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デザインも中身も劇変!販売好調のホンダ「ヴェゼル e:HEV Z」は買いか?

2021.06.15

事前受注からわずか2カ月で約3万台の受注となり、スタート絶好調なのが、新型ホンダ.ヴェゼル。1.5Lエンジン+2モーターのe:HEVモデルをメインに据え(1.5Lのガソリン車も用意)、水平基調のスタイリングで欧州プレミアムSUVに迫る存在感、上質さを演出。特にリアルタイムAWDモデルはプロペラシャフトを介した本格的な4WD性能を備え、それでいて、ホンダ独創のセンタータンクレイアウトによって、後席のフロアはほぼフラット。デザイン、パッケージ、そして新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT」を通じた「Honda Total Care プレミアム」を提供するなど、進化は著しい。

「Honda CONNECT」では、スマホがデジタルキーになったり、リモートでエアコンを作動させることもできるから新鮮で便利この上なく、さらに車内Wi-Fiまであるのだから、スマホ、タブレット愛用者にとっては嬉しすぎる機能満載と言っていい。

そんな新型ヴェゼルのe:HEV Zグレード(AWD、およびFF)で、東京~那須高原間の往復約400kmを試乗した。

運転席に乗り込めば、まずは全方向の視界の良さと、大型化されたシートのかけ心地、特に背中を包み込むようなやさしいホールド感に好感が持てた。現行フィットから採用された、オペレーター対応の赤いSOSボタン、青いトラブルサポートボタンも備わるため、出発前から安心感は絶大である。

新型ヴェゼルは後席の快適感にも注目だ。フラットフロアで乗降性は文句なく、身長172cmの筆者のドライビングポジション背後に着座すれば、先代比+35mm、約290mmもの、上級SUVのCR-V同等の膝周り空間が確保されている。後席の背もたれは固定式だが、角度は絶妙。快適感ある乗車、ドライブが楽しめる。全高、室内高が低まってはいるものの、正面を向いている限り、頭上方向の圧迫感は(身長172cmの筆者の場合)、ないに等しい。軽く触れるだけで点灯する静電タッチ式LEDルームランプの装備も使い勝手が良く、後席エアコン吹き出しも完備している。

まず、e:HEV ZのAWDモデルを走らせれば、先代の硬すぎた乗り心地(欧州仕様のボディ強化、足回りを奢ったツーリンググレードを除く)、骨太過ぎた操縦性に対して、新型、特にAWDモデルはコンフォート寄りの足回りにセッティングされているため、乗り心地はフラットかつプレミアムな快適感を披露する。その進化は著しく、このクラスのコンパクトクロスオーバーSUV最上の乗り味と言っていい。操縦性は先代の骨太さはどこへやら、安心感と軽快感を見事にミックスした扱いやすさ、親しみやすさがある。

車内の静粛性も高い。これはAWD、FFを問わずで、ノイズによるストレス軽減効果に加え、Apple CarPlayやAndroidautoに対応したオーディオで音楽を聴くにも最適だった。当日は梅雨の合間の夏日だったのだが、インパネ左右にあるそよ風アウトレットを採用した心地よいエアコンの空調性能も文句なし。運転席、助手席乗員がそれぞれ心地よい空調温度、エアコンの風の当たり具合を見事に調整できた。

東北自動車道ではホンダ最新の先進運転支援システム=ホンダセンシングに含まれる渋滞追従機能付きのACC、タイプ別設定のブラインドスポットインフォメーションによって、ペダル操作から解放され、レーンチェンジも不安なし。しかも、車線維持支援システムのLKASの作動も見事で、ステアリングに軽く手を添えているだけで、直進時はもちろん、カーブも見事にトレース。安定感は抜群である。

新型ヴェゼルの動力性能は、東京都内、高速道路、那須高原の山道を走破したが、ズバリ、ジェントルな性能と言えるものだ。スペックとしては1.5Lエンジンが106ps、13.0kg-m。モーターが131ps、モーターが25.8kg-mというもので、モーターパワーに関しては1モーターだった先代を大きく上回るのだが、過剰な速さはない。あくまでスムーズかつ静かな加速力に徹しているという印象だ。

ドライブモードはECONになるエコ、ノーマル、スポーツが選べ、その違いは明確で、好みに合わせて選ぶことができる。また、ステアリング奥には減速セレクターが備わり、パドルシフト同様の使い方ができるのも、キビキビとした運転に威力を発揮する。

だから、東京から那須高原までの片道約200kmのドライブもストレスフリー。リゾートライフを楽しむのに、現地に着いた頃に運転疲れしてしまっていてはそれからのスケジュールが台無しだが、新型ヴェゼルなら絶好調のまま遠出でき、荷物もたっぷり積み込んで、目的地に辿り着けるというわけだ。

右は純正アクセサリー装着車

ちなみに全車18インチタイヤを装着しているが、FFモデルは、乗り心地に関してのみ、印象が異なる。AWDモデルに比べ、ややソリッドかつ硬めのタッチに終始する。とは言っても、先代モデルと比較すれば、雲泥の差の乗り心地の良さ、軽快.爽快な操縦感覚に満足できるはずである。

ところで、東京都内、日常的な走行で大感動したのが、ヴェゼルとして新たに採用された電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能だった。特に、信号待ちやスーパーマーケットなどの料金所での一時停止時に、ブレーキを踏まず停止保持できるオートブレーキホールド機能は、ホンダ車初のメモリー付きとなり、一度ONにしてしまえば、エンジンを切った後も機能が維持されるようになったのである。欧州車では当たり前のオートブレーキホールド機能のメモリー機能だが、あるとないのとでは、使い勝手が大きく異なるのである。

ところで、新型ヴェゼルのグレード選びだが、新型らしさをフルに味わうなら、最上級のe:HEV PLaYグレードになる。Honda CONNECTナビやパノラマルーフ、後退出庫サポート機能、オシャレさ極まるシート表皮デザインのプライムスムース×ファブリックのコンビシートが備わり、そして何と言っても、新型ヴェゼルをより一層スタイリッシュに見せてくれる2トーンカラーのボディが選べるからである。

ただし、納期は来年以降だそうで、これは悩める...。より早く新型ヴェゼルに乗りたい、また、乗り心地を重視したいというなら、今回試乗した、PLaYグレードより約40万円安のe:HEV ZグレードのAWDモデルになるだろう。PLaYグレードは今のところ、FFのみの設定なのである。こちらでも装備は充実、Honda CONNECTディスプレーなどをオプション装着することが可能だ。

なお、新型ヴェゼルのエクステリアデザインで特徴的なボディ同色のフロントグリル回り、エクステリア全体は、ホンダ純正アクセサリーのエクステリアパーツでガラリと印象を変えることもできる。

新型ホンダ.ヴェゼル
https://www.honda.co.jp/VEZEL/

ホンダアクセス ヴェゼル
https://www.honda.co.jp/ACCESS/vezel/

写真/雪岡直樹

文/青山尚暉

モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。

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