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愛犬家も納得の機能、安全性、デザインを備えたボルボの愛犬用ドッグベッド

2021.06.27

世界の自動車メーカーの中で、いち早くすべての車種の電動化を果たしたのが、北欧、スウェーデンのボルボ。かつてのエステート=ステーションワゴンメーカーというイメージから、今ではSUVにも力を注ぎ、XC90、日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のXC60、XC40などのヒット作が揃っている。

とはいえ、新世代ラインナップの新型が一通り発売され、新車攻勢に関しては、今はひと段落・・・という状況にある。が、そんなボルボにとっておきのニュースがある。ただし、ボルボオーナーの中で比率が高いと思われる、愛犬家向けの純正アクセサリーについてである。

これまでもボルボは様々なペットアイテムを揃え、純正アクセサリーとして用意し、愛犬家オーナーの要望に応えてきているが、新作は大注目と言える、ボルボの先進安全・運転支援機能と並ぶ!? 後席用ドッグベッドとして最高峰の機能、安全性、デザインを備えた逸品と言っていいものだ。

発売されたばかりのアイテムは2タイプ。まずは「愛犬用ドッグベッド(フルサイズ)」。後席に、前後のベッドレストにロープで固定して装着する、バスタブのようなデザインのドッグベッドで、後席四方全体を囲む形状のため、大型犬、多頭の乗車が可能で、後席部分の汚れを最小限にしてくれる効果がある。

本体の素材は、高級感ある、汚れに強く、愛犬の抜け毛のしつこい付着(刺さり)がない、清掃性にも優れた、シボ加工が施された上質な合成皮革を表裏両面に贅沢に使用(布地だと抜け毛がからみやすく、シミにもなりやすい)。もし汚れても、水で絞ったタオルなどで拭きあげればいいだけだ。

ボルボの北欧モダンなインテリアにぴったりの淡いグレーの上品なカラー、ブルーのトリムを組み合わせたデザイン性のセンスの良さもさることながら、サイドフラップ部にVOLVOのエンボスロゴ、後部のスウェーデンの国旗マークがあしらわれたアクセントも、ボルボオーナーを満足させるポイントと言っていいだろう。

機能性も抜群だ。乗降時には、サイドの乗降用フラップをたらすことで、サイドシルやシートサイドの汚れ、キズ付きを防いでくれる。前部には大きなメッシュ窓が備わり、エアコンの風通しを良くするとともに、前席の飼い主と、後席の愛犬とのアイコンタクトのしやすさを実現する。これなら、愛犬も飼い主も快適・安心にドライブを楽しめるというわけだ。

さらに「愛犬用ドッグベッド(フルサイズ)」には、ボルボ60シリーズ以上に備わる、ボルボの室内空調装備の特徴でもある、Bピラーに設けられたエアコン吹き出し口に対応する、小さなメッシュ窓も完備。愛犬用ドッグベッド内にもしっかりエアコンの風が届くように配慮されている。

愛犬のための快適性、安全性も、さすがボルボのアクセサリーとしてぬかりはない。メッシュ窓とともに愛犬の快適性に役立つのが座り心地と寝心地だ。収納性に考慮された4分割の底板にはこだわりがあり、愛犬が快適に寛ぎ、寝られるように、約5mm厚のスポンジと約5mm厚の発泡ボードボードをラミネート。ソフトなタッチを実現するとともに、振動を吸収する役割も果たす。ボルボのすべてのモデルに共通する素晴らしい乗り心地に拍車をかけた、愛犬のための居心地の良さを実現しているというわけである。

安全性では、綿密に計算されたジッパーのレイアウトによって、愛犬用ドッグベッド装着時でも後席用シートベルトが使える点に注目である。ボルボには「ドッグハーネス」と呼ばれる、後席のシートベルトに装着する愛犬用シートベルト(愛犬のサイズに合わせた4サイズ)が用意されているのだが、それがしっかりと使える仕様になっている。

使わないときには、畳んでコンパクトに収納できるような配慮もなされているから嬉しいではないか。

一方、「愛犬用ドッグベッド(ハーフサイズ)は、後席で隣に飼い主が座わることもできる、中小型犬用の愛犬用ドッグベッド。素材、デザイン、カラー、クッション性のある底板、乗降用フラップの仕様、後席用シートベルトが使用できる点などはフルサイズと共通で、こちらは左右にメッシュ窓を完備。

後席左右どちらに付けても通気性に優れ、愛犬と飼い主のアイコンタクトも可能となる。

なお、ボルボの愛犬用ドッグベッドのフルサイズとハーフサイズは、全国のボルボディーラー、ショールームで取り扱い中。価格はフルサイズ4万9500円(税込み)、ハーフサイズ3万5200円(税込み)となっている。ドライブ中の愛犬にもボルボならではの安全と安心をもたらしてくれるこのアイテム、愛犬家ボルボオーナーはもちろん、他ブランドのクルマに乗る愛犬家ユーザーも使いたくなるような、愛犬のための理想的なドッグベッドと言っていいだろう(プロデュースは、モータージャーナリストにしてドッグライフプロデューサーでもある私、青山尚暉がかかわりました)。

VOLVO WITH PET
https://www.volvocars.com/jp/About/Our-Stories/Volvo-Pet

写真/雪岡直樹・青山尚暉

文/青山尚暉

モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。

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