小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

あなたはブルー?それともイエロー?パーソナルカラースタイリストに聞くマスクの色の選び方

2021.06.22

マスク生活が定着しているが、最近ではマスク選びの際に、ファッション性や色味などを意識して選んでいるかもしれない。ニューノーマルな時代の一つの流れとして、自分に合う色のマスクをつけることで、自分をよりよく見せる演出をするということがある。

今回は、マスクの「色」選びに着目し、パーソナルカラースタイリストに、自分に合うマスクの色の選び方や、自分に合うものを選ぶとどう変わるのかなどをアドバイスしてもらった。

マスクの色選び事情

プラネットが2020年7月に4,000人に対して実施した「マスクに関する意識調査」の結果、マスクの色選びについて次のことがわかった。

布マスクについて、「今使っているマスクの色」を尋ねたところ、全体では「白」が75.8%だったが、次いで「グレー」16.3%、「柄もの」14.3%、「薄いブルー」12.7%、「薄いピンク」9.7%と続いた。

男女別に見ると、男性は「白」が80.9%と女性の71.6%より多くなり、女性のほうが男性より目立って多かったのが「柄もの」21.0%(男性6.0%)、「薄いピンク」16.2%(男性1.8%)だった。また男性よりも女性のほうが白以外の色ものや柄ものを選ぶ率が高い。

年代別で見ると、20代男性は、どの年代よりも「黒」を20.6%と多く使用している。40代と60代男性は「グレー」が19%台と男性の中では多い結果となった。

60代女性は「柄もの」が31.8%、「グレー」が23.5%と多め。50代女性はどの年代よりも「薄いピンク」が21.0%と最も多く使用していた。

白のマスクが断トツで多いものの、グレーや薄いピンク、黒などを利用している人も見られた。

出典:株式会社プラネット「Vol.139 マスクに関する意識調査」

自分の合うマスクの色の選び方

マスクの色選びを追求したときに、その人の生まれ持った色と調和する「パーソナルカラー」の観点から選ぶという考え方を取り入れるのも一つの方法だ。

そこでパーソナルカラーの専門家に、自分に合うマスクの色の選び方のポイントを聞いた。今回、取材に協力してくれたのは、パーソナルカラリストの武田みはる氏だ。

【取材協力】

武田みはる氏
kotonoha代表 パーソナルカラリスト
「色で人生をより豊かにする」をコンセプトに、お客様の「似合う色」と「こころの色」を融合させたカラーコンサルティングを展開。パーソナルカラー診断は5000名を超える実績がある。色で売上を上げるカラー戦略から、人材の安定を図るカラーコミュニケーション研修まで色を通してビジネスを強くする活動を行っている。
https://kotono-ha.com

「ご自身の似合う『アンダートーン』の色を選ぶと、顔色がより明るく表情が豊かに見えます。アンダートーンは、ブルーベースかイエローベースかに分かれます。一般的に、日焼けして小麦色の肌になる方はイエローベースの方、赤くなってそのまま色が引いてしまう方はブルーベースと言えるでしょう。ただ、すべての方がそうではありませんので、一度プロのカラリストに診断を受けると良いでしょう」

「例えば、ピンクのマスクを例にしてみます。ピンクといっても黄みがかったピンクや、青みがかったピンクがあります。パステルピンクやショッキングピンクはブルーベース、コーラルピンクやサーモンピンクはイエローベースです。

ピンクや青といった色みで選ぶのではなく、ピンクなら温かみのあるサーモンピンク系か、すっきりとしたパステルピンク系かというところから選ぶとよいでしょう」

「ちなみに白マスクでもアンダートーンによって選び分けることができます。ブルーベースの方は真っ白な純白のマスク、イエローベースの方はアイボリーのように、ベージュに近い白の方が似合います」

まずは自身のアンダートーンを見極めて、マスクの色のベースとなる色を選ぼう。白のマスクでも、純白かアイボリーかを選び直してみるのもいいかもしれない。

パーソナルカラーのマスクをつけるとどう変化する?

自分に合ったパーソナルカラーのマスクをつけるとどのような変化があるのだろうか?

「パーソナルカラーを身に着けると、顔色が健康的に明るく見えて、第一印象がより良くなります。マスクは顔の半分を覆うので、似合う色かどうかで他人が受ける印象が違ってきます。ビジネスにおいて第一印象の良さは人間関係を円滑にし、信頼につながってきます。似合う色のマスクはご自身の印象をより良くして、取引先や社内の人とのコミュニケーションアップにも役立つでしょう」

ビジネスパーソンにとって、マスクの色選びは印象を決める重要なもの。ぜひ取り入れてみよう。

ビジネスでは似合う色、プライベートでは好きな色を

ところで、マスクはビジネスシーンとプライベートでは使い分けている人も多いだろう。それぞれ、色はどのように選び分けるといいだろうか。

「ビジネスシーンではパーソナルカラー、つまり似合う色のマスク、プライベートでは好きな色を選んではいかがでしょうか。

色は外見だけでなく、こころにも影響を及ぼします。好きな色を身に着けるとテンションが上がるのは、誰でも経験済みでしょう。また、好きな色と似合う色は、同じ人もいますが、基本的には別です。パーソナルカラーでない色でも、好きな色であればプライベートシーンで柄の一色に取り入れて、遊び心を楽しんでみるといいと思います。ビジネスとプライベートで色を使い分けることで色を楽しみ、色で生活がより豊かになることを願っています」

もちろん、マスクは機能が重要だが、毎日つけることを長期的に見た場合、パーソナルカラーを意識するのも一つの新しい時代の生き方といえるのではないだろうか。

取材・文/石原亜香利

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。