小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

部屋に浮遊するカビを取り除く空気清浄機の上手な使い方

2021.06.20

2021年は西日本各地で記録的に早い梅雨入りとなった一方、関東甲信地方では平年よりも遅い梅雨入りとなった。

春も過ぎ、気温も湿度も高まる梅雨はカビが発生しやすい季節だ。家庭で、壁の一部に黒いカビが生えた、外出から帰るとカビ臭を感じるなど、カビを目にする機会も多いのではないだろうか。

肉眼で見えないため普段は意識しないが、実はカビの胞子はご家庭の空気中に浮遊している。そこでエレクトロラックスは、空気清浄機を使ったカビ対策について、環境微生物学・公衆衛生学の専門家 日本防菌防黴学会顧問の坂上吉一先生のお話と、エレクトロラックスが実施した『空気清浄機「Pure A9」を使用した場合の浮遊カビの減衰』試験結果を交えて紹介した。

エレクトロラックスが提案する梅雨のエアケア

除湿だけでは不十分!空気中に浮遊しているカビの胞子がカビ発生の根源

湿度だけが発生原因ではなく、また除湿だけでカビ自体を除去できるものではない。カビは「温度」「湿度」「エサとなる有機物」の3条件を好む。カビの胞子は空気の流れによって運ばれ空気の動きがない場所に定着し条件が揃えば増える。

一般的に、空気中(1㎥)には常に数個~数千個のカビ胞子が浮遊しており、壁紙、カーペットや畳、エアコン内部などに潜み、繁殖しようとしている。

一年の中でもカビ発生の3条件が揃いやすい梅雨は、まさにカビにとって最高の環境となりやすい季節だ。(注1)

カビが発生する3条件

湿度:一般的なカビは80%以上、水分活性(Aw)が0.80以上(注2)

温度:25~30℃が最適

有機物(エサ):食べこぼし、ハウスダストなど

エアコン機能で部屋の温度を下げること、除湿することも大切だが、それだけで空気中を浮遊しているカビ胞子を除去することはできない。空気清浄機で浮遊しているカビを除去し、また、カビのエサとなるハウスダストなどを清浄化し、カビ発生の条件を減らすことで、さらなる効果が期待できる。

浮遊カビをとり除く 空気清浄機の上手な使い方

<1>部屋の中心に置き、空気の流れを作る

カビの胞子は定着先を求めて空気中を浮遊している。そのため空気

清浄機は部屋の中の空気の流れをキャッチできる場所に置くことが肝心だ。

エレクトロラックスの空気清浄機「Pure A9」は、360°全方位から空気を吸引可能な5角形のペンタゴンデザインでスパイラル状の空気の流れを作り出す。部屋の中心に置くことで、全体の空気を動かし、部屋の隅々までキレイな空気を届けることが可能だ。

<2>カビやハウスダストが床に落ちる前に稼働する

人が歩いたり、エアコンを稼働したりすると、カビ胞子やハウスダストが舞い上がる。床に落ちる前に空気清浄機を稼働することで、カビやハウスダストを集じんし、部屋の中へカビ胞子が定着することを防げる。人が寝静まっている夜間や出かけている間も稼働させる、スケジュール機能を活用するなどを心掛けるとよいだろう。

<3>エアコンと空気清浄機を併用して使う

除菌機能がないエアコンは空気を循環させているだけとなる。エアコンと空気清浄機を併用して使うことで空気中のカビを除去することができる。(一部のエアコンは外部より新鮮な空気を取り入れ循環させる機能がある)

空気清浄機がカビ胞子を集じんし、空間をキレイに

エレクトロラックスでは、空気清浄機による空気中に浮遊しているカビの除去テストを実施。空気清浄機を90分間運転し、運転していない環境(自然減衰)と比べカビが極端に減少していることがわかる。

<空気清浄機「Pure A9」を使用した場合の浮遊カビの減衰>(注3)

自然減衰(赤線):140万個の菌液が緩やかに減少し、90分後もなお57万個も浮遊している。

Pure A9(青線):180万個の菌液が30分後には1100個、60分後に約1/10000の50個に激減している。

※試験概要:容積約25㎥中に菌液を噴霧。注3を参照。

図2/左:アオカビの顕微鏡写真 丸くみえるのが胞子/右:カビのライフサイクル(生活環)

坂上吉一先生のお話

カビは家庭内の条件が揃うところで発芽し、菌糸を伸ばし始めます。菌糸は枝分かれしながら周囲への生息範囲を広げ、それらのカビが胞子を作り、新たな生息場所を求めて空気中に飛び出していきます。カビが生息範囲を広げる過程で空気中に胞子が浮遊することになります。

カビが定着した後、除菌対策を怠ると「カビが生育できる場所」が存在し続けることになりますので、カビの大量発生に繋がります。

1個のカビは1~100μm(マイクロメートル、1μmは1/1000mm)しかなく、肉眼では見ることはできません。ではなぜカビを見ることができるのか。最初は1個だったカビも条件が適した環境になると一気に増えます。目に見えているカビはカビの塊(コロニー:集落)なのです。

 エレクトロラックス空気清浄機URL:https://www.electrolux.co.jp/appliances/aircare/

構成/ino.

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年3月15日(金) 発売

DIME最新号はデザイン一新!大特集は「東京ディズニーリゾート&USJテーマパークの裏側」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。