の読み方は「げつじ」と「つきなみ」

「月次」の読み方は「げつじ」「つきなみ」の2通り。どちらの読み方にも「毎月決まって行われること、毎月」という意味がある。また、「月次(つきなみ)」と読む場合は「ありふれたこと、平凡であること」を指すニュアンスを含む。「月次(つきなみ)」は「月並み」と表記されることも多く、自らのありきたりな発言に対して謙遜の意味を込めた「月並みな表現ですが」という前置き表現は広く用いられている。

ビジネスで使われる月次(げつじ)の意味とは?

「月次(げつじ)」はビジネスシーン、特に経理関連の業務でよく使用される言葉。経理用語としての月次は「毎月の、月ごとの」を表し、「月次決算」「月次処理」などのように、毎月行われる経理業務を指す。また、「月」の部分を「日」「週」に変えた「日次(にちじ)」「週次(しゅうじ)」は、「日ごとの、毎日の」「週ごとの、毎週の」業務を表す時に頻繁に使われる。

企業の運営に欠かせない「月次決算とは?」

ここからは、「月次決算」について詳しく解説する。企業の運営には欠かせない月次決算の目的や流れは、経理担当者ではなくとも知っておいて損はないはず。

月ごとの企業の財務状況をまとめたもの

「月次決算」とは、文字通り「毎月行う決算業務」を意味し、タイムリーにまとめられた月ごとの財務状況のデータは、迅速な経営判断に役立てられている。経営陣は月次決算のデータをもとに、どのビジネスが好調・不調なのかを把握し、どのように業績を伸ばしていくか戦略を練ったり、場合によっては方針転換の判断を下したりする。

年次決算との違い

年次決算と月次決算は、その頻度以外にも違いがある。まず、年次決算は会社法や法人税法などによって実施が義務付けられている業務であるのに対し、月次決算は必ずしも実施する必要がない。

さらに、決算を行う目的も両者では異っている。年次決算の目的は主に2つ。一つ目はその年の納税額を決定する確定申告を行うこと。二つ目の目的は、株主や取引先に対して年間の売上実績や今後の経営方針を報告することだ。

つまり、年次決算は社外に向けて会社の収益や経営状況を知らせるのが主な目的であるのに対し、月次決算の一番の目的は先述の通り、月ごとの財務状況をまとめたデータをその後の経営判断に役立てることにある。また、月次決算を行っておくことで、年次決算業務をスムーズに進められるという経理業務の効率化も目的の一つ。社外に向けた情報公開のための年次決算とは異なり、月次決算は社内での情報活用や業務効率化を図るために行われる。

月次決算の流れ

次に、月次決算がどのように行われるのか、その流れを見ていこう。月次決算では、月末までの会計データを翌月初までに取りまとめるのが一般的。細かな流れは専門的な話になるためここでは割愛するが、大まかな流れだけでも知っておくと、イメージがしやすくなるはずだ。

【月次決算の流れ】

1. 決算整理

帳簿上の残高と実際の銀行口座の残高に差異がないかの確認や在庫金額を確定させるための棚卸し、未払い金や仮払い金の計上などを行い、当月付での取引金額の処理をすべて終える

2. 決算書の作成

一般的に損益計算書、賃借対照表などの書類が作成される場合が多い。

3. 月次報告

決算書を月次報告として経営陣に提出する。経営陣は、決算書の内容を確認し営業成績や今後の経営戦略を検討する。

月次データは株式投資にも活用できる?

社内での経営判断に役立つ月次報告書のデータ。実は株式投資にも活用できるのをご存知だろうか。最後に、月次データと株式投資の関係性を解説する。

 月次報告書を公開している企業もある

月次報告書は基本的には社内資料として活用されるものだが、中には社外に向けて月次報告書を公開している企業も存在する。一般公開された月次報告書のデータは、株式投資をする場合に活用できる貴重な情報だ。お目当ての銘柄が月次報告書を公開しているか、チェックしておきたい。

月次データでタイムリーな情報をチェックしよう

株の値動きは企業の業績に左右されると言われるが、その業績状況は3ヶ月おきの四半期決算後に情報として出回る。そのため、決算後のタイミングは基本的に株が値動しやすい。しかし、月次報告書を公開している企業であれば、毎月のデータに目を通しておくと四半期決算の発表前に業績をある程度予測することができるため、情報を先読みし、利益を得られるケースもある。

ただし、注目株の場合は月次データが発表された時点でその情報が株価に反映されることも珍しくない。また、月次データが必ずしも業績とは連動しない場合もあるため注意が必要だ。株式投資で失敗しないためには、こまめな情報収集が鍵を握る。月次報告書のデータが公開されているのであれば、利用しない手はないはずだ。

文/oki

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