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「サウナは俳優の仕事に似ている」芸能界きってのサウナー、磯村勇斗さんが語るサウナから離れられない理由

2021.08.13PR

役によって出る汗の〝質〟が変わる

──今年は数多くのドラマに加え、映画『ヤクザと家族 The Family』劇場版『きのう何食べた?』など様々な作品に出演し、半グレ、同性愛者、将軍など幅広い役を演じています。磯村さん、それぞれの役を演じた後の汗を、言葉で表現してください。

「え~! 難しい!! 半グレの翼(役名)の汗は、やさしくてみずみずしく透き通った汗でした。同性愛者のジルベール(役名)の汗は、甘い中にピリッと辛いものがありましたね。将軍・家茂の汗は、ご立派でした(笑)。この汗を触ったらいいことがあるんじゃないかと、我ながら思ってしまいました」

──サウナでインスピレーションを得ることはありますか?

「あります。僕は短編映画『機械仕掛けの君』(WOWOW)の監督を担当させてもらったのですが、プロットを考え、脚本を書き、画の構図を決める時に、サウナで多くのひらめきを得ました。その内容を企画書にして、提案が通ったことが多々あります。俳優の仕事は現場がすべて。その場でインスピレーションが湧くことが多いです。しかし、僕が演じる役〝その人〟がどのような人生を生きてきて、何を感じるのか考える時に、サウナでアイデアを膨らますことはあります」

──磯村さんは、コロナ禍以前に、サウナの本場・フィンランドのサウナも体験しました。国内で印象に残っているサウナを教えてください。

「サウナは、施設の運営をしている人の愛が如実に表われると感じます。思いつくのは、東京・錦糸町『スパ&カプセル ニューウイング』。吉田支配人がサウナ好きで、来場者に愛を届けていることが伝わります。老舗ですが、いつもピカピカで行くたびに新しい発見があります。長野県の『The Sauna』の野田支配人も同じです。川を水風呂にするなど、様々な試みを行ない、おもてなしの精神に心が満たされます。〝サ飯(サウナご飯)〟もおいしくて、ここのラム麻婆ご飯が大好きです」

──『サウナーーーズ』は好評で、第2弾が製作されました。プール水風呂がある『Futtu villa』も体験していましたね。

「とても贅沢な経験をしました。翌日、偶然にも富津で別作品の撮影があり、1泊することができました」

──そこまで多様な施設を体験していると、審美眼も磨かれそうです。

「それはあるかもしれません。施設に入って、構造などのハード面、湿度や温度などのソフト面から、どういう人が、どういう思いでサウナを運営しているかを感じます。施設は年季が入っていても、隅々まで掃除が行き届いていたり、改善の跡を感じたり。サウナを愛する支配人が、サウナを育て続けているのかなと。完成して終わりではなく、お客さんのニーズを汲み取って、よりよいものを目指している。これは、お芝居に似ていると思います。お芝居も俳優とスタッフ、そしてお客様が一緒に舞台を作り上げていきます。それにはゴールがありません。みんなが一丸となりいいものを作っていくんです。人によって何を感じるかも違うし、表現できるものは変わっていく。そういうところも、僕がサウナから、離れられない理由なんだと思います」

心地よい熱さ……施設運営者の愛とホスピタリティーを感じる

磯村勇斗さん

『サウナーーーズ2 磯村勇斗×北村匠海』

放送中の『サウナーーーズ2 磯村勇斗×北村匠海』(WOWOW)では、ヴィヒタで体をたたき、マッサージや血流促進などの効果が期待できるウィスキングを習得し、親友の北村さんに施術するシーンも。

 

『サウナーーーズ ~磯村勇斗とサウナを愛する男たち~』(DVD発売中)では、芸人・やついいちろうさんとともに、本場フィンランドへ。地元では社交の場になっているサウナを体験。

【Information】

『サウナーーーズ2 磯村勇斗×北村匠海』(WOWOW)

サウナ道を歩む磯村さんの親友であり、サウナ仲間の北村匠海さんが参画。サウナの深い魅力をアピールし、サウナーを増やすミッションにチャレンジしていく。中村蒼さん、宮世琉弥さんも出演。
公式Twitter:@saunners
WOWOWオンデマンドで全話配信中:http://wod.wowow.co.jp/series/47144
※無料トライアル実施中

サウナーたちの伝説のバイブル復汗!SJ MOOK『Saunner+(サウナープラス)』

サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』(2014年、小学館刊)が、7年の時を経てついに復汗(刊)! コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップして再登場!

定価1320円(税込)
B5判/132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252

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取材・文/前川亜紀 撮影/小倉雄一郎(本誌) スタイリスト/齋藤良介 ヘアメイク/佐藤友勝
撮影協力/タイムズ スパ・レスタ

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