アウトドアブームにより、登山や旅行シーンでカメラを楽しむ人が増えています。悪天候や衝撃から大切なカメラを守るために、高性能のカメラリュックを使ってみませんか? 今回は、機能性に優れたおすすめカメラリュックをご紹介します。
目的に適した選び方を! カメラリュック選びの基本とは
まずは、登山・旅行・キャンプなど、目的に合ったカメラリュックの選び方を紹介します。
登山などの本格アウトドアなら大容量のカメラリュックがおすすめ
約20~40Lの大容量カメラリュックには、カメラ機材のほか、宿泊に必要な生活用品なども収納できます。大容量のカメラリュックを選ぶ際には、カメラと生活用品のスペースが分かれているタイプや小物スペースのあるタイプ、マジックテープなどで内部を仕切るタイプがおすすめです。
日帰り登山や旅行・普段使いにも最適! 小型タイプのカメラリュック
カメラリュックは、両手が空くので移動しやすく、荷物を背負ったままの撮影も可能です。さらに小型タイプなら、登山や旅行だけでなく、普段使いもできます。小型のカメラリュックには中が仕切られていないものもあるので、ポーチなどの小分け袋を使用して収納を工夫しましょう。
登山やキャンプでの急な雨にも対応! 防水機能のあるカメラリュック
アウトドアシーンでは、急な雨などでリュックを濡らしてしまうこともあります。そのためカメラを守るために、水濡れ対策が必要です。完全防水機能のリュックなら安心ですが、防水機能がついていなければ、撥水加工生地のレインカバーが付属しているリュックを選びましょう。
高いデザイン性・機能性で定評のある有名ブランドのカメラリュック
Manfrotto・TARION・BAGSMARTなど、カメラリュックには多くの有名ブランドが参入しており、愛好家にも定評があります。有名ブランドには、積み重ねられた信頼と安心感があります。さらにHAKUBAなどの国内企業は、日本人体型に合わせた商品開発を行なっている点も魅力です。
ハードな撮影? それとも気楽な撮影? 状況から選ぶカメラリュックおすすめ7点
カメラリュックは、機能もサイズも多種多様で、数多くの商品が販売されています。ここからは、おすすめのカメラリュックを用途別にご紹介します。
安全・快適にサポート! 登山にも適した機能満載のおすすめカメラリュック
過酷な環境下での使用に最適なのが、山での撮影も可能とするカメラリュックです。
TARIONは、カメラバッグやカメラ周辺機器を販売しているブランド。容量は約25Lで、多くのカメラ機材と日用品を分けて収納できます。三脚、水筒、テント、登山スティックなどの必需品も収納可能です。
耐久性や耐衝撃に優れた撥水ナイロン生地が採用されており、突然の雨にも対応。さらに、人間工学による設計が、体への負担を軽減します。
【参考】大容量で機能満載!登山中の撮影もしっかりカバーするカメラ専用バックパック「ラドパック2.0」
収納や取り出し時の利便性を追求! 2気室構造のカメラリュック
カメラ機材と生活用品を入れるスペースがあらかじめ分かれている2気室構造は、収納しやすく取り出しやすいのが特長です。
こちらのHAKUBAのカメラリュックは、機能性はもちろん、都会的でスタイリッシュなデザインも魅力的。下段のカメラ収納部が前開きなので、急なシャッターチャンスでもサッとカメラを取り出せます。上段スペースはフラップを開けずに天面の開口部からの取り出しも可能。およそのサイズは280(幅)×420(高さ)×150(奥行き)mm、重量は約740gと軽量でコンパクトなので、普段使いにも適しています。
三脚もまとめて持てる! 三脚ホルダー付きカメラリュック
撮影対象によっては欠かせない三脚。リュックに固定できれば、過酷なフィールド移動もスムーズになります。
Lowepro「プロタクティック BP450AW II」は、ストラップや三脚ホルダーにより、バッグの外側に三脚を取り付けられます。上部・両サイド・背面の4方向からカメラを取り出せるのも便利。耐衝撃性に優れ、撥水素材仕様のレインカバーも付属しています。
高い保護機能を実現! 本格プロ仕様のカメラリュック
マンフロット「MP-BP-20BB」は、多くのカメラ機材を持ち歩くプロのために作られ、耐振動や耐衝撃に優れた機能を備えたカメラリュックです。
ショック吸収型の仕切りで内部をカスタマイズでき、三脚もリュックの外側に装着可能。また、衝撃に強い多層構造素材が安全なカメラワークを実現します。航空会社によってサイズ規制が異なる可能性もありますが、機内持ち込み荷物の標準サイズに適合しています。
カメラ女子のためのバッグならコレ! 高いデザイン性・機能性を誇るカメラリュック
K&F Conceptによる、オシャレで機能性にも優れたカメラリュック。大きめの容量ながら1kg以下と超軽量で、普段使いにも向いています。
衝撃からカメラを守る保護機能も充実しており、外出撮影に必要なものをまとめて収納できます。上部は日用品、下部はカメラを収納できる2気室構造。撥水加工素材を採用し、レインカバーも付属しているため、急な雨にも対応できます。
機能性、デザイン、容量、収納力、登山用、カメラ女子向け、タイプ別のカメラリュックおすすめ15選
旅行の必需品! 軽量でコンパクト、普段使いにも便利なカメラリュック
旅行時は、軽量で小回りが効きながらも、大切なカメラをしっかり保護できるカメラリュックがベスト。
マンフロット「NEXT コンパクト バックパック/MB NX-BP-BU」は、上段に日用品、下段にカメラを収納でき、ノートPCを収納したり三脚も外側に固定できます。撥水素材で、突然の雨にも対応できます。シンプルで0.79kggと軽量ながら、カメラ撮影に必要なパフォーマンスを兼ね備えています。
ベルト固定で長時間フィールドワークの助けに! 体への負担を軽減するカメラリュック
HAKUBA「GW-PRO RED フェイスゲートローラー 02 カメラバッグ」は、日本人の体型にフィットするような背面設計と、ウエストベルト・チェストベルトによる固定で、首や肩、腰への負担を軽減します。
特殊な方法で3種類の素材を貼り合わせ、優れた強度・軽さ・防水性を実現しています。また、耐水圧1500mmのレインカバーも付属。悪条件下でも高いパフォーマンスを発揮します。
【参考】ハクバ公式サイト製品詳細ページ
普段使いもできるおしゃれなカメラバッグから、プロ仕様のカメラバッグまでを紹介してきました。あなたの撮影スタイルに合ったカメラリュックを選び、快適なカメラライフをお過ごしください。
※データは2021年6月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット